こんにちは。ゼロイチです。
ソニーから発売されている高級コンデジRX100シリーズの最新作RX100m6は、200mmの望遠レンズが搭載されているのにコンパクトなボディで大人気ですが、前作までのRX100シリーズに比べてレンズが少し暗くなったと言われています。
今回は実際にどの程度違いがあるのか作例で見比べてみたいと思います。
目次
F値(絞り値)とは
一般にレンズの明るさを表す際に使われるF値(絞り値)の値が、前作までのF1.8からF2.8になって約1.5段分暗くなっています。
(F値は小さな値ほどたくさんの光を取り込むことができるので、『明るい』と表現されています。)
またF値が大きくなると共に『ボケ』の表現も弱くなると言われています。
インスタなどのSNSに投稿する際はこの『ボケ』がしっかりと出れば出るほど被写体が浮かび上がってくるので”いいね”をもらいやすくなりますよね。
ボケの比較
それでは早速作例とともに見比べてみましょう。
後ろボケ
まずはRX100m3とRX100m6それぞれに最もF値を小さく(開放状態)した写真です。
ピントは手前のBB8に合わせています。
F値の差が後ろのボケの違いになって出てきました。
RX100m3 は全体がとろ〜っとボケていますね。RX100m6も頑張ってボケていますが、横並びにされると違いが明確です。
前ボケ
それでは次は、前ボケで比較してみましょう。
ピントは奥のシャキール・オニールのマトリョーシカに合わせています。
パッと見では違いがよくわかりません。前ボケではそれほど違いは出ないですね。
F値2.8での比較
F値の違いは後ろボケの時に顕著です。
それではF値を合わせてみたらどうなるか比較してみます。
RX100m6の開放F値F2.8に合わせて撮影してみました。
想像通りですがF値を合わせるとほぼ一緒なボケですね。同じRX100シリーズなのでどちらも高品質な写真を撮影できています。
まとめ
F値の違いはボケの表現に大きく影響を与えていました。
SNS用のボケた写真を撮影したい人は、よりよくボケるRX100m3〜m5Aまでのシリーズを購入することをお勧めします。