『すぎっち』のジモログ

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驚きの空気感を手の中に!FUJIFILM GXF100S作例in名古屋

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こんにちは。すぎっち(@cedar_studio)です。
FUJIFILMのラージフォーマットカメラGFX100Sを自分で使って感じた7つのことをまとめました。今回は実際に撮影した作例を見ていただきたいです。
GFX100SはAPS-Cやフルサイズカメラと比べると高めの価格設定のため躊躇する人が多いと思いますが、画質を優先させたい人はみんな買った方がいいレベル。
※今回はFUJIFILMさんが非定期で開催されているレンタルウィークエンドの制度を使ってGFX100S本体とGF63mmF2.8をお借りしました。

その他のカメラのレビュー記事はこちら

www.01dougajyuku.work

 

 

GFX100Sを使って分かったこと

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FUJIFILM GFX100Sはフルサイズセンサーよりも1.7倍の面積を持つラージフォーマットセンサーを搭載し、画素数が1億2百万画素という他のカメラにはない圧倒的な画素数が特徴のカメラ。高画素がもたらす高画質・高解像度、ラージセンサーによる豊かな諧調が魅力のミラーレスカメラ。

実際に手に取って感じたことをまとめたレビュー記事はこちらをどうぞ

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写真のことに詳しくない人でも普通のカメラの写りと全く違うことを理解してくれると思います。作例とともに写りを確認してください。

 

白川公園

名古屋市の中心部にある白川公園。

名古屋市科学館と名古屋市美術館も併設されている公園。中心部にはグラウンドが整備されていてその周りに噴水や緑が配置されています。私はいつも通勤途中に撮影することが多いです。 

 

白川公園のメインの入り口側から。 緑のトーンがしっかりと出てます。

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葉の一枚一枚をしっかりと描写してる解像感はさすが。

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つけていたレンズはフルサイズ換算で50mm。中望遠っぽい感じで撮りたい時はトリミングすればOK。

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雨上がりの湿っぽい天気。青空は拝めませんでしたが雲の微妙なグラデーションもちゃんと写っていました。

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こちらの記事にも書きましたがかなりトリミングしている写真。

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ラージサイズセンサーはフルサイズ以上にボケやすくF2.8で撮ると奥はボケボケに。

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若宮神社

白川公園の近くにある神社。ビルが立ち並ぶエリアに広がる緑の空間。

夏は風鈴がつけられ夜はライトアップされているみたい。改めて来ないと!

好みもあるけどついアンダー目で取ってしまいがち。微妙な影の雰囲気をしっかりと写してくれてる。

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若宮神社の横にある鳥居。

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風鈴はまだ時期が早いみたい。8月に入ったらもう一度来てみたい。

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手水舎に紫陽花が生けられていましたがこれをうまく撮れる人を尊敬します。手前の石部分がハイライトからシャドウに落ちていく様がうっとり。

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ラージサイズ特有のボケ感と高画素機による解像感を組み合わせることができるのがこのカメラのいいところ。

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今回F8で撮ってましたがそれでもちょっとボケる感じ。F16くらいまで絞らないといけないのかもしれない。

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F2.8開放の描写。風鈴の涼しげな雰囲気が表現できます。

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今年もたくさん撮った紫陽花。最後にGFX100Sで締められたのは良かった。

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久屋大通庭園フラリエ

久屋大通の終点にある庭園。季節ごとに様々な花を見ることができ、またポートレー路撮影をよくしているスポット。

今回は基本的にクラシックネガを使って撮影しましたが、緑がいい感じで締まるので個人的に好きです。

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解放にしすぎるのは要注意です。

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この写真の撮影風景はこちらの記事から確認していただきたいですが、ふと気がついて撮影した写真ですがお気に入りの一枚を撮ることができました。

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針葉樹の葉一本一本を解像している驚き!

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ナディアパーク

栄にある商業施設。LOFTなどが入ってます。床面のパターンが面白い吹き抜けがあり上部から撮影するのが人気。

私もエスカレータで上階に登って撮ってみました。

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撮影した写真を拡大するとスマホの画面が見えるくらい。怖いくらい解像してます。

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その他

場所を特定せずに気が向くままに撮った写真たち。

使ってるデジカメはソニーやフジフィルムが多いですが、フィルムカメラはオリンパスが多い。やっぱりコンパクトなボディに惹かれてしまう。ハーフカメラでもあるPEN Fは前から欲しいけどなかなかいいのに出会えない。ブラックのPEN Fがほしい。

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1億画素あるのでとりあえずシャッターを押しておけばトリミングでどうにかなる。歩きながら撮影したとあるビルの天井。トリミングして画像を反転すれば不思議な写真の出来上がり。

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フジフィルムのビル1Fホールでカメラの設定をしている際に撮ったもの。

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この日はとにかく暑くて、暑さから逃げるように飛び込んだ喫茶店。決して時間をかけているわけでなく、軽快に撮った一枚がこんなリッチなトーンで映るのに驚き。

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まとめ

GFX100Sを実際に手に取って撮影してみたら一気に虜になってしまいました。
それはラージサイズフォーマットの懐の深さと同時にGFX100Sのプロダクツとしてのまとまりのよさに気付かされたから。ユーザーの要望に合わせ、他のラインナップとの整合を図るために(キヤノンがよくやるように)機能の微妙な調整をすることなく、今表現できる技術や機能を盛り込んだ「これ買っておけ」なカメラなGFX100S。
レンズを含めるとどうしても大きくなりがちですが、よりストイックなカメラライフを楽しみたい人はぜひ一度手に取ってみてほしいカメラです。

GFX100Sのレビューはこちらの記事でご確認ください。

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