『すぎっち』のジモログ

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ソニーRX100m3で晩秋を堪能する【作例】

RX100m3作例

こんにちは。すぎっち(@cedar_studio)です。
これまではソニーのフルサイズミラーレスを中心に写真を撮ってきていましたが、この秋はいろんな縁があってリッチなカメラを使って写活を堪能させてもらっています。
具体的にはライカのM10-Pだったり

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中判センサー搭載のハッセルブラッド907Xだったり

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そして私はハッセルブラッド907X、ソニーα7S、フジフィルムX100V、リコーGRⅢxの4台をメインカメラとして使い続けていくことに決めました。

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そんな高性能なカメラを何台も使っている私ですが、今でも手元に置き続けているコンパクトなカメラがあります。それがソニーのコンデジRX100m3。
今回はRX100m3を久しぶりに使って晩秋の紅葉を撮ってきました。

RX100m3の詳細はこちらからどうぞ

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ソニーRX100m3の魅力

これまでにもいろんなカメラを使ってきましたが厳選に厳選を重ねて今のカメララインナップになりました。RX100m3は初期から使い続けていながらいまだに手元に残っているということは自分にとってそれなりに必要なカメラだからということ。
そんなRX100m3の魅力についてもう一度考えてみました。

ポケットにも入るコンパクトさ

RX100m3作例

RX100m3の最大の特徴はそのコンパクトさ。とても小さく軽い。このサイズ感でこの写真が撮れる、ということが驚きです。スマホで満足できない人にとって最高のカメラになると思います。スマホ以上、ミラーレスカメラ未満のカテゴリーにぴったりなカメラ。

広角24mmから中望遠70mmまでをカバーするズームレンズ

RX100m3作例

私も持っているフジフィルムX100VやリコーGRはセンサーサイズが大きい割にコンパクトなカメラになりますが、その代わりレンズはズームができない単焦点レンズになります。RX100m3はそのコンパクトさを担保しながら広角から中望遠までをカバーするズームレンズが搭載されています。
スナップ写真を中心としたほとんどの撮影シーンをカバーしてしまう焦点距離なのでこれ一台で旅行に行っても満足度は高いと思います。

 

比較的大きな1インチセンサー

RX100m3作例

私のメインカメラたちに比べると見劣りしてしまう部分はありますが、それでも十分に大きい1インチセンサーを搭載しているのがRX100m3。F1.8の明るいレンズも搭載されているので、撮り方を少し工夫すればこんな背景がボケた綺麗な写真が撮れます。
最近ではスマホにも1インチセンサーが搭載される世の中になりましたが、1インチセンサーの写りの良さは実証済み。

そんな魅力的なカメラならしっかり使っていかないと、ということでお昼にRX100m3を片手に持って近くのお寺へ晩秋の紅葉を撮影に行ってきました。

 

RX100m3の作例

早速RX100m3で撮影した作例を紹介します。
紅葉も終盤に入っていて既に散っていたり茶色く枯れている葉もありましたが、構図や光の入り方を工夫しながら撮影しました。ズームレンズが付いているので適宜ズームして適切な構図を作ることができたのでとても便利でした。

お寺の建物入り口。両側、そして上から紅葉の葉がかぶってくるこの構図はここにきたら絶対に撮らないと。建物にピントを合わせて開放で撮っているので手前に葉は若干ボケてます。

RX100m3作例

ここ最近は35mmから40mm前後のレンズで撮ることが多かったので24mmの広角で撮影すると予想以上に広く感じます。構図に入れたくないものを選びながらカメラを動かします。どうしても広角で構図が決まらない時はちょっとズームレバーを動かすとあっという間にい思い通りの構図の出来上がり。

RX100m3作例

広角でF1.8の明るいレンズ(少しズームするとF2.8になる)なので手前に被写体を配置するとこんな感じでボケさせることができます。

RX100m3作例

70mmくらいまでズームして撮ってみました。一部を切り取るような構図が作れるのがズームレンズつきカメラの特徴。思いのままの写真を撮ることができます。

RX100m3作例

24mmmF1.8でギリギリまで被写体に寄って撮影。結構寄れるレンズだと思います。

RX100m3作例

ついつい逆光に透かして撮ってしまうあるある。

RX100m3作例

色付きのいい葉の部分だけを選んで。モードダイヤルが物理ダイヤルで配置されているので比較的操作性はいいです。暗くなりがちな時はMモードでマニュアル露出で設定。

RX100m3作例

RX100m3作例

RX100m3作例

RX100m3作例

RX100m3作例

RX100m3作例

数日前は黄色く色づいていたこの木も今日は茶色く枯れていました。ほんの数日で一気に状況が変わってしまうので足繁く通って撮影しないとダメですね。

RX100m3作例

落ち葉が水面を埋め尽くしていたのでい一枚、パシャリ。

RX100m3作例

こちらは似たような構図でハッセルブラッド907Xで撮ったもの。日曜日に撮影した時は水面が見えていたので水曜日には葉がかなり落ちていました。

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カリッカリに写るわけではありませんがボケたり流れたりすることなく素直に写るレンズだと思います。

RX100m3作例

AWB(オートホワイトバランス)は結構迷うことがあるので撮影前に設定しておくことをお勧めします。今回は晴天に設定して撮影しました。

RX100m3作例

その他の作例はこちらからどうぞ

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まだまだ現役のRX100m3

RX100シリーズは7台目のRX100m7まで発売されていますが、RX100m3もまだソニーストアで現役で販売されています。
動画機能が強化されたり、200mmの望遠までカバーできるようになったりと、色々な特徴が付加された後継機が発売されましたが、写真を撮るためのカメラとしてはRX100m3が一つの完成形だと思っています。
写真をとりたい!と思う人はぜひRX100m3を選んでみてください。

さらにRX100シリーズを比較した記事も書いているのでそちらも是非ご覧になってカメラ選びの参考にしてください。

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まとめ

久しぶりに使ってみましたがやっぱりいいカメラだなぁと感じます。そしてよく手に馴染む。あえて悪くいうと便利すぎるのでぼーっと立ったままズームレバーを動かして写真を撮って楽してしまいますね^^;
単焦点レンズだと自分の足で動いて構図を作らないといけないのですが、結果的に新しい視点を見つけることができて楽しい部分があります。
RX100m3はあまりにも便利すぎることが唯一の弱点なのかもしれないですね。

それでもやっぱりいいカメラであることは間違いないので写真を撮ろうと思っている人で気にいなる人はぜひRX100m3を手に取ってみてください!