『すぎっち』のジモログ

地元ラブに生きるジモグラファーのカメラのこととか【火・土更新 ときどき木更新】

ライカM10とプラナーで撮るフィルムライクフォト

こんにちは。すぎっち(@cedar_studio)です。

ライカM10が少しずつボクの手にも馴染んできて本当の意味でのマイギアになりつつあります。ここ最近は常に持ち出していろんなシーンで撮影してその特性を試して楽しんでます。

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そして同時に新しくゲットしたカールツァイスのプラナー2/50Zは、コンパクトでありながらプラナーらしい透明感がある描写で、今ではボクのお気に入りレンズになりました。

そんなデジタルライカを使ってあえてフィルムライクな写真を撮ることが最近のボクの楽しみで、今回は作例の紹介とフィルムライクの現像について紹介します^^

 

 

ボクのライカは皮が張り替えられたシルバーモデルなんだけど、これがまた最高にかわいいんだよね^^

 

 

 



ライカでフィルムライクな現像

ライカの良さは柔らかいトーンと繊細な写り(だと思ってる)。それをあえて「フィルムライク」と称してある意味劣化させることについて納得しない人もいるかもしれないけど、ボクは「自分が好きなカメラで好きなように撮ればいいやん」って考えているので富士フイルムのカメラでもRAWでしか撮らないし、ソニーのカメラでも動画は撮らない。

 

自分で買ったものなんだから他人からどう言われようと好きに使えばいいんだよ!

 

ライカM10の画像処理エンジン「マエストロ」も非常に優秀みたいでJpegで撮影するとなんとも言えない写りをするみたい。でもボクは基本RAWで撮るからほとんど試したことないんだよね。

ただライカM10のRAWデータは変な現像しなくてもすでに美しいから露出とレンズ補正だけかけて書き出すことが多いから一度Jpeg撮って出しも試してみたいな。

ライカ M10 作例

ライカM10のRAWで撮影してそのまま現像した写真 きれいでしょ?


フィルムライクな現像はボクがこだわりにこだわり抜いたプリセットを使ってる、と言いたいところだけどそんな技術はないからプロの力を借りてる。

嵐田大志さんが書いた「デジタルでフィルムを再現したい」で紹介されてるパラメータを使って少しだけカスタマイズして使ってる。

 

使えるものはなんでも使う!模倣の上にオリジナルがあるんだー!

 

この本はいろんなシチュエーションに合わせたプリセットが紹介されているからちょっとでも興味がある人は買うことをお勧めするよ!ボクはこの本を読んでからそれまで全く触っていなかったLightroomのキャリブレーションのパラメーターを調整するようになったから、それだけでも買った価値はあると思ってる。

 

ライカとプラナーとフィルムライクフォト

「フィルムライク」って何?と聞かれると答えに困ってしまうけど、見る人がフィルムっぽい写真だねって思ってもらえたら一番うれしい。思わなくてもなんとなく気に入ってもらえればそれでいいとも。

そして桜こそフィルムで撮るべきなんじゃないかと思う。知らんけど。

 

地元の中でもまだまだ知られていない隠れ桜スポット。ここで桜を愛でている人に出会ったことがない。多分桜の周りに常緑樹が植えられていて外からは桜が咲いているのが分かりにくいことと、住宅地からちょっと離れた田んぼの真ん中にある公園だからだと思う。プラナー独特のきれいな前ボケと淡い桜のピンクと緑の対比が美しいよね。

ライカ M10 作例

 

神社の横に作られた公園に咲いた桜。こんな感じで周りには田んぼしかないから誰も気づかないし近寄らない。耕運機が走り抜けていくのどかな風景と桜がよく似合うし、フイルムっぽい抜けた空がいいね。

ライカ M10 作例

 

ボクがデジタルであえてフィルムライクな写真にするのは、フィルムだと絶対に撮らないようなこんな被写体でも躊躇なくシャッターを切れるから。もちろんフィルムカメラ特有の一枚一枚を大切に撮る作法も好きだし否定する気もないけれど、フィルムっぽい写真が簡単に手に入るってのもうれしいよね。

ライカ M10 作例

 

桜が咲く季節に、実は桜よりもたくさん撮ってるのがユキヤナギ。小さな花がたくさん咲いてまるでヤナギのように細く長く垂れ下がる様はきれいだよね。他に撮ってる人も少ないからゆっくりと撮れるのもいいよね。

ライカ M10 作例

 

ライカM10はマニュアルフォーカスだからもちろんフォーカスを外すこともある。でもそれは撮れたものが確認できないフィルム写真でもよくあることだし、そんな意味では似たところもあるのかもしれない。

ライカ M10 作例

 

その日の気分に合わせてカメラを変えるように、現像するテイストも変えていいと思う。「なんとなく」でフィルムライクな写真に現像することもアリだしたのしい。

ライカ M10 作例

 



 



まとめ

固定概念にとらわれずに好きなようにカメラを使い倒すのが一番楽しいことで、高級カメラライカでこんな変哲もない写真をたくさん撮ってるのも気持ちよければそれでいいでしょ?とも思う。

「フィルムライク」ってのがいまだによくわかっていないけど、ボク自身が気持ちいいって思えることが一番大事なんだよね!

 

 

 

最後まで読んでくれてありがとう!できればブックマークとシェアしてくれると嬉しいな^^