こんにちは。すぎっち(@cedar_studio)です。
世の中がいろんな制約から解放されて初めての夏。どこかに旅に出たい気分の時、あなたはどんなカメラを持って行きますか?
ボクはいろんなカメラを持っていて、いつも旅行するときはカメラを何台も持ち出したり、レンズも数本持っていくことが多かったです。でも今年の夏はカメラ一台だけを持って出かけました。(と言っても帰省という名の旅行だけどね)
ボクがなぜカメラ一台に絞ったのか。その訳とカメラ一台に絞った結果について紹介します。
どのカメラを持っていったのかと、その理由が気になるよね!
手にしたのはライカM10
ちょっとカメラが趣味の人だとカメラは何台か持っているし、ボクもたくさんのカメラを持っています。だからいろんなシーンで撮影することを想定して、どうしてもカメラを何台も持って行きがちでした。
例えば以前ボクが旅に持って行ったカメラはこんな感じ。
- ハッセルブラッド907x:ガチの風景写真を撮る用
- ソニーα7S:夕日の写真を撮る用
- 富士フイルムX100V:普段使いとカフェ用
- リコーGR3x:とりあえずポケットに入るから
- ハッセルブラッド500cm:フィルム写真を撮りたい時用
ちょっと頭おかしい量だよ!
でも今回はカメラは一台だけにすると決めたので、持ち出したのはライカM10とフォクトレンダーULTRON35mmF2。
M10のシルバーをベースに革が張り替えられているかわいいカメラ!
撮影が主目的の旅行じゃなかったから今一番お気に入りのカメラをチョイス。でも結果的にはそれで良かったのかもしれない。
旅行のカメラは一台で良かった
先にちょっと書いたけど、今回ボクがカメラ一台にしたのは撮影メインの旅行じゃなかったから。
帰省という名の旅行だから特に撮影スポットに行くわけでもなく、お出かけしたついでにちょっと写真を撮る程度だから、あまり仰々しくないカメラがいい。
撮影がメインなら一眼カメラ、体験がメインならコンデジかライカ。最近棲み分けができてきた気がする。ま、自分は撮影メインがほとんどないんだけど。。。 pic.twitter.com/39rWTyjQ8N
— すぎっち/StudioCEDAR (@cedar_studio) August 26, 2023
旅行用のカメラに求めるもの
多分普通の人よりは旅行をすることが多いし移動距離も長いボクが考える「旅行用のカメラに求めるもの」はこんな感じ。
- コンパクトであること
- 焦点距離は標準域であること
- 写りがいいこと
- かっこいいこと
コンパクトであること
撮影旅行みたいにずっと首からカメラを下げて移動するんじゃなくて、時にはバッグの中にしまうことも考えると、カメラ本体のサイズはコンパクトな方がいい。重量は多少重くても、サイズはコンパクトであることを優先すべき。
チョックイン後に小さなカバンでもう一度出かける時を考えるとコンデジとかのコンパクトなカメラがいいんだよね!
焦点距離は標準域であること
今回ぼくは35mmのレンズをチョイスしたけど大正解だった。一歩引けば広角に撮れるし、ちょっと寄ったりトリミングすれば望遠っぽい感じでも撮れる。個人的には35mmから45mmくらいが一番いい気がする。
いちいちレンズ交換はしたくないし、交換レンズを持ち歩きたくもないしね!
写りがいいこと
撮影メインの旅行じゃないとはいえ一生の記憶を写真で残したいから写りは妥協したくない。だからやっぱり写りのいいカメラにしたい。人によって基準はまちまちだけど、ボクはAPS-Cセンサー以上のカメラを選ぶようにしてる。時には暗いところで撮ることもあるからセンサーは大きい方がいいな。
写りがどうでもいい人ならスマホでOK!カメラを持ち歩くならやっぱり写りは妥協したくないもの!
かっこいいこと
旅行の時って服装にもちょっと気をつけるじゃないですか。それなら持ってるカメラもできればかっこいい方がいいですよね。
こんな記事を書くくらいに、ボクはカメラのかっこよさは大事な要素だと思っています。
みんな持ち物には気をつけるけどカメラのデザインは「こんなもの」って諦めてるのかなぁ…デザインもカメラの大切なスペックだよ!
今回あえてカメラを一台に絞ってみたらとても「楽しかった」です。どのカメラで撮ろうと考えることがなかったので旅行に集中することができました。観光地だけじゃなく街中でも持ち歩くことができるサイズ感と見た目も良かったのかもです。
カメラを一台にすると写真が時系列で記録されるのも良かったです。いろんなカメラに別々に記録するのと違って、記憶や経験が一台のカメラに蓄積されていく感覚は、旅行に一番大切なことのような気がしました。
おすすめの旅カメラ
最後に私がおすすめする旅カメラを紹介します。
RICOH GRⅢx
手にしてしまうと他のカメラを持ち出さなくなってしまうほど虜になるのがGR。特にGRⅢxは焦点距離が40mmなので使いやすい焦点距離。ズボンのポケットにも入るサイズ感だから旅のお供にも最適。だけどしっかりと写りも素晴らしい、唯一無二のカメラ。
FUJIFILM X100V
カメラのかっこよさの大切さに気づかせてくれたのがX100V。GRに比べると一回り大きなボディだけど、普通のミラーレスに比べるとコンパクトな部類に。クラシカルなデザインはおしゃれな見た目も相まって旅行に最適なカメラ。もちろん写りも素晴らしい。
LEICA M11+ズミクロン35mmf2
今回ボクが持ち出したライカM10の後継機なのがM11。予算が許すならM11が旅カメラに適していると思う。M10は専用の充電器が必要だけどM11は直接ボディに充電できるから荷物を減らすことができる!
レンズはライカ純正のズミクロン。コンパクトボディなのでこちらも旅行に最適!首から下げて歩いてると外国人から声かけられることも。
あとは同じライカだとコンデジのQ3もおすすめ。
これ一台あればほぼなんでも撮れる優れもの。レンズ一体型だからこの値段でライカのカメラシステムが揃うのも嬉しい。M11と同じくボディに直接充電できて荷物が減らせるのもGood!
※リンク先は前モデルのQ2です。
今回の旅で撮影した作例
最後に今回の旅行で撮影した写真たちを少しだけ。他にも家族や親戚を撮った写真もたくさんあって大満足でした。旅の記憶のメモと一緒に。
お盆前の京都駅を少しだけぶらぶら。京都タワーも京都駅も撮影スポットが沢山あって魅力的。
京都市内から少し離れた山奥にある風鈴寺。いわゆるインスタ映えするスポットでいろんな仕掛けがされていて感心。
ブルーボトルコーヒーでスマトラの豆を書いたくて。新風館もちょっとだけぶらぶら。
滋賀県にあるメタセコイヤの並木道。SNSにアップするための動画を撮る人たちがいっぱいでちょっと疲れたり。
福井県にある年縞博物館。内藤廣設計のこの建物はもっと評価されてもいいと思うけどちょっと地理的に不利かな。
尼御前SAは夕陽を撮るのにぴったり。SAから出てすぐでこの風景が撮れるのはなかなかのもの。撮影してたらポーズを取ってる女性3人組。写真撮ってあげたら喜んでた^^
金沢市内で食事して観光地をぶらぶら。ちょっとスイーツも食べたり。
そしてやっぱり地元の夕日は最高だな。
お盆は親戚が集まったから姪っ子を連れて海まで散歩。入るつもりはなかったのに結局みんな海に入ってた笑。ライカ持って海に入ってたの、あとで振り返ってゾッとした。
能登にあるとある神社。人も少なくてゆっくりできた。
遠くで雷鳴が響いてる中、公園の中を散歩。ただ突然暗くなって雨が降りそうだったら途中で引き返す。車に乗り込むと同時に雨が降ってきた。良かった汗
まとめ
旅に持っていくカメラは何がいいかは人それぞれかもしれないけど、できれば一台にまとめた方がいいなと今回の旅で感じました。ライカM10に35mm単焦点のセットだったけどいろんな写真を撮れたし、それ以上にいろんな場所に行っていろんな思い出ができたことが大満足。
あなたのおすすめの旅カメラも教えてくれると嬉しいです^^
最後まで読んでくれてありがとう!できればブックマークとシェアしてくれると嬉しいな^^