こんにちは。ゼロイチ(@cedar_studio)です。
X100Vのブラックを手にしてから2週間が過ぎました。毎日持ち出しているので2000ショットを超えました。少しずつカラー設定も落ち着いてきたのでそろそろ一度めの作例をまとめます。
あくまで素人に毛が生えたレベルの人間がX100Vを使うとこんな風に撮れるよという目で見てください^^;
X100Vのまとめ記事はこちら
最新のMYカラー設定
X100Vの最新のカラー設定はこちらの記事でも紹介しています。
今私が設定しているカラー設定はこちら.
- フィルムシミュレーション:クラシッククローム
- グレイン・エフェクト:弱・大
- カラークローム・エフェクト:弱
- カラークロームブルー:弱
- ホワイトバランス:AUTO
- ダイナミックレンジ:DR200
- Dレンジ優先:OFF
- トーンカーブ:ハイライト+2 シャドウ0
- カラー:+2
- シャープネス:0
- ノイズリダクション:0
- 明瞭度:+1
まだまだ手探りですが引き続きカラー設定を詰めていきます。(ちなみに動画も同様の設定で撮るようにしています。)
FUJIFILM X100Vの作例
作例は撮影した順番で並べました。カラー設定について悩みながら撮っているのもよくわかるんじゃないかと^^;
出社する途中に撮影した一枚。今ならシャッタースピードも設定して車を止めて撮影するんだけど当時はまだカメラに撮らせてもらっていた感じだったかもしれません。自然な色味で撮影できたかな。
フジフィルムのカメラで撮るフジフィルムのビル。沈んだブルーがビルと合っていて好きな一枚。シャドウ部もギリギリ潰れずに粘ってくれている。
夕暮れの灯りが消えた学校施設。ちょっと紫の空がどことなく怖い雰囲気を出してる。
出張で乗った新幹線の座席から。F2だけど充分ボケます。
ジャンクションのシルエットが綺麗だったから。「Black Orange Blue」という名のブログを運営するくらい黒・オレンジ・青の夕焼け空が好きなんですがこんな薄いブルーの空もたまにはいいなと思って撮りました。
こちらも同じ日の写真。ISOは6400まで上がってしまっていますが想像以上にノイズは少ない。フィルム調を目指すのであれば必要以上にノイズを気にしちゃダメだなって考えになりました。
家の中にいてもふと気がつくとX100Vを手に持って写真を撮ってしまいます。やっぱり外観がかっこいいっていうのも大事なんだと。麦茶を通る光と机に反射する光を撮りたくてシャッターを切りましたが満足のいく一枚になりました。
この日のその他の写真はこちらの記事からどうぞ。
蒲郡市にある竹島へ行った時。カモメの羽は止められていませんが空と海の色が好きすぎです。
竹島の中にある神社の休憩スペース。障子に当たる木の影が印象的。
同じく竹島の近くにあるカフェ。焦点距離35mmは室内撮りには狭いと思う人もいるかもしれませんが、カフェ撮影するときのほとんどは全景ではなく切り取り写真が多いので(少なくとも私は)35mmは全く狭いと感じません。逆に50mmくらい欲しいと思う場面の方が多いかも。
竹島は陸と橋で繋がっています。ちょうど橋の向こうに夕日が沈んでいきます。SONYで撮影すると現像ありきになってしまうのでついつい自分好みのもう少しコントラストが高い写真になってしまいがちですが、カメラが作ってくれた写真と偶然出会えるのもFUJIFILMのカメラを使う楽しみだと思います。
竹島の帰りに撮った写真。コインパーキングの中にある精算機はLED照明がついているので必要以上に印象的になる被写体。暗い場所でも手持ちで撮影できるかこの写真で確認しました。
この日のそのほかの写真はこちらの記事からどうぞ。
この日はVlogも撮っていました。
さっきも言いましたが部屋にいてもついつい手に取ってしまうのがX100V。ノートを開いで考え事をしていたのにいつの間にか写真を撮っていたという一枚。
X100Vはデジタルズームができるのですごく便利。焦点距離35mmだとちょっと広いなと思う場面でもズームすれば70mmになります。こんな切り取り構図もなんのその。
公園の池でカップルが鯉に餌をあげているシーン。ハンドストラップをつけていつも手に持っている(持っていられる)からこんなシーンに出会った時にも咄嗟に撮影することができる。それがX100Vの強み。カメラをカバンの中に入れていたら絶対に撮れなかった写真。
X100Vからアダプタリングを装着することで防塵防滴仕様になりました。雨が降る日でも心配せずに写真を撮ることができます。
この日のほかの写真はこちらの記事からどうぞ。
いつもはソニーのα7S3を使っているのですが、X100Vはそれに比べるとやはり見にくいです。(金額的にもそれは仕方のないこと)なので間違って解放F2で撮影するとこのようにピンボケした甘い写真になることもあります。
木の枝のシルエットが本当に綺麗です。シャッタースピードを稼ぎたくて解放F2で撮影したのですがピントが合っているところはシャープに写っています。奥の車や木々は流石にボケています。
先代X100Fの特徴でもあったゆるふわの描写はなくなりました。こちらもF2で撮影していますがしっかりとシャープ。X100Fを使っている時には想像できない写りです。
実はこれスーパーのゴミ置き場のフェンス。解放F2で最短撮影距離までよって撮影。
雪が降る岐阜市内。ようやくシャッタースピードをコントロールする余裕が。
この日の他の作例はこちらからどうぞ。
プロが淹れるコーヒーはどうしてあんなにうまいんだろう。デジタルズームで撮影しています。カフェ写真ではこういう写真が撮りたいんです。
明暗差が激しいシーンでもどちらもちゃんと表現できているのに驚きました。
これぞカフェ写真って感じ。小さなお店だったのでマフィンが置いてあるカウンターからカメラまで1mないくらい。それでも35mmあればこんな風に撮れるのでもう最強のカフェカメラだと思っています。
名古屋市内のとある文化施設で撮った写真。モノクロームはあまり撮りませんが窓際のカーテンを見てるとどうしても撮りたくなって撮った一枚。
花びらの柔らかいピンクとその明暗がちゃんと出ていて驚きました。次はもっと赤いバラで色の飽和が起きないか確認したいです。
最強のカフェカメラだと思うのはこんな場所でもさっと構えて周りに圧迫感を与えずに写真を撮れること。(もちろん盗撮はNGですし、お店に撮影許可確認済み)
緑色の出方が特に好きです。
この日の他の写真はVlogでまとめてあるのでどうぞ。
大須商店街の中にあるカフェ。アーケードからの光が差し込む店内。
これはLightroomで現像した一枚。軽量・コンパクトなカメラでいつもJpeg撮って出しをしているからつい性能を低くみてしまいがちですが、APS-Cセンサーを詰んだカメラなのでもちろんRAW現像も充分できます。満足がいく一枚に仕上げることも可能。
この日の他の作例についてはこちらの記事からどうぞ。
まとめ
FUJIFILM X100Vは完璧なカメラではないですし決して安いカメラでもありません。
全ての撮影シーンに適しているわけでもないですが手元に一台置いておくと物欲がすっとおさまるいいカメラ。ハイスペックなカメラをいつも振り回している人ほどX100Vのようなコンデジを常に持ち歩く、そんなカメラライフをおすすめしたいです。
この軽さ・コンパクトさの中にこの写りが詰まってこのデザイン。これがX100Vを語る上の必要十分な言葉ではないでしょうか。