ゼロイチ動画塾

何気ない風景を撮り続ける『ジモグラファー』によるブログ!

SIGMA fp x MOVIE x 1st Test 【動画作例】

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こんにちは。ゼロイチです。

SIGMAfpをゲットしてから、fpの楽しさにハマってしまいずーっと写真を撮ってきていました。しかしそもそもfpの大きな特徴の一つに『RAW動画が撮影できる』ことがあり、それを期待してゲットしたのに全く動画を撮影していないことに気付きました^^;



そこで近所で試し撮りをしてきたのでファーストテストとして作例をアップします。



 

RAW動画ってなに?

ミラーレスなどで動画を撮影する場合、通常はmp4やmovで撮影するかと思いますが、これからは写真でいうところのjpegになります。

jpegはRAWデータを圧縮した写真データですがmp4やmovも同様で、生のデータ(RAWデータ)をエンコード(いわゆる圧縮)したものがmp4やmovになります。



SIGMA fpはCinemaDNGで撮影できる

CinemaDNGはアドビシステムズが開発したフォーマットになります。これがいわゆるRAW動画となります。(厳密にいうとセンサーRAWがあるので微妙かもしれませんが)



SIGMA fpはCinemaDNGで動画を記録できるカメラになっています。



SIGMA fp単体で4K録画できるのは8bitまで

シグマfpでは4K動画をCinemaDNGで録画する場合、本体で録画できるのは8bitまでとなります。

詳細についてはメーカーHPを

bitとは白から黒の間にある色の階調のこと。8bitの場合、白から黒の間は256色の色で表現されます。10bitの場合は1025色の色になります。



しかしシグマfpは外付けSSDに記録させることで4K動画をCinemaDNGの12bit動画まで録画することが可能になります。

今回はサムスンの外付けSSDを利用して12bitのCinemaDNGデータを撮影してみました。



 



使用したカメラとレンズ

使用したのはシグマfpとキットレンズの45mm F2.8 DG DN。

ジンバルなどは使用せずに手持ちで撮影しています。(一部ミニ三脚を使って撮影)

外付けマイクなども使わずに全て本体録音しています。



SIGMA fpで撮影した動画

今回はファーストテストとして近所で簡単に撮影した動画データを並べてBGMを乗せただけの動画になります。

夕暮れ前に撮影したのでちょっと暗めの動画になっているのでより参考になるかもしれません。



露出もカラーも変更ししていない撮って出し動画

シグマfpのCinemaDNGで撮影して、DaVinci Resolveで粗編集した動画です。撮影した動画を並べただけの動画で、明るさなどの露出やカラーの編集は行っていません。

いわゆる『撮って出し』の動画になります。気持ちアンダー目に撮影しているのでちょっとくらいかな?


SIGMA fpで初めて動画を撮影してみました!DNG 12bit撮って出しバージョン!



露出やカラーをいじったバージョン

次はCinemaDNGのデータを露出やカラー編集したバージョンです。


SIGMA fpで初めて動画を撮影してみました!露出とカラーを設定したバージョン!



違いがわかりましたか?



シーンごとに比較

それぞれの動画をみただけではわかりにくいので比較してみました。

上が撮って出し、下が調整した動画になります。



微妙な違いだけど、暗部に青を入れています。この後のシーンでいきなりフォーカスが迷います^^;

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画面下部の暗部を大分持ち上げています。通常だとこれだけ持ち上げるとノイズが気になりますが、さすがCinemaDNGで撮影すると全く気になりません。

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全体的に明るさを持ち上げて気持ちコントラストを強くしています。

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ハイライトを上げて木の輪郭がはっきりするように調整しています。

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画面センターあたりの明るさを持ち上げてはっきり見せています。

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このシーンは好みが分かれる部分かも。あえてシャドウの黒を強調しています。

シグマfpには手ぶれ補正がついていないため、動画中では盛大に手ブレしています。これはこだわりの動画を撮影する際にはジンバルに載せればいいということなので、仕方なしと捉えましょう。RX100m7でも手ぶれ補正のテストしたけどやっぱり動画の手ぶれ補正は期待しすぎちゃいけないですね。

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全体的に暗かったので明るくしています。青が強く出過ぎていたので抑える調整をかけています。

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どこを調整したんだろう。。。

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欄干から差し込んでくる光と影の連なりを見せたくてコントラストを上げています。露出の操作幅が格段に上がっています。

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おじさんのシルエット。

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全体的に明るくしながら日が当たっている部分をさらに強調しています。

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露出調整と同時に明部に気持ちオレンジを入れています。わかりにくいですが。

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気持ち露出調整

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ソニーのカメラのつもりでAF使ってると盛大にピントを外してしまいます。これもピント合ってると思ったら、微妙に外れててガックリしました。

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最初のシーンと同じで途中で盛大にピントが外れていきます。ここまできたらMFのほうがいいかもしれません。

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さすがに太陽に向けて撮影した部分はデータが残っていませんでした。

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奥の暗い部分のデータもしっかり残っているのがCinemaDNGのいいところ。これ以上あげると不自然になるので暗部を持ち上げていませんが、いつでも復旧できると考えると安心して撮影できます。

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とりあえず動画を一本まとめてみましたが私が感じた感想は次の通り。



 

最後に

シグマfpのCinemaDNGで撮影した動画はいかがだったでしょうか。

弱点もいくつか見えましたが、CinemaDNGの懐の深さを感じたのも事実。。。これからもっと動画を作ってみたいと思います。