こんにちは。ゼロイチ(@cedar_studio)です。
フルサイズカメラSIGMAfpをゲットし、キットレンズの45mmF2.8DG DNを使い倒したら次に興味が出てくるのは、マウントアダプター を使ってオールドレンズを楽しむことですよね。
手持ちのヤシコンレンズ CONTAX Planar 50mm F1.4を使うためにY/CマウントとLマウントをつなげるマウントアダプタを購入したので紹介します。
- SIGMA fpとは
- ヤシコンレンズとは
- 買ったのは焦点工房の『SHOTEN マウントアダプター CY-LSL』
- SIGMAfpとCONTAX Planar 50mm F1.4の作例
- 撮影機材
- 最後に
SIGMA fpとは
SIGMAから発売されているフルサイズミラーレスカメラ。SIGMA特有のFoveonセンサーではないけれど、素敵なカラーモードが搭載されているのでそれだけで大満足な一台です。
ヤシコンレンズとは
今回fpに装着するレンズは、ヤシカコンタックスのオールドレンズ『CONTAX Planar 50mm F1.4』です。
単焦点で非常に明るい標準レンズで、中古市場でも価格が落ち着いていてとても入手しやすいオールドレンズ入門レンズとしてオススメの一本です。
コレまではソニーのα7RⅢにつけてオールドレンズ遊びをしてきましたが、軽量コンパクトなフルサイズミラーレスSIGMAfpにつけてみたらもっと楽しいんじゃないかと思って、ヤシコンマウントとLマウントをつなげるためのマウントアダプタを探して購入しました。
買ったのは焦点工房の『SHOTEN マウントアダプター CY-LSL』
本当はK&Fconceptの安いアダプタにしたかったんですが、まだY/CマウントとLマウント用のアダプタが発売されていないようです。
なので今回購入したのはこちら。
アマゾンで7000円くらいで購入しました。K&Fconseptだと1/3くらいの価格になるので早く発売してほしいです。
SHOTEN マウントアダプター CY-LSLの外観
マウントアダプタはプラスチックの箱に入っていました。
Mマウントのレンズアダプタなんかに比べるとやっぱりマウントアダプタの厚みはあります。コレがSIGMAfpに装着するとどれくらいのサイズ感になるのか楽しみ。
マウントアダプタ本体は、マウント部分を除くと硬質プラスチックのような質感。もしかしたら金属製なのかな?とも思いますがそれほど重くはないので嬉しいです。
アダプタ側面のギザギザはカメラへ取り付ける際に滑り止めになって便利。
CONTAX Planar 50mm F1.4はMFのオールドレンズなので、マウントアダプタには電子接点などはありません。
SIGMA fpとマウントアダプタ、CONTAX Planar 50mm F1.4を並べてみました。
このコンパクトさはワクワクしかありませんね。
SIGMAfpにCONTAX Planar 50mm F1.4を装着
まずはSIGMAfpにマウントアダプターを装着してみました。小さなパンケーキレンズくらいのサイズ。コレくらいでレンズもまとまると最高なんですけどね。。。
SIGMAさん、何とかパンケーキレンズ開発してもらえないでしょうか。。。
CONTAX Planar 50mm F1.4を装着してみました。やっぱりそこそこの飛び出しになってしまいます。
それでも50mmF1.4の明るいフルサイズレンズがこのサイズで使えるのはうれしいですね。
横や斜めからみた感じです。私のfpは基本裸族で使っているので後付けのグリップなどは装着していないので、余計にレンズの飛び出し感が強調されてしまっています。
オールドレンズはボディは小さいのですがそこそこの重さがあるため、若干フロントヘビーになっています。撮影する際はレンズ部分を持つ方がバランスがいいと思います。
50mmF1.4でこのサイズ感がやっぱりいいな(*´◒`*)#オールドレンズ沼 pic.twitter.com/vducWhQ4Fn
— すぎちゃん🌲@ジモグラファー (@cedar_studio) 2020年4月12日
CONTAX Planar 50mm F1.4は絞り環とピントリングがついているので撮影時に持てる部分は少ないのですが、マウントアダプタ部分を持つことで持ちやすさが向上します。
ちなみに、当たり前ですが絞り値はデータ上には現れません。あとでExifデータを確認したい人は撮影する際にメモするなどしておきましょう。
ちなみにSONY α7RⅢに標準ズームレンズのSEL2470GMを装着したもの並べてみたものがこちら。
コレで同じフルサイズカメラだと考えると日常的にfpでいいやと思ってしまいます。(α7RⅢの方はズームレンズをつけているのでどうしても単焦点よりも大きくなってしまうのは仕方ありませんが汗)
SIGMAfpとCONTAX Planar 50mm F1.4の作例
実際にSIGMAfpにマウントアダプタをかませてCONTAX Planar 50mm F1.4を装着して撮影した作例を紹介します。
使用感などは別の記事にまとめる予定ですが、何日間か使ってみた感触としては『とても良い』ということ。
明るい場所ではピントが見えにくいなどの問題はありますが、それはSIGMAfp固有の問題なのでここで比較してもしょうがないです。
オールドレンズ特有のボケや滲み感とSIGMAのティール&オレンジのカラーの相性もいいですね。特に夕方の撮影が多かったのでより際立っているのかもしれません。(一部写真はカラーモードStandardで撮影)
撮影機材
今回の記事で紹介した機材はこちら。
SIGMAfp:できないことも多いけどそれ以上に魅力がある最高のカメラ
SHOTEN マウントアダプター CY-LSL:ヤシコンY/CマウントとライカLマウントをつなげるアダプタ
CONTAX Planar 50mm F1.4 MMJ:オールドレンズ入門編とも呼べるみんな大好きなプラナー
最後に
コンパクトなフルサイズカメラを目指すならばSIGMAfp+オールドレンズの組み合わせが一番いいかもしれませんね。
ライカM型もすごくいいですが価格の問題も抱えているので『死ぬまでにはライカユーザーになりたい』 くらいのゆるい願望で抑えておきます^^