『すぎっち』のジモログ

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蓮(ハス)の上手な撮り方のコツ【2022年版】

こんにちは。すぎっち(@cedar_studio)です。

蓮(ハス)はとてもきれいな花ですができればカメラでもきれいに撮影したいですよね。ハスをうまくきれいに撮影する方法をまとめました。参考にしてください。

どちらかというと自分の備忘録みたいな感じでまとめるから新たな発見があったら追記するから時々見にきてね!

 



ハスの作例と撮影に使った機材

私が撮影したハスの作例はこちら。

α7S 作例

SONY α7S + Tamron28-200mm F/2.8-5.6Di Ⅲ RXD(A071)

α7S 作例

SONY α7S + Tamron28-200mm F/2.8-5.6Di Ⅲ RXD(A071)

α7S 作例

SONY α7S + Tamron28-200mm F/2.8-5.6Di Ⅲ RXD(A071)

今回はこんなハスの写真を撮影する際に、私自身が注意していることについてお伝えします。

ちなみに今回撮影に使ったのはソニーのα7sにタムロンの便利ズーム28-200mmをつけたもの。

 

今回は望遠レンズを使ったけどその理由も後で説明するからね!

 



ハスの上手な撮り方のコツ

撮り方のコツ」としたのは撮影技術だけでなく、撮影するタイミングや注意することにも言及しているから。撮影機材の選び方というよりは、撮影するシーンの選び方を言った方がいいかもしれません。
そのためある程度条件が揃えばスマホのカメラでも同じように撮れることもあるのでぜひ一読してもらえると嬉しいです。

今回の撮り方で撮影した作例はこちらの記事にまとめました。

studiocedar.hatenablog.com

できれば午前中に撮影する

α7S 作例

SONY α7S + Tamron28-200mm F/2.8-5.6Di Ⅲ RXD(A071)

ハスの花は朝7時ごろに咲き始めます。花の見頃は一般に11時ごろまでと言われています。(もちろんそれ以降でも花は咲いていますよ!)

撮影をするのもできれば9時ごろから11時ごろがおすすめです!

ただその時間以外でも撮影はできるので焦らずに!ちなみに今回掲載している写真は午後3時ごろに撮影した写真。

絶対に必要な条件ではないけどハスの花がイキイキしている時間帯を狙ってね!後は朝方に弱い雨が降った後なんかもいいね!(強い雨が降った後だと花びらが落ちてしまうから気をつけて!)

 

曇りの日か日影の花を撮影する

天気のいい晴れの日に撮影するのがいいと思っている人が多いですが、太陽光が直接当たると白飛びしてしまったり影は黒潰れしてしまうので、できれば曇りの日か日影に咲いている花を撮影しましょう。

α7S 作例

SONY α7S + Tamron28-200mm F/2.8-5.6Di Ⅲ RXD(A071)

この写真もあえて日影の花を探して撮影しています。そうすることで花びらが白飛びすることなく柔らかな陰影を表現することができます。

これはハスの花だけじゃなくて他の花にも言えることだから覚えておいて!個人的には唯一日向が似合う花はひまわりだけかな。

 

望遠レンズを使うか近くに花が咲いている場所を探す

ハスの花はまとまってたくさん咲く花ではないので桜や紫陽花、ひまわりのように群生している様を撮るのは難しいです。なのでいっそのこと一輪の花をアップで撮影しましょう。

α7S 作例

SONY α7S + Tamron28-200mm F/2.8-5.6Di Ⅲ RXD(A071)

上の作例はちょっと離れたところから望遠レンズで撮影したものです。ハスの花を撮るならこのように小さく撮るよりは大きく撮ったほうがいいです。望遠レンズを用意できる人は望遠レンズを、ない人はできるだけ花に近寄れる場所を探して撮影しましょう。

今回撮影した場所は花のすぐ横に小さな橋が掛かっていて手で触れる距離でした。そんなハスの花を探せは焦点距離40mmのコンデジGR3x/GR Ⅲxでもこれだけ大きく撮影することができます。

GR3x 作例

RICOH GR3x/GR Ⅲx

ハスの花は池や沼に咲いていることが多いけど、探せば岸の近くに咲いている花もあるから頑張って探してみて!

 

背景が暗いところを探す

被写体(ハス)をしっかりと写し撮りたいなら背景は明るいよりも暗い方がいいです。どうしても人の目は明るい場所に移るため見せたいもの(被写体、ハス)が画面の中で最も明るくなるようにしましょう。

α7S 作例

SONY α7S + Tamron28-200mm F/2.8-5.6Di Ⅲ RXD(A071)

上の写真は背景の方が明るくなってしまった例ですが、パッと見た時にどうしても背景の明るい部分に目がいってしまいがち。個人的には失敗ショットです。

同じ花でもアングルを変えることで暗い背景を探すことができます。下の作例は暗い背景を探しつつ花びらがきれいに見える構図を探した例です。

α7S 作例
α7S 作例
α7S 作例
背景が暗くなるアングルを探した例

一枚の写真を撮るのにいろんな角度で撮影しベストな一枚を見つけてください。

その結果私がベストだと思った写真がこちらになります。

α7S 作例

SONY α7S + Tamron28-200mm F/2.8-5.6Di Ⅲ RXD(A071)

立っている場所を変えたり、カメラの高さを変えたりすると構図もガラッと変わるから試してみてね!

 

綺麗な形の花を探す

ハスの花もいろんな状態のものがあって、つぼみのものや完全に開ききったものまであります。できれば適度に花が開いている形のきれいなものを選んでください。

GR3x 作例

RICOH GR3x/GR Ⅲx

上の写真は比較的近い日影に咲いていて背景も暗くとてもいい条件でしたが、一番外側の花びらが完全に開ききっていました。もう少し開いていなかったらとてもいいハスの写真になったのかもしれません。

α7S 作例

SONY α7S + Tamron28-200mm F/2.8-5.6Di Ⅲ RXD(A071)

上の写真は瑞々しさが感じられない花でした。それ以外はとてもいい条件だったので残念。

きれいに咲いている花に出会いやすいという意味でも午前中に撮影にいくのがいいのかもね!

 

思いっきり明るくする

ここまではしっとりとしたハスの花の撮り方を紹介しましたが、逆に思いっきり明る句するとどうなるでしょうか。

α7S 作例

SONY α7S + Tamron28-200mm F/2.8-5.6Di Ⅲ RXD(A071)

これはこれで若々しくていい雰囲気に仕上がります。ただし明るく撮影するということは白飛びしやすくなることなので、直射日光が当たらない場所で撮影することは守りましょう。

明るい写真にすると透明感が上がるからいいよね!さらに朝方に撮るともっとよくなるかもね!

 

花びらに光が透けているシーンを狙う

ちょっとマニアックなコツなんですが、ハスの花びらはとても大ぶりで美しいのが特徴。なので花びらに光が透けているシーンを狙うってのはどうでしょうか。

α7S 作例

SONY α7S + Tamron28-200mm F/2.8-5.6Di Ⅲ RXD(A071)

花びらの薄さや透明感が表現されるのでおすすめです。出会うのは難しい条件ですがぜひ撮影しながらそんなハスの花が咲いている場所を探してください。

全ての条件が満たされないとなかなか出会えないから見つけた時はたくさん撮ってあげてね!

 

ぜひ現像してみて

写真はシャッターを押す喜びがありますが、撮影した写真を現像する喜びもあると思います。私はAdobe Lightroomを使って写真を現像しますが、自分の思い通りに仕上げることができると喜びもひとしおです。

また撮影時の条件がそれほどよくなかったとしてもRAWで撮影して現像することで、悪条件をリカバリーすることもある程度可能。なのでぜひ積極的に現像してみてください。

α7S 作例

SONY α7S + Tamron28-200mm F/2.8-5.6Di Ⅲ RXD(A071)

ちなみに今回α7sで撮影した写真は全てRAWで撮影しAdobe Lightroomで現像しています。現像は、私が設定したプリセットを当てて多少の露出調整をしただけですが、大満足の仕上がりになっています。
気になる方はぜひこちらの記事をご覧ください。

www.01dougajyuku.work

撮って出しも楽しいけど、現像でガラッと雰囲気が変わるのも楽しいよね!

 

 



まとめ

今回はあくまで私好みのハスの撮り方のコツをまとめました。またこれから気がついたことは追記しアップデートしていきます。