こんにちは。ゼロイチです。
ソニーの大人気高級コンデジRX100シリーズの最新版RX100m7がとうとう発売されました!
▼RX100m7のスペックやについてはこちらの記事
私も発売日にゲットすることができたので、RX100m7を持って金沢市内へ飛び出してきました。
この記事ではRX100m7の外観レビューと作例を中心に紹介します
- RX100m7の外観レビュー
- RX100m7の作例
- RX100m7の動画作例も
- RX100m7の連写性能
- RX100m7を半日使ってみた感想
- オールマイティなRX100m7だけど注意点も
- 最後に
- 次の記事はこちら
RX100m7の外観レビュー
まずはRX100m7を開封しながら外観を確認します。
今回買ったのはシューティンググリップキット
RX100m7ではボディ単体とグリップなどと一緒になったシューティンググリップキットが発売されています。今回私が購入したのはシューティンググリップキットの方。
シューティンググリップキットには、シューティンググリップVCT-SGR1と外部マイク端子を取り付けるためのアダプター、予備バッテリーが付属してきます。シューティンググリップは簡易な三脚にもなるのでこれはお得!
これまでのRX100シリーズとほぼ変わらない外観
RX100シリーズはどんどん性能は向上しているのにサイズ感や外観がほぼ変更がないところがすごいです。RX100m7もこれまでのRX100シリーズと大きな外観変更はありません。
各種ボタン配置含めて変更がないので、一度でもRX100シリーズを使ったことがあれば非常に使いやすいカメラです。カスタムボタンの数や配置もコンデジにしては必要十分なので全く問題なし。(ボディ本体にはアタッチメントグリップAG-R2を付けてあります。)
本体と別に購入する必要がありますが取り付けることで非常に握りやすくなるので、RX100シリーズを購入する人はぜひ一緒に購入してください。(もうセットにして販売してくれたらいいのに)
RX100m3との比較
念の為RX100m3との比較も。 左がRX100m7、右がRX100m3。
傷や汚れがあるので分かりますが、それがなかったらほとんどわからないですね^^;
電源を入れてレンズを繰り出した状態で比較。左がRX100m3、右がRX100m7。
RX100m3の焦点距離は24mm-70mm、RX100m7は望遠側が強化されて24mm-200mmとなっているのでレンズの繰り出し寸法が大きいです。
どちらもカッコイイ...
▼写真撮るならRX100m3で十分!価格も落ち着いてきているのでオススメ!
RX100m7の作例
RX100m7が手元に届いたので、充電もほどほどに金沢市内に飛び出しました。
朝方は大雨でしたが午後からは雨も上がって少しずつ天候が回復している状態。私が撮影し始めた時はまだ曇天でした。
鈴木大拙館で撮影
鈴木大拙館は金沢市内にある哲学者『鈴木大拙』の考えや著書が展示されている快感です。
建物の設計は谷口吉生。ニューヨーク近代美術館新館や法隆寺宝物館などを設計した建築界の大御所。父親の谷口吉郎が石川県金沢市出身の縁もあって石川県内にいくつかの作品が残っています。
入館料も大人300円と非常に安いので気軽に訪れることができます。(ただし駐車場がないので近くのコインパーキングを利用してください)
▼鈴木大拙館へのルート。200mm側で撮影するとこんな圧縮効果があるから好き。
▼鈴木大拙館外観。シンプル。
▼鈴木大拙。展示室内は撮影することができないので注意。(この写真から先は撮影NGです)
▼鈴木大拙館の特徴的な風景が水盤の中に浮かぶ方形の思索空間。
▼RX100m7は200mmの望遠性能があるのでここまで寄ることが可能。広角から望遠までこれ一台で撮影できるのは本当に便利。
▼ズーム機能があるので好きな構図を撮ることができます。『自分が動いて構図を決める』と言われますが、鈴木大拙館のように水盤があって足を踏み入れられない場所では、高倍率ズームがあると非常に助かります^^
▼鈴木大拙館の代表的なアングル。24mm広角撮影も可能なのでほんとこれ一台で全て対応可能。
▼(上)24mm広角端の構図(下)200mm望遠端の構図
▼思索空間。安藤忠雄の西田幾多郎哲学記念館もそうだけど何もない空間って好き。
▼思索空間の周りも歩くことができて色々な構図で撮影が可能。
▼思索空間を抜けると中村記念館へ抜ける小道があります。
そこからの鈴木大拙記念館も素敵なアングルで撮影できます。
もう一度言いますが高倍率望遠ズームは、立ち入りが制限されているスペースでこそ威力を発揮します。インスタ映えスポットなどで観光客のマナー違反が目立っていますが、みんなRX100m7を買えばイイのに。(言い過ぎ)
金沢駅近辺へ
夜は飲み会があったので金沢駅近辺で時間を潰しつつ撮影します。
▼金沢駅東口にあるもてなしドーム。鉄骨に夕日が乗っかって綺麗でした。
▼もてなしドームにくっついている鼓門。観光客がたくさんいますよ!
▼スカートの中をのぞいているような構図
▼(上)24mm広角端(下)200mm望遠端
▼金沢駅コンコース
RX100m7の動画作例も
RX100m7はマイク端子が付いたことと、4K動画でアクティブ手ぶれ補正が対応してきました。Vlog的な感じで動画もいくつか撮影しています。
鋭意、動画編集中なので完成次第こちらで公開したいと思います^^
RX100m7の連写性能
RX100m7の特徴の一つがα9並の連写性能。試しにいくつか撮影してみましたが、早いのはもちろんEVFがブラックアウトしないので本当に撮影されているのか不安になるくらい。
次回動体撮影で使ってみたいと思います。
RX100m7を半日使ってみた感想
ここまで作例をあげましたが、半日使ってみた私なりの感想を。
RX100m6譲りの望遠性能は非常に便利
私はRX100m6も使っていたので、RX100m7を使い始める前から想像はできていましたが、それでもやっぱり広角24mmから望遠200mmまでをカバーしてくれるRX100m7は便利で使いやすかったです。
特に今回訪れた鈴木大拙館のように池があって撮影したいものに近づけないときに自由に構図を作れるのは本当に楽でした。
RX100m6を手放した時は、あまりにも便利で座ったまま色々な写真を撮る癖がついてしまって、もっと自分に制約を設けようと(ストイック!)RX100m6を売却したくらい。それくらい便利なんです^^
RX100m7の手ぶれ補正はかなり優秀になった!
RX100シリーズは4以降は動画性能も優秀になってきました。
RX100m7では4K動画も録画時間の制約なしで撮影可能になりました。
あと地味だけど大満足だったのが4K動画撮影時の手ぶれ補正が『アクティブ』を選択可能になったこと。
手ぶれ補正の機能は『スタンダード』『アクティブ』『インテリジェントアクティブ』の三段階で設定可能ですが、RX100m6では4K動画撮影時はスタンダードしか選択できませんでした。
写真と動画の両立をイメージして購入したRX100m6ですが手ぶれ補正が思ったほど効かなかったので手放した経緯もあります。
RX100m7では4K撮影時も手ぶれ補正『アクティブ』が選択可能になったことで手持ち撮影でも手ぶれ補正を大幅に抑えることができるようになりました。
▼実際にRX100m7でVLogを撮影してみました。4Kでも手ぶれ補正アクティブを使えるようになりましたが、個人的にはFHDでインテリジェントアクティブを採用する方がいいかと思います。
外付けマイクがつけられるけど本体を持ちにくい
RX100m7の大きな特徴が『外部マイク端子追加』ですが、マイク端子の位置が背面からみて右側にあるためシャッタを切る右手と干渉してちょっと持ちにくいです。
動画撮影専用で使う分には問題ないかもしれませんが、動画も写真もハイブリッドで撮影したい人にとってはちょっと邪魔になるかもしれません。
マイク端子を左側に持っていってほしかったけど、それはレンズやらセンサーやらがあって無理だったんでしょうね。
オールマイティなRX100m7だけど注意点も
ソニーの高級コンデジRX100m7はぱっと見は死角がないカメラのように見えますが色々と欠点もあります。
RX100m7購入を検討している人は一読してからのほうがいいですよ。
最後に
RX100シリーズはRX100m3、RX100m6と使ってきましたがRX100m7は外部マイク端子もついてより動画カメラの性能を上げてきました。
当初は購入予定はなかったのですが、気になってどうしてもゲットしてしまいました。
RX100m7は写真撮影を怠けちゃう麻薬のようなカメラ。撮影場所を移動しなくても色々な構図を作ることができるので横着してしまうんですよね。
でもそれはより便利なカメラだということの証明。本当に素晴らしいカメラです^^
当ブログではRX100m7をはじめとして主にソニーのカメラ機材やガジェットについてまとめています^^
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