こんにちは。すぎっち(@cedar_studio)です。
ずっと前に撮ったのに現像せずに一年以上放置しているフィルムってないですか?私もありました。Kodak EKTAR H35で撮ったフィルムが一本残っていました。
リバーサルフィルムになるとネガフィルムの4〜5倍くらいの現像費用になるんですよね〜。それをようやく現像したのでEKTAR H35でリバーサルフィルムを使った作例として紹介します。
ちなみに他のフィルムの作例はこちら!
EKTAR H35のまとめ記事はこちら!
久しぶりのエクターH35はやっぱりかわいいよね!
使用フィルムはFUJIFILM PROVIA100F
富士フイルムのフィルムシミュレーションでスタンダードな色味として用意されているのがプロビアですが、フィルムのプロビアはリバーサルフィルムなので一般的なネガフィルムとは全く違うので要注意です!
リバーサルフィルムはネガフィルムに比べて、露出の許容範囲が狭まく撮影時に慎重に露出を決める必要があります。(EKTAR H35は自分で露出は決められませんが、、、)フィルム自体の値段も高く、さらに現像代も高くなるため正直簡単に手を出すべきでないかと思います。
が、露出がはまった時の写りは素晴らしくネガにはない色味を出すこともできます。今回紹介する作例も基本はスキャンデータのままでお届けしますが、カットによっては彩度を増したかのように見えるかもしれません。
コテコテ感を楽しんでね!
Kodak EKTAR H35の作例
PROVIA100FはISO感度が100しかないためEKTAR H35で使う場合は注意が必要です。室内だと確実に露出不足になってしまいます。曇天でもちょっと暗めにしか撮れないので、夏の晴天を狙って装填してみました。
空の雲の部分は飛んでいます。快晴すぎても良くないから難しい。笑
室内ではもちろん暗くなってしまいますが、窓の外とのコントラストが効いて個人的には好きなカット。
ひゃくまんさんもちゃんと写りました。この時はソニーのRX100m3も持っていたのでこちらの記事で作例をまとめました。よければご覧ください。
曇天の空は少し暗く写りますがそれはそれで味があって好きです。
快晴すぎてハイライトは飛んでしまっていますが稲の緑と空の青が鮮やかに出ています。決して彩度を上げたりはしていないのにこの写りをするのはやっぱりリバーサルフィルムのいいところ。
スマホで撮ると暗いところも明るく写るので撮りたいように撮れないことが多いですが、EKTAR H35は露出固定なので想像通りの写真が撮れます^^
金沢21正規美術館の中はちょっとくらいかなと思いながら撮りましたがなんとか写ってました。
特急列車の中で撮ってみましたがやっぱり全然撮れていません。
線路下の光が差し込む様子がきれいだったのでパシャリ。
名古屋のささしまライブから中川運河を運行している船に乗って名古屋港まで。
ハーフサイズカメラは自然と縦構図になるから、縦構図好きのボクとしては最高だね!
ちなみに今回のロールでボクが好きだったカットはこちら。
「ザ・夏!」って感じが撮れた。実はこの後急に天候が悪化して土砂降りが降り出すことをこの時は知らなかった。
特急電車の中から撮ったんだけどおどろおどろしい雰囲気がすごく好き。
みんなが記念撮影するあそこ。人がいなくなったタイミングを狙って。
EKTAR H35の描写で解像度はあまり期待していないんだけどちょうどいい距離のところはビシッと写るからやめられないの。
まとめ
EKTAR H35はシャッターを押すことしかできないトイカメラだけど今回の作例みたいに「シャッター押しておいてよかった!」と後で思えるような作例が撮れるのでやっぱりみんな一台は買っておいたほうがいい笑
36枚撮りで72枚撮れるからお得なんだけど、リバーサルフィルムを装填するのは正直やりすぎたと思っているので、みんなはおとなしくISO200くらいのネガフィルムを使ったほうがいいかもね^^;
最後まで読んでくれてありがとう!できればブックマークとシェアしてくれると嬉しいな^^