こんにちは。ゼロイチです。
ソニーのコンデジRX100m6は大人気ですが、他のコンデジやRX100シリーズと比べても価格が高いです。
本当に価格に見合った価値があるのか、そしてRX100m6は買いなのかまとめました。その他のRX100シリーズと比較検討しているあなたの参考になれば嬉しいです^^
高級コンデジの流れを作ったソニーRX100シリーズ
現在コンデジの主流になっているのは大型センサーを搭載した高級コンデジですが、その流れを作ったのがまさにRX100!
これまでの常識を覆したコンデジで、初代から6代目(RX100m6)までバージョンアップを繰り返しながら信じられないレベルのコンデジに仕上がってきました。
RX100m6の魅力
魅力その①:コンパクトさ
これはその他のRX100シリーズも同様です。
ポケットにも入るような大きさなのに1インチセンサーがはじき出す素晴らしい写真が驚きの連続です。
ポップアップするファインダーやフラッシュなど、必要な機能は全てこの小さいボディの中に収められています。
RX100m6の外観チェックとレビューはこちらの記事からご覧ください。
魅力その②:連写性能
1秒間に最大24コマの撮影が可能な連写性能があります。
これだけあればスポーツなどの撮影も可能になります。
つまり子どもの運動会などで使うことが可能になりますね^^
RX100m6は運動会撮影にベストなカメラだと思います。
魅力その③ :動画性能
RX100m4あたりからソニーも動画性能に力を入れてきました。
4K動画を撮影できることはもちろんですがLog撮影も可能となっています。
Logとは、ダイナミックレンジが広い状態で撮影し、編集時にカラーグレーディングなどを行う技術です。
本格的なビデオカメラではなくコンデジに搭載されていることからソニーが動画にも本気を出していることがわかります。
RX100m6は動画撮影にもバッチリなカメラです。専門的なことは下の記事を参考にしてください。
魅力その④:望遠性能
他のRX100シリーズと大きく違うところは、200mmまで撮影することができる望遠性能。
この小さなボディのどこにこんな化け物みたいなレンズが収納されているの??笑
魅力その②の連写性能と合わさることで、さらに運動会に最適なカメラになります!
また望遠レンズがあるということは風景を切り取ることができるようになります。目で見ている風景だけでなく、自分の意図した構図で写真を撮影することができるので撮影の幅が広がります。
こちらの記事の中にある夕陽と釣り人の写真を見てもらうと望遠性能があることによる撮影の幅を実感できると思います。
RX100の問題点
ここまで説明してRX100m6の素晴らしいところばかりでしたが問題点?もいくつかあります。
RX100m6の欠点①:価格が高い!
もうこの一言に尽きます。高い!
なんでこんなに高いんでしょうか。
価格ドットコムでもRX100m5Aと5万円くらいの価格差があります。
この価格差をどう見るか、ですね。
RX100m5Aからさらに5万円を追加して200mmの望遠性能を追加するかがRX100m6を選ぶ選択になります。
正直、RX100m5Aは完成されたコンデジでRX100シリーズの一つの完成形だと思っています。それにさらに望遠性能を5万円足して追加する感覚でRX100m6を選択してください。
RX100m6の欠点②:NDフィルターがない
発売当初は結構いろんな方が指摘していましたがレンズから入ってくる光の量を減光させるためのNDフィルターがm6だけは搭載されていません。
これにより昼間の動画撮影時にシャッタースピードを1/60程度に落とせない事態が発生してしまいます。
動画撮影時のシャッタースピードについてはマニアックですが次の記事に書いていますので気になる方はどうぞ。
しかしサードパーティー製ではありますがNDフィルターを取り付けられるキットも販売されたので、私はそれをつけて動画撮影をしていました。
下の記事をご覧ください。
RX100m6の欠点③:少し暗くなったレンズ
RX100m5Aと比べて絞り開放の値(F値)が1.8から2.8に暗くなりました。
これに伴って開放で撮影した時にボケにくくなります。
どれくらいの差が出るのかRX100m5Aと同じF値のRX100m3とRX100m6のボケ比較をしてみました。
実際に横並びで見てみるとやはりボケ感の違いは出ています。
これは使い方に合わせて機種を選定するしかなさそうですね。
RX100m6のその他の注意点
私はソニーのミラーレスカメラα7Rⅲでスローモーションを多用した動画をよく作っているのですが、RX100m6でも同様の映像表現ができることを期待していました。
しかし実際はRX100m6のスローとα7Rⅲのスローは違うものだったためスローモーションを使った動画を撮ろうと思っている人は次の記事を一読してからにしてください。
RX100m6の作例
ここまで他のRX100シリーズとの比較も交えながらRX100m6について説明してきましたが、実際にRX100m6でどのような写真や動画が撮れるのか参考にしてください。
RX100m6で撮影した写真をまとめたフォトギャラリーを作りました。
RX100m6を小さなジンバルに乗せて動画を撮影してみました。
小さなボディなのでジンバルも小型のもので対応できるのは嬉しいです。
Log撮影でカラーグレーディングも行なった本格的な動画です。
RX100m6で地元の国重要文化財『喜多家』を撮影しました。
最後に
RX100m6は素晴らしいカメラです。
ただし価格も高いですし、人に勧められて買ってみたけど思ったよりもよくなっ買った、とは思って欲しくないです。
今回の記事を読んでいただくとわかるかと思いますが、望遠性能が必要かどうかがRX100m6を選ぶ要素になると思います。
例えば
- 子どもの運動会で写真や動画を撮影したい人
- 高い機材は買えないけど野鳥などの撮影を気軽に始めてみたい人
などが対象になるかと思います。
これらの人以外はRX100m5Aを購入する方が幸せかもしれませんね。
RX100m5Aも素晴らしいカメラです。
どちらを買うことになろうとも高い買い物になるのであなたにとって後悔をしない買い物になってくれることを願います^^
素敵なカメラライフを過ごしてくださいね。
次の記事はこちら
RX100m6を2ヶ月間使った後の素直な感想をまとめています。
こちらも参考にしてみてください。
もっと動画に興味がある方は、小型のジンバルがついたカメラオズモポケットなどはいかがですか?
動画の作例も合わせて紹介していますので参考にしてください。