こんにちは。ゼロイチです。
動画を始めようと思っている人
- 動画を撮影してみたんだけどユーチューブで見るような動画が撮れない
- 動画を撮影するときのコツがあるの?
今回はこんな疑問に応えていきます。
この記事で知ることができること
- 動画撮影時のちょっとしたコツ
動画を撮る時に失敗しがちなこと
動画撮影するときに多くの人がしてしまう失敗はこちら。
動画が手ブレしてしまう
映画などでは、キャストの心の動揺を表現するためにあえて手ブレしている動画を撮ったりもしますが、一般的なオシャレな動画は手ブレがない方がいいです。
最近のカメラは手ブレ補正機能が充実してきているとは言いつつも、気にせず撮影しているとどうしても手ブレしてしまいます。撮影するときは脇を締めてガッチリと構えて撮影しましょう。
手ブレを極限まで抑えるときは『ジンバル』付きのカメラがオススメ
どうしても手ブレしてしまう人はジンバル付きカメラがオススメ。
DJIから発売されているOsmoPocket(オズモポケット)は小さなボディなのに、簡単に手ブレのない動画を撮影できるので最も簡単におしゃれな動画を撮影できます。
動画を長時間撮影してしまう
旅行動画でただおしゃべりしている風景を撮影して、編集してみたけどオシャレな動画にならなかったという経験はありませんか?
初心者の人がやりがちな失敗ですが、結局何を伝えたかったのかよくわからない動画が出来上がります。
そんな動画をついつい撮影してしまう人に向けて、おしゃれな動画を撮影するちょっとしたコツを次にお伝えします。
動画を撮影するときのちょっとしたコツはこれ
いろいろな構図の動画を10秒ずつ撮影する!
えっ?これだけ?と思う人がいるかもしれませんが、そう!これだけなんです。その理由を次に説明していきます。
観ている人が『次』を観たくなる構成
ドラマや映画をよく見ると、なんでもない会話のシーンがいくつかのカット(構図)で構成されていることがあります。これは観ている人を飽きさせないための工夫の一つ。
映画やドラマでは、長いセリフを視聴者に伝えたいけどそのままだと途中で飽きてしまう時に、カットを変えて視聴者の視点をわざと変えています。
大切なのは『いろいろな構図』で撮影しておくこと。
一本の動画で全てを伝え切らなくてもいい
キレイな夕日をバックに彼女と散歩しているシーンを動画に残しておきたいと思った時、あなたはどんな動画を撮影しますか?
私ならば、ここで動画として残しておきたいのは次の2点。
- 大好きな彼女と一緒に過ごした時間
- 素晴らしい夕暮れ時の風景
それならばその空間に存在するものを残さず撮影しましょう!
例えばこんなものが撮れるはずです。
- 笑う彼女の顔
- 歩く彼女の後ろ姿
- 繋いだ手
- キレイな夕日
- 赤焼けた空
- 道端の草花
- すれ違う子ども達
- 風に流れていく赤く染まった雲
- ・・・
それらを一つ一つ撮影し、その集合体が大切な記憶となって一本の動画になっていきます。なので撮影当日はいろんな要素やカットで撮影しましょう。
『10秒』のうち使うシーンは5秒ほど
心の中で5秒間数えてみてください。意外と5秒間は長いと思いませんか?
いろいろなカットで撮影することをオススメしましたが、それらを5秒以上眺めるのは意外と退屈。なので実際に使うシーンは最長でも5秒ほどとします。
ではなぜ10秒間撮影するのか。
動画撮影時と終了時の数秒間はピントが合う時間があったりシャッタボタンを押すために手ブレしたりと、実際は使えないシーンが発生します。そんな使えないシーンを含め10秒ほど撮影することで5秒の動画が出来上がります。
一番美味しいシーンを使うために10秒ほどのシーンをたくさん撮影しましょう。
いろいろな『動き』で撮影する
写真は『構図』が大切だと言われますが、動画は写真が何枚も繋がったものだと考えると、構図と共に『カメラワーク』(動き)が必要になります。
固定
動きが必要だと言いながらいきなり『固定』を紹介するのには意味があります。
カメラを固定して動かさないときは、撮影の対象物が動いているとき。
例えば子どもが飛び跳ねているときなど。カメラも一緒に動いてしまうと子どもの『動き』が表現しにくくなるのでそんなときはカメラを『固定』して撮影しましょう。個人的には、カメラの前を横切る人を撮る時によく使います。
こちらの動画の1:36秒あたりで使っています。
トラック(横スライド)
カメラを横にスライドしながら撮影する手法です。
遠近法を利用すると動きがより効果的に見えるようになります。非常に簡単に印象的なシーンにすることができるので、トラックのカメラワークはオススメです!
こちらの動画の0:13頃をご覧ください。
回り込み
被写体を画面の中心に置いて、カメラがその周囲を回り込む手法です。
主題としたいものをより際立たせることができます。
この動画では、格子で視線制御されている様子を撮りたくて回り込みの手法を使いました。0:50頃からご覧ください。
ピン送り(フォーカスイン/アウト)
ピントが合う点を前後に移動させる手法。
ボヤけていたものが徐々にくっきり見えてくるので、ついつい目で追ってしまいます。
下の動画の冒頭0:08頃にピン送りの映像があります。
超おすすめ!スローモーション!
そして一番オススメなのがスローモーション。
何気ないシーンでもスローモーションで撮影するだけでちょーオシャレになります。(語彙力なし。。。)
この動画でもスローモーションを多用しています。0:06をご覧ください。普通のスピードで撮影しているとなんでもないシーンなんですけどね。。。
またスローモーションには、手ブレを抑える(目立たなくさせる)機能もあるので、手ぶれ補正が付いていないカメラで撮影するときはスローモーションで撮影してください。
スローモーションの撮影機能がないカメラでも、120fpsなどのコマ数で撮影しておけば動画編集時にスピードを遅くしてスローモーションのようにすることも可能。
動画設置時のfps(フレームレート)については次の記事でまとめています。ちょっと難しいかもしれませんができるだけわかりやすくまとめているのでご覧ください。
10秒ずつの動画をつなげてショートムービーにする
最後にそれらをつなげてショートムービーします。
ベースとなるBGMを選んだら後は撮影した10秒ずつの動画から5秒分取り出して並べるだけ。3分から5分ほどのショートムービーでいい。
それだけで素敵な思い出が一生残せます。
こちらの動画は姪っ子たちと散歩に行った際に撮影した動画を簡単につなげただけのショートムービです。これだけでも大切な思い出になりますよね^^
最後に
今回紹介した例は一部ですが、少しだけのテクニックで誰でもおしゃれな動画は撮影できます。
私はYouTubeを観ながら独学で勉強していますが、私が知っている少ない知識の範囲ですが、出来るだけ皆さんも共有していきたいと思っています。引き続きこのブログで紹介していきたいと思います^^
私が動画撮影時に主に使用している機材
私は次の機材で主に動画を撮影しています。
オズモポケット
記事の中でも紹介した手ブレをほとんどなくすことができるカメラ。
RX100m7とOsmoPocketで手ぶれ補正の比較を行いましたが驚愕の結果が出てしまいました!
ソニーコンデジRX100m5
コンパクトデジカメRX100m5。手ブレ補正も付いているし4K動画も撮影可能。ボディも軽いのでジンバルに乗せる時も小さなものでもOK!
ソニーミラーレスカメラα7ⅲ
高級機材になってしまいますが写真だけでなく動画撮影能力も十分!。最強のカメラの一台だと思っています。
SIGMA fp
とてもコンパクトなのに写真も動画性能も素晴らしい。動画にハマって本格的なものを撮ろうと思っても対応できるのがSIGMA fp。ティール&オレンジの独特な色合いもオススメです。