こんにちは。すぎっち(@cedar_studio)です。
富士フィルムの新製品X-T5が登場しました!気になるスペックや発売日、価格を確認しつつ、X-T5はどんな人に向いているのか整理しました。
シルバーとブラック、どっちが好きですか?
富士フィルムX-T5のスペック
FUJIFILM X-T5の主なスペック
- センサー:X-Trans CMOS 5 HR
- 有効画素数:4020万画素
- ISO感度:125-12800(常用)
- シャッタースピード:1/18000(電子シャッター時)
- 手ぶれ補正:センサーシフト方式 7.0段
- 背面液晶:3.0型3方向チルト式タッチパネルモニター
- フィルムシミュレーション:19種類
- 動画性能:6.2K 29.97p、4K 59.94p
- 最大撮影枚数:740枚(エコノミーモード)
- サイズ・重量:129.5mm x 91mm x 63.8mm、557g
画素数が4020万画素に倍増しました。高画素になり別の課題もありますが、他社も含めて高画素化しているので富士フィルムも追従した感じ。高画素化したことによるメリットは後で説明。高画素に合わせて手ぶれ補正も強化されているので安心感があります。
またサイズ、重量ともに大きくなっていたX-T4に比べてコンパクトになったX-T5。誰でも取り扱いしやすいサイズになったのは嬉しいですね。
FUJIFILM X-T5触ってきました。コンパクトだけど必要な機能がギュッと詰まってるイメージ。ファインダーはH2と比べたら差がわかるけど単体だと解らないかな。あとは供給不足でいつ入荷してくるのかだね。#XT5 #FUJIFILM pic.twitter.com/t1vu3sXvpd
— すぎっち/かたわれどきフォトグラファー (@cedar_studio) November 13, 2022
必要なところは補強しながらバランスのいいカメラになった印象だね!
X-T4、X-H2との比較
X-T4とX-H2S、X-H2とのスペック比較はこちら
X-T5 | X-T4 | X-H2S | X-H2 |
2022.11.25発売 | 2020.5.21発売 | 2022.7.14発売 | 2022.9.29発売 |
40MP | 26MP | 26MP | 40MP |
X-Trans CMOS 5 HR | X-Trans CMOS 4 | X-Trans CMOS 5 HS | X-Trans CMOS 5 HR |
X-Processor 5 | X-Processor 4 | X-Processor 5 | X-Processor 5 |
手ブレ7.0段 | 手ブレ6.5段 | 手ブレ7.0段 | 手ブレ7.0段 |
369万ドットEVF | 369万ドットEVF | 576万ドットEVF | 576万ドットEVF |
129.5x91x63.8mm | 134.6x92.8x63.8mm | 136.3x92.9x84.6mm | 136.3x92.9x84.6mm |
476g | 526g | 579g | 579g |
X-T4からは2年ほど、X-H2からは2ヶ月後の発売。動画向きのX-H2Sも合わせると怒涛の新製品ラッシュ。
富士フィルムのHPではX-Hシリーズが「ダブルフラッグシップモデル」と位置付けられたの反面、X-T5は「小型・軽量・高画質」を追求したモデルとしてさらに磨かれたようです。
またサイズ、重量ともに大きくなっていたX-T4に比べてコンパクトになったX-T5。誰でも取り扱いしやすいサイズになったのは嬉しいですね。
Hシリーズはボクみたいなアマチュアには持て余すスペックとサイズだったけどX-T5はまさにボクたちのために発売されたカメラだよね!
X-T5の発売日と価格
FUJIFILM X-T5の発売日と価格
- 発売日:2022年11月25日
- 価格:257,400円(ボディのみ・税込・富士フィルムHPより)
価格は最安値で23万円(税込・2022.11.12現在)程度。
円安の影響もあってカメラの価格がどんどん上がっているイメージなんですが、そう感じるのはボクだけでしょうか?
富士フィルムのXマウントレンズを持っていない人はとりあえずレンズキットを買うのもありですが5万円くらいの価格差を考えるとXF 35mm F1.4 Rを中古で買う方が幸福度は高いかもしれませんね。
カメラの値段が上がっている今だからこそ、中古レンズも含めて賢くゲットしないとね!
X-T5は本当に使いたいカメラになった
Xシリーズのフラッグシップ機の座をHシリーズに譲ったX-T5。そうすることでX-T5はボクたちが本当に使いたいカメラになりました。
圧倒的に使いやすい軽量・コンパクト
一眼カメラで動画が撮れるようになって手ぶれ補正を搭載するようになってからカメラはどんどん重く大きくなりました。ボクも当時最新のα7SⅢを使っていましたが、あまりにも重くて大きいボディに嫌気が差して手放しました。
その反面、ボクはソニーのα7Sをまだ使ってるけど、軽量・コンパクトでどこにでも持ち出しやすいし一日フォトウォークしていても疲れにくい。軽さも重要なカメラのスペックなんじゃないかと思います。
α7SⅢを手放した時の様子はこちらの記事から
X-T4から50gも軽くなって、サイズもコンパクトになっています。女性でも持ちやすいサイズ感と少しでも軽くなったボディは圧倒的に使いやすいカメラになっています。
ボクも手が小さい方だからコンパクトなX-T5はフォトウォークに最高だよね!
高精細を生み出す4000万画素
画素数が増えるとより高精細に表現することができるから、それだけで写真が上手くなった気がします。約4000万画素のX-T5は写真を撮るボクたちに最高の一台に。
でも高画素になると気になるのが写真データが大きくなることと、手ブレ写真を量産すること。富士フィルムはそんな問題にもちゃんと解決策を出しています。
微ブレを抑える7段の手ぶれ補正搭載
X-T4の6.5段手ぶれ補正からX-T5では7段の手ぶれ補正が搭載。長秒露光を手持ちで撮っても問題ないだろうから、暗い場所でISO感度を上げずに明るい写真を撮ることも可能に。
もちろん高画素による微ブレも極限まで抑えられるからX-T5に真に必要な機能の一つ。
データ容量を抑えるHEIFにも対応
4000万画素のデータはきれいだけどデータ容量が大きくなるから一気にストレージがいっぱいに。特にスマホでデータを管理している人にとって写真データが大きくなることは大問題。
X-T5はJpegに比べてデータサイズは70%ながら10bitの色情報をもつHEIF形式を採用。X-T5は撮って出しで撮りたいからデータは小さいけど色情報が豊富なHEIFで記録できるのは安心。
高画素化の弱点もしっかりとカバーしてきたX-T5!富士フィルムさんさすがです!
単焦点でもズームできるデジタルテレコン
軽くて写りがいいから単焦点をつけることが多いけど、シーンによってはズームがしたい時もあったり。
X-T5はデジタルテレコン(x1.4、x2.0)が搭載されているから困ったときは擬似ズームが可能。これは4000万画素の高画素センサーを搭載しているからこその効果。これで単焦点が大活躍するのはもちろん、ズームレンズも望遠域が伸びるから一本で様々な表現が可能になっちゃう。
デジタルテレコンはX100Vにもついているけど便利でよく使っちゃう!ズームしても画素数を確保できるのがいいよね!
必要十分な動画性能
X-T5は6.2Kの動画が撮影可能。4K動画でもちょっとオーバースペックかなと思う中、6.2Kで撮影できるということは動画編集時にクロップしてズームもできるということ。やろうと思えば本格的な動画制作もできるスペックを搭載しているのがX-T5。
ただしX-T4のバリアングルからX-T5は3方向チルトに変更になったため自撮りができません。Youtube撮影をする人は不満があるでしょうが、X-T5で自撮りをする人がどれだけいるか。
自撮りはスマホで撮ればいいんじゃない?軽いし広角だしスマホこそ自撮り用カメラだよね!
相変わらずカッコいいカメラ
Xシリーズ伝統の3ダイヤルオペレーションはX-T5にも採用されて相変わらずカッコいいに仕上がってます。
どれだけカメラのスペックが良くてもカッコよくないとモチベーション上がらないですよね。富士フィルムのカメラはどれもカッコいいから大好き。
X-T5は男性だけでなく女性が持っていても似合うカメラなのでカメラ選びに悩んでいる女性は迷わずX-T5を選んで後悔ないですよ!
X-T5を持って構えた姿が見たいな!
まとめ
X-T5は「ちょうどいい」ところを狙っていて、ボクたちが本当に欲しかったカメラになってますね。まさにボクたちのためのカメラ!
ボクが持ってる古いX-E2と置き換えてもいいのかもしれないなぁ。
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