こんにちは。すぎっち(@cedar_studio)です。
周りの知り合いがどんどんGRをゲットしていて嬉しい毎日。ボクもほぼ毎日外出する際はGR3xを持って出掛けています。それなりにたくさん撮ってきたし、最近では自分なりの使い方が固まってきたので、一度ボクのGR3xの各種設定と使い方についてまとめます。
マニアックな設定はしてないから、多分万人ウケする設定だと思うよ!
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ボクがGRⅢxで撮ってる写真
カメラの設定紹介は世の中にたくさんあるけど、どんな写真を撮るかによって設定は大きく変わると思う。それをあまり考えずに設定してしまうとすごく使いにくいものになってしまうし、思ったような写真が撮れないよね。
なので実際にボクがどんな写真を撮っているかを紹介します。滋賀県立美術館に川内倫子展を見に行った時の写真です。
その他のGRⅢxの作例はこちらの記事でどうぞ。
ボクのGRの設定
具体的なボクのGR設定を紹介します。参考になればいいんですが^^;
カラー設定
GRノイメージコントロールと細かいカラー関連の設定で、これを設定しておけば、うまく撮れるという感覚があります。
- イメージコントロール:ネガフィルム調
- 彩度:-1
- 色相:-1
- キー:-1
- コントラスト:3
- コントラスト(明部):0
- コントラスト(暗部):-2
- シャープネス:1
- シェーディング:-1
- 明瞭度:0
詳細はこちらの記事でもまとめているので参考にしてください。
以前は「ポジフィルム調」をメインに使っていましたが、最近は新しく搭載された「ネガフィルム調」をメイン設定にしています。最初に紹介した作例も上記カラー設定のネガフィルム調で撮影しています。(モノクロのもの以外)
撮影時設定
自分は一般的なカメクラの人と比べて写真を撮ることに対する姿勢が決定的に抜けてる気がするの。
— すぎっち/StudioCEDAR (@cedar_studio) January 29, 2023
写真を撮るために立ち止まるのがムリ。あれこれ難しいこと考えられない。色にあんまり興味ない。
でもそんな人間でも楽しめる楽しみ方があるのがカメラのいいところだと思う。
普通のカメクラの人に比べてそれほどこだわりなく撮っているボクなので、簡単にでも自分の思い通りに撮れるような設定を心がけています。
具体的には次のとおり。
- 撮影モード:Avモード
- 記録形式:Jpeg
- ISO:100〜1600
- フォーカス:セレクトAF
- 測光方式:中央重点
GR以外のカメラで撮る時は露出をマニュアルで設定して撮りますが、GRはもっとライトに撮りたいので絞り優先で撮ってます。ボクのGRはセンサー中央に大きなゴミがついていて、ちょっと絞ると見えてしまうので基本絞り開放で撮るようにしてます。そのため露出オーバーになるときはISOを微調整して対応。とはいえ晴天の外部だと100、室内の暗いところだと1600にするくらいの変更なので難しくないです。
基本はAFポイントを中央に置いてシャッターボタン半押しでピント合わせて構図を作ってます。AFが勝手にピントを合わせるのはやっぱり好きになれないんですよね。。。
測光は中央重点にしていますが測光後に露出補正ボタンで微調整するくらい。
その他の設定
どれがデフォルトの設定なのかはよくわからないので今自分がよく使うファンクションボタンなどの設定を少しだけ。各種ボタンの名称はコチラの説明書参照。
これらの設定をすることで右手一本でほぼ全ての撮影が完結します。
前電子ダイヤル
絞りを設定しています。といっても基本開放F2.8なのでほとんど使うことはありませんが。
fnボタン
GR3xは40mm、50mm、71mmとデジタルズームができるのでfnボタンに割り当てています。もう少しズームしたいなぁって時に感覚的に触れる位置に設定するのがコツ。
ADJ/露出補正レバー
これはデフォルトかもしれませんが露出補正を割り当てています。そうすることで片手で操作が完了するのでより身軽にタイミングよくスナップすることが可能です。
アクセサリー
GRには多種多様なアクセサリーがあって機能的なものからデザインアクセントとして使うものまでありますが私は必要最低限のものにしています。単純にお金をかけられないという理由もありますができるだけ存在感を消して自然にスナップしたいという気持ちもありつつ。
ストラップ
GRは常にボクのポケットに入っていて撮影したいときに都度出して使っています。逆にいうとカバンにすら入れていないのでできるだけ嵩張らないのが大切。なのでストラップはスマホ用のリングストラップを使っています。
これを小指や薬指に通しておけば落とすこともないですし、ポケットに入れても邪魔になることはありません。さらに安いのが魅力的!
アクセサリーは以上!ケースすらありません。もうスマホ以上に身体と一体になってる気がします。
GRとの一年
GRⅢxと出会ってから一年以上が経過しました。出会った当初はちょっととっつきにくくて、用途を限定して使うカメラかなぁと思っていましたが、年月が経てば経つほど手放せない相棒になってきました。
「息するようにシャッターを切る」
ボクが心がけていることなんですが、GRはまさにこれを体現してくれます。ファインダーがないから構図を厳密に確認してからシャッターを切ることはできないししなくてもいい。ポケットから出してすぐにシャッターを押すことができるからシャッターチャンスは逃さない。
まさに『記録するためのカメラ』として最上位に位置するカメラなのがGR。
ボクのGRの使い方は、とにかくたくさんシャッターを切ることなので、ボツ写真もたくさんありますが後で写真を見返したときに何枚か「いいな」と思えるものがあって、次はそんな写真を撮ってみようと思ってチャレンジする、そんな機会になっていると思います。
余計なことを考えない、無意識で撮影することで意識して撮影することができる、一見矛盾するような撮影体験ができます。
GRはもはやカメラじゃない
一年を超えてGRを使っているといつかGRはカメラではなく、まるでボクの手の一部のようになってきます。
思えばGRⅡを使っていた頃、思い通りに撮れずに手放してしまったことがありましたが、あれは使い込みが足りなかったのかもしれない。
使えば使うほど味が出てくるカメラ(カメラじゃないって言ったけど)なのがGR。特にGRⅢxは40mmの焦点距離から凡庸な構図しか叩き出せないと思われがちですが、yいおけいなことを考えなくてもよくなる意味で最適な焦点距離なのかもしれないですね。
今買うならGRⅢxな理由もまとめています。
まとめ
使えば使うほどGRの魅力に引き込まれるのが不思議です。どんどんファンが増えているのも納得です。
GRはもっとライトに使うものだと思うのでこの設定を参考にしていただいて、私みたいに「息するようにシャッターを切って」みてはいかがですか?
最後まで読んでくれてありがとう!できればブックマークとシェアしてくれると嬉しいな^^