こんにちは。すぎっち(@cedar_studio)です。
富士フイルムのX-T5で金沢を散歩してみました。フィルムシミュレーションは相変わらずノスタルジックネガのカスタム設定で。実験的に色々やってみたので今後ブログでまとめていきたいと思ってます。
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今回はマクロレンズでありながら標準域をカバーするXF30mm F2.8 R LM WR Macroを使いました。やっぱりフルサイズ換算45mmは使いやすいですね。
40mmから50mmあたりの標準域は使い手の意識で広角っぽい感じにも望遠っぽい感じにも撮れるから楽しいよね!
今回のフィルムシミュレーションのカスタム設定
今回も前回と同様のカラー設定で撮影します。青空が出ていたのでようやくカラークローム・ブルーを試せると思ってワクワクです。
各種カラー設定はこちら
- フィルムシミュレーション:ノスタルジックネガ
- グレイン・エフェクト:OFF
- カラークローム・エフェクト:弱
- カラークローム・ブルー:弱
- スキームスキン・エフェクト:OFF
- ホワイトバランス:AUTO
- ダイナミックレンジ:200%
- Dレンジ優先:OFF
- トーンカーブ:H+1 S+1
- カラー:+1
- シャープネス:0
- 高感度ノイズ低減:0
- 明瞭度:0
まだまだ富士フィルムのカラー設定は初心者なのでいろんなパターンを試していきたいんですが、まずは今の設定の特性とか特徴を抑えたくてしばらくはこの設定でいきたいと思います。
金沢と言っても石川県庁周りをスナップ
金沢って聞いたら金沢駅前や兼六園、21世紀美術館をイメージするかもしれませんが、今回スナップしたのはもっと港寄りにある石川県町周辺。
決して伝統がある街ではありませんがある意味石川県民の日常風景としてみてもらえると嬉しいです。年末年始はもう少し金沢の街中も撮り歩きたいですね。
YoutubeでPOVスナップ動画もアップしてますよ
今回の記事と連動したYoutube動画もアップしています。胸にGoProをつけたPOV動画になっているので今回紹介する作例がどんなシーンでどのように撮られているのかを楽しんでもらえると嬉しいです。
今回ももちろん撮って出し
前回に引き続き今回も撮って出しでお届けします。
というのもまだLightroomでクラシックネガのプリセットが用意されていないので現像したくてもできないジレンマ。でもその間に撮って出しを楽しみたいと思います。
石川県庁は実はよくある県庁のデザインで、とあるK米設計があちこちの地方都市の県庁を同じデザインモチーフで設計しまくった結果、似たような建物が県庁所在地の中心部に出来上がるという盛大な嫌がらせが起きました。もちろん石川県もその通り。
青空が綺麗に出てくれて嬉しいです。これもカラークローム・ブルーのおかげかな?自分の現像だと青空はもっと薄い色になりが地。
これくらいだと湾曲とかも気にならない。高画素機はこんなシャープな描写が得意ですね。
ちょっと明るめに撮ってみる。クラシックネガと比べて露出で色の出方が違ったりもしないのでとても使いやすいフィルムシミュレーションだと思います。
ちょっと絞って逆光で撮ってみましたが嫌な描写はないので30mmF2.8Macroは逆光耐性は高いレンズですね。
気持ちいいくらいに何もない広場。
シャドウ部分がちょっと青みがあるのはホワイトバランスのせいなのかな。
金沢の冬の風物詩である雪吊りの準備をしてました。湿気を含んだ重い雪が降る北陸なので、雪の重みで枝が折れないように縄で枝を吊るんですよ。
X-T5の高画素機を体験するのはこんな枝を撮った時。100%まで拡大するとびっしりと描写してくれてます。
動画を確認して欲しいんですがなかなかピントが合わず苦労しました。何を撮りたかったのかは不明。
さぶろうべいはみんな一度食べに行ってほしい。
ちょっとだけポートレートも楽しんでみました。AFも早いからシャッターチャンスも逃さないしX-T5はポートレートにも最高かもしれません。とってもかわいく撮ることが出来ました。
知らない人が見たら何撮ってるんだって思うものばかりとってしまうのがスナップ。
石川県工業試験場まできました。尖った建物があるので角度によっては面白い描写に。ベージュのタイルと青空の対比が美しい!
そういえばマクロっぽいもの撮ってないなと思って撮ったもの。もちろんもっと寄れます。
とにかく気になるものをさっと撮れば最悪あとでトリミングもできるって考えると35mmから40mmくらいのちょっとだけ広角のレンズを使うのが一番ハッピーかもしれないですね。
前回も書いたんですがやっぱりもう少しシャドウを締めてもいいかもしれないですね。カラーはやっぱりとてもニュートラルっぽいイメージでどんなシーンでも使えるのがノスタルジックネガだなと感じました。
次は機会があればクラシックネガに挑戦してみたいと思います。
まとめ
X-T5になって撮って出しで撮ることが多くなったんですが、ノスタルジックネガがとても万能なフィルムシミュレーションだということが一因ではあるんですが、RAWで撮るとデータが重いんですよね。。。
一気にストレージがいっぱいになってしまうのでそこが悩みどころ。そんなX-T5を使う上での注意喚起の記事もそのうち書きたいですね。
最後まで読んでくれてありがとう!できればブックマークとシェアしてくれると嬉しいな^^