こんにちは。すぎっち(@cedar_studio)です。
富士フィルムのコンデジX100Vはいつも手元にあるカメラで、もっとも出番の多いカメラ。たくさん使い続けてわかってきたことやX100Vの作例をレビューとして紹介します。
FUJIFILM X100Vの関連記事はこちら
- X100Vってどんなカメラ?
- X100Vの長期使用レビュー
- どこに行くにも一緒なX100V
- X100VをVlog用カメラとして
- X100VはX-E4の代わりになるか
- X100Vを深く愉しむ
- X100Vを買うときに注意すること
- FUJIFILM X-T4やX-Pro3、X-E4ではなく100Vをおすすめする理由7点+α
- X100Vの作例
- まとめ
X100Vってどんなカメラ?
発売から2年以上経過しているにもかかわらずいまだにコアなファンが多いX100V。
大人気なX100Vはどこが魅力的なのか。
X100Vのスペック
X100シリーズはX100Vで5代目。基本的なコンセプトは変わらずにモデルチェンジされてきました。X100Vになって大きく変わったのは「レンズ」と「背面ディスプレイ」。
特にレンズはこれまでのX100シリーズの特徴だった開放でふんわりとした写真が撮れるレンズだったのが、開放でもシャープに写るレンズに変更になったこと。
撮る人の嗜好によっては前作のX100Fの方がおすすめになることもあるので注意が必要だよ!
X100Vの主なスペックはこちら
- 商品名:FUJIFILM X100V
- 有効画素数:2610万画素
- センサー:APS-Cサイズ X-Trans CMOSセンサー
- レンズ:焦点距離35mm、絞りF2.0(35mm換算)
- デジタルテレコン:あり(35mm、50mm、70mm)
- NDフィルター:内蔵フィルターあり
- 最短撮影距離:10cm
- 最大撮影倍率:0.25
- 連写性能:11コマ/秒
- ファインダー:ハイブリッドビューファインダー
- 背面液晶:3.0型チルト式タッチパネル
- フィルムシミュレーション:17モード
- 動画:4K30p撮影可能
- サイズ:128.0mm x 74.8mm 53.5mm
- 質量:478g
レンズの違いはあるけどできれば最新型を使いたいって気持ちはあるよね
X100VとX100Fの写りの違いを確認したい人はこちらの記事からどうぞ。
新しいフィルムシミュレーション(クラシックネガとエテルナ)
X100Vではクラシックネガとエテルナが追加されました。コントラストが高めのクラシックネガとシネマティックな雰囲気が作れるエテルナは活躍の場が増えそう。
現在採用されているすべてのフィルムシミュレーションが使えるのでお得です!
X100Vの全フィルムシミュレーションを比較した記事はこちら
特にクラシックネガは緑や木造建築物を撮影すると独特の渋みが出て好きです。(クラシックネガの作例)
X100Vのかっこよさ
X100シリーズの第五世代であるX100Vになってボディの精巧性が一段と向上しました。それによって撮るだけでなく見るのも楽しいカメラに。
個人的に「写真を撮る」時テンションが上がるのは、高いスペックのカメラを使っているよりも。持っててテンションが上がるかっこいいカメラの時。
X100Vはプロダクトとしての完成度が前作のX100Fから一段と進化。角が立ったキリッとしたカメラに変身しました。
X100Vを首から下げると大きくもなく小さくもなくちょうどいい。
かっこよさをカメラのスペックに加えるとしたらX100Vはトップクラスのスペックを誇ると思います。
カメラにかっこよさが必要なのかをまとめました。
X100Vのおすすめアクセサリー
かっこいいカメラなX100V。おしゃれにカスタマイズするアイテムも豊富なのが特徴。もちろん快適な撮影をサポートするためにもアクセサリー類はしっかりと用意を。
特にレンズフードはおしゃれに直結すると同時に、無くしやすい純正のレンズカバーを付けなくてもいいようにするためにX100V購入と同時に購入をオススメします。
スクエア型のレンズフードもかっこいい。私はこっちを購入しました。
その他、X100Vにオススメなアクセサリーについてこちらの記事をどうぞ。
X100Vの長期使用レビュー
かれこれX100Vを2年以上使っていますが、長い間使ってきたからこそわかることがあります。そんな長期使用レビューをまとめました。
私が感じたX100Vの大きな特徴は次の通り
- 直線基調の外観がかっこいい!
- 新しいフィルムシミュレーション『クラシックネガ』が使える
- 使って楽しいハイブリッドビューファインダー
- 安心の防塵防滴仕様
- 地味に大活躍なフォーカスレバー
- 使いやすいRAWデータ
- 大活躍のデジタルテレコン
- 使いやすいチルト式液晶
詳細についてはこちらの記事で説明しています。
どこに行くにも一緒なX100V
スペックやかっこよさを語ってますが私にとってはいつも一緒にいるカメラなのがX100V。掛け値なしに常に持ち歩いています。
さまざまなシーンで活躍できるX100Vですが、散歩用カメラからテーブルフォト、風景写真まで実際にいろんなシーンで撮影することができます。
朝日が出てくる瞬間を狙っていますが、X100Vのフィルムシミュレーションだと最適な色味を演出することが可能。
室内の何気ないシーンですが光の入り方がきれいだったので。こんななんでもない写真を撮ってしまうのでX100V。
飲み会の席で取り出しても違和感がないのがX100V。
1ヶ月で私がどんなシーンで撮影したかわかるように作例をまとめました。自分で振り返ってみると想像以上にさまざまなシーンで活躍していました。
X100VをVlog用カメラとして
常に手元にあるカメラX100V。Vlog用カメラとして活用できないか試しています。
動画用カメラとしてX100Vのメリットは次の通り。
- 4K動画が撮影可能
- フィルムシミュレーション撮って出し
- チルト液晶搭載
- マイク端子搭載
前作のX100Fは動画用カメラとしてはイマイチな部分が多かったですがX100Vになってかなり改善されました。しかし撮影時間の制限やズームができないことなど、本格的な動画カメラとしては不便な部分が多いですが、日常的なVlogを撮影する分には最高の相棒になるのがX100V。
そしてVlogを撮るためにはボディ内蔵マイクではなく外付けマイクを使うことをオススメしますが、コンパクトボディのX100Vに大きなマイクをつけるのは相応しくありません。こんなコンパクトなマイクがX100Vにはお似合いです。
X100Vを中心としたコンパクトなカメラで週末ごとにVlogを撮影しYoutubeにアップしています。X100VでどんなVlogが撮影できるのか参考にしてください。
X100VはX-E4の代わりになるか
X100Vと同じようにコンパクトでかっこいいカメラなのがX-E4。レンズ交換式カメラになりますが個人的にはすごく気になっています。そんな物欲を抑えるために違う種類のカメラですがあえてX100VとX-E4を比較してみました。
結論から言うと、望遠や広角、スポーツ撮影などの特殊な撮影を行いたい人はX-E4の選択もありますが、スナップを中心とした日常的な撮影を行う人もコストも含めてX100Vがオススメです。
X-E4もすごくいいカメラだよね
X100Vを深く愉しむ
さらにX100Vを深く愉しむための方法について提案します。ただのミラーレスカメラではないX100V。いろんな愉しみ方があります。
マニュアルモードで撮影
X100Vに限らずFUJIFILMのカメラはISOやシャッタースピード、F値を物理ダイヤルで操作することが可能です。
さらにファインダーがハイブリッドビューファインダーになっているためOVFとEVFの切り替えが可能。なのでファインダーをOVFに設定にし露出をマニュアルにすることで、シャッターを押すたびに自分の露出設定があっていたか確認しながら撮影する楽しみ方を提案します。
マクロモードで撮影
X100Vにマクロモードは設定されていませんがデジタルテレコンを使うことでさらに被写体によることができます。最短撮影距離10cmの状態からデジタルテレコンで70mmにするとさらに拡大して撮影することが可能。
いわゆるクロップして拡大しているので完全なマクロモードではありませんが、直感的なマクロ撮影ができるので私は多用しています。
特に紫陽花の季節では大活躍しました^^
マクロ的な撮影できるってことは新しいレンズ一本手に入れたようなもんだもんね
X100Vを買うときに注意すること
ここまでX100Vを使ってきて、さらに同じ高級コンデジであるSONY RX100やRICOH GRも使ってきて私が感じた『X100Vを買う時の注意点』について紹介します。
決してどちらのカメラが良いかという意味ではなく、これから買おうと思っている人にとって合っているかどうかについてまとめました。
コンデジだけどそこそこ大きい
X100Vは他のコンデジに比べると一回り大きいイメージ。手の中に納まる感じではありません。RX100シリーズやGRシリーズのようにポケットに入るようなサイズ感ではないので購入する際は一度手に持って確認することをお勧めします。
サイズ感はこんな感じなので普通のカメラと考えるとちょっとコンパクトなイメージですが、他のコンデジと比べるとちょっと大きい。
値段が高い
いいものは高いのが当たり前ですが、X100VはRX100m7やGRⅢxなどに比べると1割から2割ほど高いイメージです。下のリンクからそれぞれ価格を確認してもらえるとわかります。それでもその価格差を考えても購入してもいいと思えるのがX100Vです。
その他にもいくつか注意点があるので詳細はこちらの記事にまとめました。
FUJIFILM X-T4やX-Pro3、X-E4ではなく100Vをおすすめする理由7点+α
X-T4やX-Pro3、X-E4など富士フィルムのミラーレスカメラはどれも魅力的。それでも私がX100Vをおすすめする理由があります。
- 23mmF2のレンズが秀逸
- レンズっもセットで考えると価格が安い
- マクロ(っぽい)撮影もできてしまう
- デジタルテレコンで焦点距離自由自在
- 悪環境で安心な防塵防滴
- 唯一無二のハイブリッドビューファインダーが搭載されている
- ボディ内にNDフィルターが内蔵
- かっこいい
それぞれの理由について詳しくはこちらの記事でまとめていますが、X100Vは私たちの撮影体験の90%をカバーできるカメラだと思います。
X100Vの作例
実際にX100Vを使って撮影した作例を紹介します。先に紹介した写真以外にX100Vで撮影した作例をまとめた記事をつくりました。作例メインで確認したい人はこちらをご覧ください。
X100Vは寄れるしカラーもいいしで紫陽花を撮るのに最高なカメラです。
海でちょっとだけポートレートしてみました。
X100Vはコンパクトカメラですがさまざまな機能が盛り込まれたカメラです。これ一台あれば大概の人は他のカメラは不要になるカメラだと思います。実際に私は友人に最初の一台としてX100Vをオススメしています。
X100Vが欲しいなと思って迷っている人は一度買ってみてください。すぐに虜になりますから。万が一、気に入らなかったとしてもまだまだ大人気なので下取り価格も比較的高いので問題ないと思いますよ。
まとめ
FUJIFILM X100Vは発売から一年以上経過しているのにさらに人気が出てきたように感じているのは私だけ??
実際にX100Vを欲しいと思っている人はシルバーとブラック、どっちにしようか迷っているみたいです。個人的にはよりクラシカルな雰囲気やかわいい雰囲気を求めるならシルバーを、かっこよさを求めるならブラックがオススメです。
私は朝起きたら机の上にX100Vが置かれていたという奇跡を体験しました^^
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