こんにちは。すぎっち(@cedar_studio)です。
古いフィルムカメラの一部の機種に搭載されていた「ウエストレベルファインダー」というものを知ってますか?上から覗き込むタイプのファインダーのことを言いますが、一眼レフのアイレベルファインダーが主流の現在においては珍しいカメラになりますが、ウエストレベルファインダーがとてもいいので是非みなさんにもおすすめしたいです。
いつもよりちょっと低めの視点
ウエストレベルファインダーで写真を撮るときは、カメラを上から覗き込む姿勢になるのでカメラの高さは必然的にいつもより低くなります。人の目線よりも少し低い視点で新しいアングルに出会えることができます。
個人的におすすめなのが子どもやネコを撮るときにすごくいいです。
チルト式の液晶を使えるデジカメだったら同じことができるので、ウエストレベルファインダーにしかできないことではないですが、後述するファインダーの美しさとの合わせ技なので、やっぱり現代のデジカメにはできないことなんだと思います。
カメラの高さを帰るだけで見える世界はかなり違うよね。低めの視点が得意だということは高めの視点は苦手ってこと!?
そうです
被写体に威圧感を与えない
大きなカメラで構えられると緊張する人も多いと思います。一般的な一眼カメラだと人の顔の向きとレンズの向きが一緒なため、カメラを噛められることにプレッシャーを感じる人も多いはず。
ウエストレベルファインダーは、人の顔は下を向いているので撮られる側の威圧感はそれほど大きくありません。私はハッセルブラッドで姪っ子の写真を撮りますが、通常のカメラと比べて自然な表情が撮れていると思います。
自然な表情が撮れるっっていいよね!
とにかくファインダーがきれい!
最大の魅力はファインダーが美しいこと。
ハッセルブラッドの上部についた6cm×6cmのファインダーを見ているとまるで合成写真を見ていると思うくらいきれいなことに驚きます。あまりの美しさにファインダーを眺めながらお酒が飲めるくらい。
以前、本気でファインダー覗きながらお酒飲んでたよね。
あまりにもウエストレベルファインダーがきれいだったのでこんな動画も作ってしまいました。
ハッセルブラッドの真上にカメラを固定して撮影しています。この撮り方をしている人ってYouTubeではなかなか見ないんですが、ファインダーの中で動く風景が合成みたいできれいでしょ?
できたら大きな画面で見ることをおすすめしちゃうね
ウエストレベルファインダーの代表カメラ
もう中古でしか買えませんがウエストレベルファインダーが搭載されたカメラはいくつかあります。その代表的なものがスウェーデンのカメラメーカー、ハッセルブラッドのカメラ。最近は非常に高価になっているので気になる人は早く手に取ってください。
そのほかにはローライのような二眼カメラや、ニコンF3のようにファインダー部を付け替えられるカメラもあります。
まとめ
このファインダーの美しさを他の人にも知って欲しくてこんな記事を書いたりYouTube動画を撮ったりしています。
よければ引き続き応援してもらえると大変喜びます^^