こんにちは。すぎっちです。
シグマのフルサイズミラーレスカメラSIGMAfpが気になる人のためにSIGMAfp使い倒しレビューをまとめました。
シグマfp購入の参考にしてもらえると嬉しいです。
- SIGMAfpとは
- SIGMAfpの外観レビュー
- SIGMAfpの写真作例
- SIGMAfpの動画作例
- SIGMA fpの楽しみ方
- SIGMAfpのおすすめアクセサリー
- SIGMAfpの悪いところ
- 最後に
SIGMAfpとは
シグマfpはレンズメーカーのSIGMAが発売しているフルサイズセンサーを搭載したミラーレスカメラです。
革新的なコンセプト
三つのコンセプトを元に作られた新しいミラーレスカメラ、それがシグマfp。
『ポケッタブル・フルフレーム』
『スケーラブル』
『シームレス』
その形からもわかるように、これまでにないミラーレスカメラのあり方を提案してくれています。
SIGMAfpのスペック
SIGMA fpの主なスペックは次の通りです。
|
SIGMA fp |
発売日 |
2019.10.25 |
価格 |
22万円(税込) |
サイズ |
112.6 x 69.9 x 45.3mm |
重量 |
310g |
センサー サイズ |
35mmフルサイズベイヤー センサー |
有効画素数 |
2460万画素 |
マウント |
Lマウント |
特にサイズと重量が他のフルサイズ一眼と比べると本当にコンパクト!
Lマウントレンズが使える!
Lマウントは『シグマ』『ライカ』『パナソニック』でアライアンスを締結したマウントで、各社から特徴的なレンズが発売されています。
レンズ選択肢が多いと同時にカメラ本体も使いまわせるのでフレキシビリティが高いです。
その他の詳しい内容についてはこちらの記事をご覧ください。SIGMA fpのおすすめポイントとイマイチな点も紹介しています。
SIGMAfpの外観レビュー
キットレンズの45mmF2.8DG DNをつけた状態。フードをつけるとそこそこレンズが長く見えます。
レンズフードを外した状態。こうやってみるとそこまでレンズは長くないでしょ?
本体はそこそこ厚みがあります。
上からみたところ。私は裸族なのでグリップも保護フィルターも保護フィルムもつけずにいますが快適に撮影できています。
また別途記事にしたいのですが、マイク端子の蓋がいつの間にか空いてしまうのはなんとかして欲しいです。
正面からみた姿が一番かっこいいですよね。
α6400とSIGMAfpの大きさ比較もしてみました。
正面から見るとfpの方が小さい:(;゙゚'ω゚'):
— すぎっち / StudioCEDAR (@cedar_studio) 2020年2月14日
でもa6400の方がチョー軽い^ ^#SIGMAfp #a6400 pic.twitter.com/JmDbnLn2Gc
SIGMAfpの写真作例
実際にシグマfpでどんな写真が撮れるのか紹介します。
写真作例
どれもあまり考えずにシャッターを切っただけですが、出てくる写真はどれも驚きの写真ばかりでした。フルサイズセンサーの余裕感もあると思いますが、カラー設定がいい『アジ』を出してくれています。
SIGMA fp写真作例まとめ記事
その他のSIGMA fpの作例はこちらの記事にまとめています。
SIGMAfpの動画作例
シグマfpの特徴はRAW動画が撮れることです。
その他のミラーレスカメラと比べて大きなアドバンテージを持っているのがこの部分ですが、シグマfpには手ぶれ補正がない(電子手ぶれ補正はあります)などのデメリットも存在します。
自分史上最高のVLOG
自分史上最高のVLOGを撮影することができました。
関連記事はこちら。
SIGMA fpの動画ファーストテスト
実際に撮影した作例をみてどんな動画が撮れるのか判断してもらえると嬉しいです。
この動画の内容を詳しく解説している記事はこちらです。
江戸東京たてもの園での作例
江戸東京たてもの園に友達と行った際の様子をVlogにしてみました。
全てSIGMAfp手持ちで撮影しています。
関連記事はこちら
SIGMA fpの楽しみ方
実際にSIGMA fpでどのように楽しむのか提案します。
オールドレンズを楽しむ
シグマfpはフルサイズセンサーを搭載しているので、マウントアダプターを取り付けることでオールドレンズなども使うことができます。
私はヤシコンマウントのCONTAX Planar 50mm F1.4を持っていたのでマウントアダプターを購入してSIGMAfpでオールドレンズ遊びをしています。
SIGMAfpとオールドレンズで撮影した作例はこちら。
SIGMA fpで『色』を探してみる
SIGMA fpを使い出して変わったのは『色』を探していること。
特にティールアンドオレンジ(T&O)というカラー設定が魅力的なので、T&Oに最適な色の被写体があったらついついシャッターを押してしまいます。
特に朝焼けや夕焼けは最高の被写体になります。
その他の作例についてはこちら
構図がー!、ダイナミックレンジがー!と言っていた人ほど、一度SIGMA fpを使ってみて欲しいです。一発でSIGMA fpの虜になりますよ。
SIGMA fpで既成概念を打ち破る
知らぬ間に凝り固まった既成概念をSIGMA fpは壊してくれます。
詳しくはこちら
- ファインダーがなくても全然平気!
- メカシャッターじゃなくても気にならない!
- グリップなくても使えるよ!
- バッテリー容量が心配なら予備バッテリーでいいじゃない!
これは一例ですが、私がSIGMA fpを使い始めて感じたこと。これまでのこだわりは一体なんだったんでしょう。新しいカメラとの付き合い方を提案してくれるのがSIGMA fp。なんとなくモヤモヤしている人には最高の一台になると思います。
SIGMA fp購入前夜
SIGMA fpはあまりにも突拍子もないカメラだったので、購入する前に躊躇いがありました。そんな私が購入に至った経緯を紹介します。
突然の発表
SIGMAは当初フルサイズFoveonセンサーの開発をすすめていると考えられていました。ところが実際に発表されたのはベイヤーセンサーのSIGMA fp。
さらに通常のカメラの常識を打ち破るような画期的なカメラでした。
感情が迸るままにまとめたきじはこちら
欲しすぎたのでディスってみた
あまりにも魅力的なカメラで少しでも緊張を緩めると一気にfp購入に傾いてしまうと思い、あえてSIGMA fpの悪い部分をまとめる記事を書いてみました。
- ファインダーがない
- 手ぶれ補正がない
- メカシャッターがない
- 価格が高い
など、いろんな面からSIGMA fpをディスってみました。しかし結果は見ての通り。。。
(購入前提で)メインカメラとの使い分けを考える
もう購入前提になってしまっているのですが、私がメインで使っているソニーα7RⅢとどのように棲み分けるのか考えてみました。
通常ならSIGMA fpはサブカメラの位置付けになりますが、これまでサブカメラを何台か購入して後悔してきた経緯があります。
サブカメラに関する後悔についてはこちら
なので今回はメインカメラとサブカメラという関係ではなく、両方ともメインカメラとして使い続ける『ダブルメインカメラ』として考えました。
そうすると不思議と気持ちが落ち着いてポチるまでの障害が低くなりました。
SIGMA fp到着前夜
もしかするとカメラは到着する直前が一番楽しいかもしれません。
私も到着前夜にこんな記事を書いていました。
SNSではSIGMA fpの作例がたくさん出ています。
ぜひ到着前夜はそんな作例をみながら、今後SIGMA fpとの楽しい時間をイメージしながらゆっくりとお過ごしください。。。
SIGMAfpのおすすめアクセサリー
シグマfpは拡張性を重視したミラーレスカメラなので多くのアクセサリーが用意されています。
逆にいうと通常のカメラについているようなものが付いていないので、アクセサリーを取り付けて拡張する必要があります。
その代表例がファインダーです。
シグマfpにはファインダーがないので、どうしてもファインダーを覗いて撮影したい人はこんな大きなファインダーを取り付ける必要があります。
私も当初『ファインダーがないと』と思っていたのですが、シグマfpを使ってみるとファインダーはなくてもなんとかなるなと思い始めました。カメラ業界の常識をいい意味で破ってくれるのがシグマfpです。そんな驚きの気持ちのまま書き上げた記事がこちらになります。
アクセサリーはその他にも色々と用意されているのでこちらの記事を参考にしてください。
SIGMAfpの悪いところ
シグマfpを使い続けて私個人としてはみんなにおすすめしたいカメラの一台ですが、fpにも悪いところはあるのでお伝えします。
主な悪いところは次の通りです。
- 手ぶれ補正がない
- 電子シャッターがない
- Wi-Fi通信がない
詳しい内容はこちらの記事からどうぞ。
なくてもいいよという人もいると思いますが、購入してからこんなハズじゃなかったと思われるのも悲しいのでしっかり認識してから購入してください。
ちなみに、Wi-Fi通信がないのは意外と知られていないので気をつけて!
最後に
楽しんでSIGMA fpを使ってきましたが、最終的にはSIGMA fpを手放してしまいました。私の使い方とSIGMA fpが少しずつ離れていった感じがします。
私にとっては最終的にお別れしてしまったSIGMA fpですがあなたにとっては素晴らしい一台になる可能性もあります。そんな魅力満載のシグマfpをあなたにも使って欲しくて書き上げた記事。ぜひ購入の参考にしてくださいね。