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ソニーミラーレスのラインナップがわからん!あなたにオススメのカメラはこれ!【徹底解説】

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こんにちは。ゼロイチです。 

最近よく『ソニーのカメラはどれ買えばいい?』って相談されるようになりました。ソニーのカメラって色々あるからどれを買えばいいのかよくわからないですよね。

ソニー党として『それはいかん!』と思い立ち上がり、どれを買えばいいのかをまとめてみました。最後にはタイプ別でのオススメカメラも紹介しているので参考にしてください。それではゴー!!

ソニーコンデジRX100シリーズのラインナップについて知りたい人はこちらの記事をご覧ください。 

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▼カメラボディだけでなくソニー純正レンズを紹介している記事はこちら。(結構まとめるの大変だったので読んでほしい。。。)

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ソニーミラーレスカメラはαから始まる

ソニーのミラーレスカメラの名称には頭に『α』がつきます。

そのほかに『RX』とつくカメラもありますが、それはレンズ交換ができない、いわゆるコンデジになるので注意してください。

センササーズの違いで2シリーズ

APS-Cセンサーのα四桁シリーズ

α◯◯◯◯』と四桁の数字がついていたら、センサーのサイズがAPS-Cサイズのカメラです。フルサイズセンサーよりもひとまわり小さいセンサー。

その代わりボディもレンズも小さく軽くなるので、できるだけ荷物を軽くしたいと思っている人にはオススメです。

フルサイズセンサーのα一桁シリーズ 

α◯』と一桁の数字がついていたら、センサーのサイズがフルサイズのカメラです。

APS-Cのカメラに比べてボディもレンズも大きくなってしまいますが、暗い場所での撮影やキレイなボケ具合の写真が撮影できます。

ソニーのフルサイズミラーレスでは、カメラのタイプで3種類に分かれています。

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オールマイティーな無印

α◯の後ろにアルファベットがついていないのが無印タイプ

α7、α7Ⅱ、α7Ⅲ、α9

特徴はベーシックモデルとなるのでオールマイティな性能になっています。

まだ使い方がしっかりと決まっていない人は無印を選べばいいかもしれません。

素数が多い高画素機R

α◯の後ろに『R』がついているのがRタイプ

α7RⅡ、α7RⅢ、α7RⅣ(2019年9月6日発売)

4200万画素や6100万画素を誇るのが高画素機のRタイプです。

主に写真メインで撮影したいと思っている人はRを選べばいいかもしれません。

夜でも綺麗に撮れる高感度機S

α◯の後ろに『S』がついているのがSタイプ

α7S、α7SⅡ

夜でも昼のように明るい写真が撮れるのが高感度機のSタイプです。

夜の撮影に最適ですし、動画も得意としているのでそんな人はSを選べばいいもしれません。

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名称の最後についている『Ⅱ』『Ⅲ』『Ⅳ』は世代を表しています。数字が大きいほど新しく発売されたカメラになります。

ソニーのカメラは古いものも併売されているから種類がたくさんありすぎてよくわからないので気をつけてください。

ミレーレスカメラではないけどα二桁シリーズも

いわゆる一眼レフ(厳密には違いますが)と呼ばれるカメラも発売されています。

α◯◯』と二桁の数字がついているものです。

正直、ソニーはもうこのラインナップに力を入れていないように見えるので、今からカメラを買う人がα◯◯シリーズを買うのはオススメできません。

レンズもマウント(カメラとくっつけるところ)が違うため、ミラーレスカメラにつけることができません。購入する際は注意してください。

 

ソニーミラーレスカメラのラインナップ

ここまでざっくりとカメラのラインナップを説明しましたが、一つ一つ簡単に説明していきましょう。(価格が安い順に掲載しているので参考にしてください。)

APS-Cセンサーカメラ

最初にも説明しましたが、ボディもレンズも小さく軽くできるAPS-Cセンサーのカメラです。

ファインダーがないα5100

ソニーのミラーレスカメラで最も安いのがα5100

背面液晶はついていますが、覗き込んで写真を撮影する『ファインダー』がついていません。発売から時間が経過しているのもあって、あまりオススメしませんがとにかく安くカメラを始めたい人向けですね。

ホワイトバージョンもあるので女子が持っているとカワイイかも^^

写真だけならお得なα6500

α5100じゃちょっとと思っている男子。男子はα6000はいかが?

ファインダーもついているので日光の下でもしっかりと構図を確認できます。

4K動画は撮れないので動画向けではありませんが写真を撮ることがメインならα6000はオススメです^^

動画も撮りたいならα6400

α6000シリーズでは最も新しいのがα6400

手ぶれ補正はついていませんがその他の動画性能は抜群に素晴らしい。

背面液晶も180度反転するので自撮りすることも可能。

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よりこだわりたい人はα6500

APS-Cセンサーカメラの現段階でのフラッグシップ機に当たるのがα6500です。

手ぶれ補正も搭載されているので動画を撮影する際にも優秀です。

お金がある人はこれを買っておけばとりあえず安心かな?

噂段階ですがα6500の後継機α7000(α6700)の発売の可能性があります。もうちょっと待ってそちらをゲットすることもいいかも!

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フルサイズセンサーカメラ

みんな考える『いつかはフルサイズ』^^

手軽にフルサイズセンサーカメラを始めたいならα7

ソニーのフルサイズセンサーカメラで最も安いのがα7

α7が発表された当時、度肝を抜かれたのを覚えています。

発売が最も古いので筐体に改善の余地があるシリーズですが、それでも今でも発売されているのはまだまだ現役で使えることの証拠。

APS-Cセンサーカメラのα6500よりも安く買えるので、手軽に初めてみたいと思う人はα7はアリだと思います。

個人的にはあの薄さとピアノブラックの塗装されたボディは一番高級そうだったし好きでした。

手ぶれ補正が付いたカメラを安く使いたいならα7Ⅱ

α7の後継機に当たるα7Ⅱ

ボディサイズがそれほど変わらずに5軸手ぶれ補正を搭載しています。(ちょっと重くなっているけど)

手ぶれ補正がついているとシャッタースピードが遅くなっても手ぶれしにくくなるので、ちょっと暗いところで撮影するときに助かります。

そんな手ぶれ補正を安く使い始めたい人にはα7Ⅱはいいかも。

夜でもバッチリ写真を撮りたいならα7S

同じ光の量でもより明るく写ることができるのが高感度機のα7S

基本設計はちょっと古いけど、それでも4K動画が撮影できます。(本体内に記憶はできませんが)

私はまだ使ったことありませんが、ダイナミックレンジが広いので新しい表現の写真が撮影できそう。

写真にこだわりたい人はα7RⅡ

素数がとにかく多いのがα7RⅡ

4200万画素あるので撮影した写真を拡大してもキレイなまま。ちょっとしたトリミングをしてもプリント可能なレベル。

一枚一枚の写真にこだわって撮影したい人向きなα7RⅡ。

写真も動画もこだわりたい人はα7Ⅲ

オールマイティな無印らしく、写真も動画もどっちもこだわりたい人向けのα7Ⅲ

前作から大きく動画性能をアップさせ、YouTuberをはじめとする動画制作に関わる人にワッキャさせました。値段もそこそこでお財布に優しいし。

私もα7RⅢをゲットしていなかったらα7Ⅲをゲットしていたかも。

夜の動画撮影もお手のものα7SⅡ

α 7Ⅲに動画機としてのポジションは譲ったものの、夜の撮影を得意とする動画機がα7SⅡ

長く後継機α7SⅢの発売を待たれていますが、いつになっても発売されずにα7SⅢが発売される前に第四世代のα7RⅣが発売される始末。

それだけ革新的なシステムで発表されると思うし、一大センセーションを巻き起こす予感がある後継機α7SⅢ。

だから現段階ではα7SⅡが夜の動画機ではベストバイ。

写真に超こだわりつつ動画もしっかりα7RⅢ

自分が持っているからというわけではないですが、最強のミラーレスカメラであるα7RⅢ

後継機のα7RⅣが発表されてしまったのでちょっと悲しい。

でも私は今でも最強ミラーレスだと思ってますよ。

なのでまだα7RⅣは買わずにα7RⅢを使い続けます!

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スポーツや野鳥など連写が必要な人はα9

とにかく高速連写が魅力のα9

これまでの7ナンバーと違い唯一の9ナンバー。これだけでプロフェッショナルモデルだとわかります。

α9といえばshirofilm。shirofilmといえばα9。

www.shirofilm.com

我輩はα9である。レンズはまだない』の名フレーズから始まるこの記事は永久保存版です。

とにかく最強のカメラが欲しい人用α7RⅣ

2019年7月16日、突然発表されたα7RⅣ

度肝を抜かれた6100万画素センサーを積んだモンスターカメラ。値段もモンスター。

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風景写真など自分の作品をじっくりと撮影する人には最適でしょうね。

私みたいにパシャパシャ街角スナップを撮影する人間には6100万画素はデータ量が大きすぎる気がします。。。

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あなたにオススメのカメラはこれ

ここまでそれぞれの機種について簡単に説明してきましたが、ここからはタイプ別のオススメカメラを紹介します。

手軽にカメラを始めたい人はα6000

まずはカメラを買って写真を初めてみたい!という人はα6000がオススメです。

写真はしっかり撮影できるし、ステップアップしても問題なく使える機種。

ソニーのカメラはフルサイズ用のレンズを買ってもAPS-Cのカメラで使えるので、α6000を安く購入してフルサイズ用レンズを買うのもいいかも。 

旅行に行く!動画も撮影したい人はα6400

簡単に旅行動画やVLogを撮影したい人にはα6400がオススメ。

なんせ動画性能が抜群にいい!

ソニーのミラーレスカメラではα5100以外は自撮り対応になっていないのもこの機種をオススメする理由の一つ。あと驚きのAFを体験してほしい。

画質にこだわった写真を安く撮影したい人はα7

動画は撮らないけど写真の画質にはこだわりたい。ふわっと背景をぼかした写真が撮りたいという人は、フルサイズセンサーのα7がオススメ。

基本設計は古いかもしれないけど費用対効果ではそこまで悪い機種じゃない。

個人的にも子供用に中古のα7を一台購入しようかと思ってるほど。

これ一台あれば数年間不自由しない!というカメラが欲しい人はα7Ⅲ

もう少しお金があって、これ一台でとりあえず不満なく数年間使い続けたい!というわがままな人にはα7Ⅲ。

大きな弱点がないカメラなので、購入して不満に思うことはほとんどないと思う。

これまでのカメラに比べて高額になるので、問題はそれだけの費用を捻出できるかどうか。出せるのであれば迷わず買ってもいいと思う。

動画撮影にこだわりたい!という人はα7SⅡ!だけどもうちょっと待って!

とにかく動画撮影機としてカメラを購入したい!という人は前述のα7Ⅲかもしくはα7SⅡになります。

特に暗い場所での撮影にはα7SⅡの威力は抜群。豊かな階調の動画を叩き出してくれます。でもちょっと待って!

噂では年内にはα7SⅡの後継機α7SⅢが発売されるようなので、いますぐに!という人以外はもう少し状況を見守った方がいいかもですよ!

ソニーのミラーレスじゃなくコンデジRX100シリーズがいいという人はこちら

ソニーコンデジRX100シリーズもαシリーズに負けず劣らずモンスターカメラ達です。

RX100シリーズのラインナップを知りたい人はこちら。

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特に2019年8月30日に発売されるRX100シリーズの最新型RX100Ⅶ(RX100m7)はα9並の連射性能を備えたカメラ。恐ろしすぎますよ!

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最後に

少しはソニーのミラーレスカメラのラインナップを理解してもらえましたか?本当にわかりにくいですよね^^;

でもそれだけ選択肢があるのでこの中からあなたにぴったりの一台は選べるはず。

この記事を参考にぜひあなたにとってのベストバイをゲットしてくださいね。

次の記事はこちら

コンデジなのにフルサイズセンサーを積んだバケモノRX1Rに関する記事はこちら。

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レンズ購入を考えている人は、騙されたと思って一度この記事を読んでください!

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