こんにちは。ゼロイチです。
ソニーの高級コンデジRX100m7を発売日にゲットしてからたくさんの写真や動画を撮影しました。
今回、RX100m7を持って能登一の山『宝達山』を登ってきました。
そしてRX100m7を1週間使ってきてわかった不満点をまとめてみました。
- 宝達山は能登一の山
- 登山道は『こぶしの路』
- 登山のお供のカメラはRX100m7!
- RX100m7と登山の作例
- RX100m7を1週間使って感じた不満点
- もちろんRX100m7のいいところもいっぱい感じた
- それでもRX100m7を全員にオススメするのは躊躇する
- 最後に
- 次の記事はこちら
宝達山は能登一の山
高さがなんと!東京スカイツリーより3mも高い『637m』!スカイツリーよりも高いんですよ!.........
そんな宝達山に登ってきました。
登山道は『こぶしの路』
宝達山は車で頂上まで登ることができますが、ハイキングやトレイルランを楽しむ人のために『こぶしの路』という登山道が整備されています。
ひたすら木々の間を抜けていく登山道で、直射日光が当たらないので体力の消耗が比較的少なくていいですね。(その代わり『虫』成分は多め)
登山のお供のカメラはRX100m7!
登山をするにあたりVlogと写真を撮りながら行こう!と決めていたので、動画撮影用としてDJIのオズモポケットを持っていきました。
写真用カメラとして何を持って行こうか悩みましたが、あまり重いカメラは疲れてしまうので最軽量なRX100m7を片手に持って出発しました。
▼RX100m7について知りたい人はこちらのレビューをどうぞ
RX100m7と登山の作例
登山道の風景は写真多めで紹介します。
歩きやすい登山道
▼基本的には木々に囲まれた登山道を歩きます。途中、草が深いところはありますがほとんどの道はこのように歩きやすくなっています。それでも基本ですが長ズボンは履いていきましょう。
▼倒木やせり出した木々を避けながら進んでいきます。
▼土の中には様々な虫たちも^^
▼これが例のくまです。はい。『注意』です。
▼勾配が急なところはロープが張られています。
鉄塔の下をくぐります
▼途中、鉄塔の真下を通るのでこんなアングルの写真も撮影できます。セキュリティの関係から真下まで行ける場所は少ないので面白い写真が撮れます。
▼杉の木立の中をまっすぐに進む道。いろんな道があるので歩いていても退屈しません。
▼ミズナラはクマの大切な食料。野生動物には出会いませんでしたが、フンらしきものはそこかしこで見かけたので夜は動物たちも通っているんでしょうね。
頂上到着
▼山頂付近に到着。
▼山頂からは日本海が一望できます。ここから夕日が沈んでいくのを眺めたり、雪が降る前だったら天の川が動いていく様をみることができます。
▼山頂には大きな駐車場があります。麓から20分ほどで頂上に到着するので、宝達志水町に来た際にはぜひ立ち寄って欲しいです。
水筒は必須!
この夏は頂上にある『山の竜宮城』が工事のため閉店しています。自動販売機などがないので登山を始める前に水分はしっかりと用意しておきましょう。
▼この日持って行ったのはナルゲンの水筒。とても軽くて熱いものを入れても大丈夫なので大活しています。
休憩もそこそこに下山
実はこの日10:30頃に登り始めたんですが、14:00から用事があったので帰宅しなければならず、せっかく登頂したのでとんぼ返りで下山を開始しました^^;
夕焼けも素晴らしかった
この日は用事があってその後家にこもっていたのですが、日没後にふと外を見ると綺麗な夕焼けが広がっていました。
なんでこんな時に写真を撮りに出なかったのか、、、今でも後悔です。
RX100m7を1週間使って感じた不満点
ここまで使ってきて感じた不満点を素直に書きたいと思います。
EVFはもう少し改善してほしい
RX100m7がコンデジであること、ポップアップ式のファインダーであることを考えると厳しめの評価だと思いますが、もう少しEVFの解像度を上げてほしいです。
EVFの解像度が低くても撮れる写真は同じなのですが、シャッター音と同じように撮影している時のワクワク感が違ってきます。特に今回、山の中での撮影だったのもあるのかもしれませんが、撮影して写真を確認するまでは正直どんな感じに撮れた確認できませんでした。
発売日に行った鈴木大拙館で撮影している時はそれほど感じなかったので、特殊な状況なのかもしれません。
それでも今回の私と同じように登山の相棒として購入したい人もいるかもしれないので、マイノリティーかもしれませんが敢えて上げさせてもらいました。
ダイナミックレンジは1インチセンサーなり
いつも使っているカメラがフルサイズカメラなので、それと比較するのは酷なんですがダイナミックレンジは1インチセンサー並みだと思います。
今回の撮影では快晴の下で森の中の撮影だったので明暗がはっきりしている悪条件だったのもあるかもしれません。
撮影するコツとしては少しアンダー目に撮影しておいて、画像編集ソフトでシャドウを持ち上げてあげる方がいいかもしれません。RAWで撮っておけばシャドウのデータはそこそこ残っていました。
ただ、jpeg撮って出しだとちょっと調整が必要かも。
歩きながらの動画は基本的に使わない
RX100m7は強力な手ぶれ補正がついていますが、それでもやっぱり歩きながらの撮影では手ぶれ動画になってしまいます。
さらに今回は山道を歩いていたので、はじめからRX100m7での動画撮影を諦めて、オズモポケットで撮影していました。無理せずにジンバルカメラで撮影しておいてよかったと思っています。(後日撮影した動画をYoutubeにアップする予定です。)
もちろんRX100m7のいいところもいっぱい感じた
不満点を先にあげましたがもちろんいいところもたくさん感じました。
荷物を軽くするにはRX100m7は最高のカメラ!
どれだけ画質が良くても登山するのにα7RⅢとGMレンズなんか絶対に持って行きたくないです。RX100m7はウエストベルトのポケットにスポット入れられるサイズ感。
私は常に右手に持ちながら歩いていましたが、全く疲れを感じませんでしたし、常に手に持っているので『撮りたい時にすぐ撮れる』のが最高でした。
立ち上がりが早い!
RX100m6からの仕様ですが、RX100m7ではポップアップファインダーをあげると同時にカメラの電源が入ります。例えば目の前を蝶が飛んで行った時に、さっと電源を入れてズーミングして構図に納めて写真を撮ることもできます。
『撮りたい瞬間を逃さない』という意味でもRX100m7は最高のカメラの一つだと思いました。
200mmの望遠は必要十分!
山へ登ると風景写真がメインになるから広角があれば十分と思っていたのですが、山の中でこそ望遠性能が必要だと感じました。
撮りたい被写体を見つけても結構距離があって、かなりズーミングしないと何を写したのかわからない写真を量産してしまいます。
200mmで事足りるのかと言われればもう少し望遠が欲しくなるシーンもありましたが、このコンパクトさと携行性を考えると200mmは必要十分な望遠性能ではないでしょうか。
それでもRX100m7を全員にオススメするのは躊躇する
物足りない部分はありますが、それは私が日常使っているフルサイズミラーレスと比べてしまうから。『コンデジ』であることを考えると満足すぎる性能を持つRX100m7。
それでも私は友人全員にRX100m7をオススメするか?と聞かれると躊躇していまします。
その理由は『価格』。
コンデジで13万円を超える価格はやっぱり高い。RX100m7一台で全て事足りてしまう事実はありますが、それならミラーレスカメラでレンズ交換の楽しさを伝えて行きたい。
私がRX100m7を進める人は
- よっぽどのお金持ち
- 日常の何気ない風景の写真を撮ることを最優先にしている人
- 威圧感を与えずにネコを撮影したいひと
くらいでしょうか。(若干偏っていますが^^;)
逆にRX100m7以外のRX100シリーズは色々なタイプが揃っているのでそちらから最適のカメラをオススメすると思います。
▼RX100の全シリーズを比較しています。こちらの記事からあなたに最適なRX100シリーズを探してください。
最後に
RX100m7の一番のメリットは『いつでも手元にあること』です。これは他のどんなカメラも敵いません。
私自身もまだまだRX100m7を使いこなせているとは言えないので、これからもたくさんの写真を撮影していきます。つどこちらのブログで作例をアップしていきます。
次の記事はこちら
▼RX100m7の登場でその他のカメラが不要になるのか検証してみました。
▼ミラーレスカメラα7RⅣが発売されました。私は手が出ませんが素晴らしいカメラです。ちょっと手を伸ばせばゲットできる人は絶対に購入したほうがいいです!