Living photos 01

日常生活や暮らしを撮り続けるブログ!

 

紫陽花(あじさい)をスマホでもうまく撮影する時の設定とコツ(現像も少し)

紫陽花

こんにちは。ゼロイチ(@cedar_studio)です。



梅雨になって紫陽花の季節になってきました。

紫陽花をきれいに撮影する場合のポイントについてまとめてみました。

今からでもすぐに使えるテクニックなので参考にしてください。



さらによりこだわりたい人には、Lightroomなどの現像ソフトを使ってより印象的に仕上げる方法も紹介します。



 



紫陽花を上手に撮る7つのコツ

スマホやカメラで紫陽花を撮影しても、インスタなどでみるような写真にならない人は結構多いと思います。

そんな紫陽花を上手に撮影するコツを7つ紹介します。



曇りの日に撮影する

太陽光が紫陽花に直接当たっている場合、光が明るすぎて白飛びしてしまうことがあります。

紫陽花を撮る際は直射日光が当たらないように曇りの日に撮影しましょう。



どうしても太陽が出ているときに撮影したい時は、日陰に咲いている紫陽花を撮ることで同様の効果を得られます。



紫陽花は湿度が必要な花なので、日陰や少しじめっとしたところに咲いている方が生き生きしているように見えます。



できるだけ背景をぼかしてみる

iPhoneであればポートレートボードを使い、デジカメで撮影する場合はF値と呼ばれる値をできるだけ小さくして撮影しましょう。F値を小さくして撮影することでピントがあっている場所以外をボケボケの状態にしてくれます。



ピントが合っている部分を限定することで、写真を見た人の視線が自然と紫陽花に向くのでより印象的な写真にすることができます。

紫陽花



3分割の法則で撮る

紫陽花を撮影するときに画面の真ん中に置いて撮影するのもいいですが、あえて四隅にずらして撮影してみましょう。

写真の中に奥行きが発生し魅力的な写真に生まれ変わります。

上記のボケと合わせて撮影すると簡単にいい写真になります。

 



明るく撮る時は光を透かしてみる

日陰もなく天気もいい日に撮影するときは、思い切って明るい紫陽花を撮影してみましょう。

そんな時は思い切って紫陽花を太陽に透かしてみると幻想的な雰囲気なります。

紫陽花



背景が暗い場所で撮影してみる

うまく日陰に咲く紫陽花を見つけることができたら、背景が暗くなる場所で撮影してみましょう。

背景がうまく暗くならない場合は、カメラには露出調整ボタンがついているのでマイナス設定にすると暗くなります。(iPhoneの場合は画面をタップしてから下にスワイプスると暗くなります。)

紫陽花



一つの紫陽花だけを撮る

紫陽花は群生しているのでつい紫陽花の木全体を撮影してしまいますが、あえて一つの紫陽花だけを撮ってみてはどうでしょうか。

少しアップで撮影することで面白い写真になります。

紫陽花



紫陽花をボリュームで撮る

逆に紫陽花の花のモコモコした感じを表現する写真を撮ってみましょう。

紫陽花本来の良さが引き立ちます。

紫陽花




実際に古いカメラで撮影した写真

後述しますが写真は撮影した後に編集することで印象が大きく変わります。でもそんな編集ソフトを持っていない人がほとんどだと思うので、上記のコツを使ってカメラで撮影した状態の『撮って出し』の写真も掲載します。

紫陽花

紫陽花



これはどちらも中古で買ったFUJIFILMのX-E2というカメラとオートフォーカスがついていない7artisans35mmF1.2という安いレンズで撮影しています。



こちらの記事で紹介しているカメラです。

www.01dougajyuku.work





 



紫陽花を印象的に撮影する方法

ここまではカメラだけで紫陽花をきれいに撮影するコツを紹介してきましたが、画像編集ソフトを使って写真を撮っている人のために、より印象的な紫陽花を撮影する方法について紹介します。

あくまで個人的な方法なのでよりいい方法があれば教えてください^^;



ちなみに参考にする完成写真はこちら

紫陽花

完成イメージ



紫陽花を撮影する時の設定

基本的には先に紹介した紫陽花を撮影するコツにならいます。

今回気をつけたのは次のポイント

  • 直射日光が当たらない場所で撮影する
  • 紫陽花に濃淡が出ている場所を探す
  • 背景ボケを出したいのでできるだけ開放で撮影する
  • ISOは出来るだけ低くする
  • 少しアンダー気味で撮影する(白飛びを避けるため)



紫陽花の撮って出しの画像

ちなみに撮って出しはこの状態

紫陽花 撮って出し

撮って出しの状態

全体的に暗い感じですが、白飛びも黒つぶれもない状態です。



撮影時の設定

ちなみに撮影時の設定はこちら

  • 焦点距離:70mm
  • F値:2.8
  • シャッタースピード:1/250
  • ISO:100
  • 色温度:7,050K
  • クリエイティブスタイル:スタンダード

ソニーのカメラは素直な色で撮影できるので、クリエイティブスタイルはスタンダードとしています。この後に説明するLightroomである程度調整できるので、撮影段階は標準的な設定で撮影することをオススメします。



ちなみに撮影データは jpegではなくRAWデータで撮影しています。



撮影機材

撮影に使ったカメラとレンズはソニーのα7RⅢとSEL2470GMです。





とても高額なカメラとレンズですがこれで撮影すれば絶対に裏切らない信用のおけるセットです。



紫陽花の現像方法

次にこのデータを元にAdobeのLightroomで現像する方法を紹介します。

Lightroomについてはカメラを趣味にしている人にとっては馴染み深いものでしょうから説明は省きます。



露出の設定

写真の明るさを設定します。自分の基準は紫陽花の花とバックの暗い部分の明度差をしっかりと出しながら、紫陽花の花が白飛びせずに葉の緑がしっかりと表現されること。

各種パラメーターは以下の通り

  • 露光量:+0.50
  • コントラスト:+12
  • ハイライト:+55
  • シャドウ:-56
  • 白レベル:+36
  • 黒レベル:-16

コントラスト高めの表現にしたいので明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗くしています。

黒レベルは画面全体が引き締まるので少しだけマイナス側に補正しています。



色の設定

全体の雰囲気に影響されるため色の設定も慎重に行います。

紫陽花は梅雨時期の湿った雰囲気があるので全体的に青味掛かった雰囲気が合っているような気がします。

色の設定では青っぽい湿った雰囲気を出す設定にしました。

各種パラメータは以下の通り

  • 色温度:5200K
  • カラー(グリーン):色相+41、彩度+14、輝度+31
  • カラー(ブルー):色相+12、彩度+3、輝度+20
  • 明暗別色補正(シャドウ):色相+210、彩度+10



全体的に青っぽい印象をつけるために色温度はケルビンを低く設定し、念のため明暗別色補正のシャドウ側に少し青を入れました。



この写真ではバックのグリーンを強調することで、紫陽花の花の色が映えることを狙っているので、グリーンの輝度をグッと上げました。



最後にトリミングして全体の構図を整えます。

 

出来上がりがこちらになります。

f:id:Studiocedarv:20200609170006j:plain

撮影した時の全体的に暗くボヤッとした雰囲気から紫陽花の花が引き立って、葉の部分もしまったいい写真になったと思いませんか?

少し彩度を高めにしていますがたまにはこんな写真も気持ち良くていいですね^^

 

その他の設定

今回の設定は以上でしたが、場合によっては下記の設定を行う場合もあります。

  • 明瞭度:-10程度
  • かすみの除去:+20程度
  • 周辺光量補正:-30程度

明瞭度はフワッとした雰囲気を出したい時に気持ちマイナス側に調整します。

かすみの除去はよりコントラストを出したい時や黒を引き締めたい時にプラス側に補正します。

周辺光量補正は被写体に目が行きやすいように調整する場合があります。



同じ手法で撮影した写真

同じ手法を使って撮影した写真も紹介します。



花菖蒲を真上から撮影した写真

花菖蒲

花菖蒲

背景と花弁の明度差に気をつけながら撮影しLightroomで仕上げています。



埋もれた紫陽花の写真

紫陽花

葉に埋もれた紫陽花

葉の奥にあった紫陽花の花を撮影しています。紫陽花の花に当たっている光の具合をみながら丸みを表現できる構図を探しました。



ドクダミの花の写真

ドクダミの花

ドクダミの花

モノクロで撮っても面白いなぁと思って撮影しました。ドクダミの花はとても小さいですが白い花びらが葉とうまい具合でコントラストがついて写真映えすると思います。




紫陽花をスマホできれいに撮影する方法

最後はスマホできれいに紫陽花を撮影する方法を紹介します。

私が使っているスマホiPhone8Plusを使って実際に紫陽花を撮影したのがこちらです。

スマホで撮影した紫陽花

完成イメージ

この写真は撮影した後にiPhoneの写真アプリで編集しているものです。

その編集方法について説明します。




iPhoneで撮影した写真

実際にiPhoneで撮影しただけの写真はこちらです。

f:id:Studiocedarv:20200611195303j:plain

スマホ(iPhone8PLUS)で撮影した写真

iPhoneではカメラで撮影時に明るさを調整することができるので少し暗めに撮影しています。またカメラ側でカラー設定できるのですが『ドラマティック』を選択しています。

※その他の撮影方法については最初に説明した7つのコツを使ってみてください。




写真をスマホで編集する

スマホ(iPhone)で写真を編集していきます。

編集に使うのはiPhoneにデフォルトで搭載されている写真アプリを使います。




編集したい写真を選ぶと画面右上に『編集』の項目が出るのでタップして写真を編集開始します。




明るさを調整する

最初に画面全体の明るさ(露出)を調整します。

調整に使う項目とパラメーターは次の通り

  • 露出:14
  • ブリリアンス:11
  • ハイライト:41
  • シャドウ:-23
  • ブラックポイント:-24

先に説明したAdobeのLightroomで編集する方法と違うのは、ブラックポイントをマイナス調整したこと。元の写真がiPhoneのカラー設定『ドラマティック』で撮影しているのでかなりコントラストが高く、これ以上黒をシメると黒が潰れてしまうような気がしたのでマイナス側に調整しています。




そして明るさを編集した後の写真がこちら。

スマホで撮影した紫陽花

明るさを調整した写真

葉の奥は暗く、紫陽花の花は明るい部分から暗い部分まで表現できる明るさで調整しました。

次に色について調整します。




色を調整する

次に写真の色味について調整します。

調整に使う項目とパラメーターは次の通り

  • 彩度:13
  • 自然な彩度:13
  • 暖かみ:-31
  • 色合い:8

カラー設定『ドラマティック』で撮影してしまった関係から、全体的に色味の少ない写真になっています。

もう少し色鮮やかな雰囲気にしたいので『彩度』と『自然な彩度』をプラス側に調整しました。

暖かみはマイナス側に調整することでブルーに、色合いはプラスに調整することでレッドの色に振れるので様子をみながら調整しました。




色を調整した写真がこちら。

スマホで撮影した紫陽花

色を調整した写真

気をつけたのは葉の緑具合と紫陽花のブルーの出方です。葉の緑を色鮮やかにすることで全体に映える写真にすることができます。

最後に微調整して完成させましょう。




その他の調整

最後に写真を仕上げるための調整を行います。

調整に使う項目とパラメーターは次の通り。

ノイズ除去:18

ビネット:27

トリミング:16:9

スマホはセンサーサイズが小さいためミラーレスカメラに比べるとノイズが出やすいためノイズ除去をかけています。明瞭度は下がってしまいますが全体的なイメージを優先しました。またビネットは画面周囲を暗くする調整。紫陽花の花や葉の明るい部分に集中して欲しいのでビネットをプラスに調整し周囲を少し暗くしています。

そして最後に画面の縦横比率を16:9に変更しています。これは好みで様々な縦横比率を試してみてください。




最終調整を終えた写真がこちらです。

スマホで撮影した紫陽花

完成した写真

ぱっと見はスマホで撮影したとは思えない写真になったと思います^^



 

最後に

紫陽花の季節はあっという間に過ぎてしまいます。

今回の記事ではかなり詳細部分までぶっちゃけて説明しているので、比較的誰でも私くらいのレベルであれば簡単に撮影することができてしまうと思います。

カメラ初心者の人も、こだわって撮影したい人も、満足する紫陽花の写真を撮れるように祈っています^ ^

頑張ってください!