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【レビュー】ソニーFE135mmF1.8GMは視点を変えてくれる【1ヶ月使った感想と作例】

 

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こんにちは。ゼロイチです。

2019.0419に発売されたソニーの中望遠レンズFE135mmF1.8GM(以下SEL135F18GMと並行表記)をゲットして1ヶ月使い続けました。

この1ヶ月はほぼこのレンズで撮影をし続けました。

FE24-70mmF2.8GMを使っているゼロイチの目線で感じた感想を1ヶ月使用レビューとしてまとめてみました。

FE13mmF1.8GMの最速レビューはこちらからどうぞ! 

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フルサイズ135mmF1.8のボケ感に驚きの1ヶ月

135mmという中望遠の画角は、ソニーの最強コンデジRX100m6を使っているときに経験はしていました。(200mmまでの望遠レンズだったのでその範囲内という意味で)

しかしRX100シリーズは1インチセンサで、今回SEL135F18GMで使ったカメラはソニーα7Rⅲのフルサイズセンサー。

センサーサイズが大きくなるほどボケやすいのですが想像以上のボケ感でした。(もちろんRX100m6の135mm近辺のF値は4.0程度になるのでF値が全く違うということも要素にあります。)

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自然にボケていくのですごい立体感が表現できますね。

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玉ボケはこんな感じ。ちょっとレモンボケでしょうか。

AFは爆速のスピード

スペック表記程度にとどめている人も多いですが、一番の驚きはAFのスピードの速さかもしれません。

望遠域になるとどうしてもレンズが重くなるのでAFが遅くなることはあります。

135mmという焦点距離を考えたAFスピードを想定していたのですが、最初の撮影で脅かされました。

擬音で表現すると『ビュンビュン』AFが合う感覚。

SEL400F28GMで使ったモーターが倍の4基入っているとのこと。(ショールームで聞きました。)

不自然が振動もなくAFがすすっ!て合う感覚は気持ちいいです。

α7Rⅲの瞳AFと合わせて、いつかポートレート撮影で使ってみたいです。

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FE135mmF2.8GMの大きさはFE24-70mmF2.8GMと同じだけどフードはでかい

SEL135F18GMの大きさは事前にソニーショールームで確認していましたし、自分が持っているSEL2470GMと並べてサイズ感は抑えていたので問題はありませんでした。

実際SEL2470GMとほぼ同じ大きさなので想像通りでした。

想定外だったのはフードの大きさ。

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フードをつけるとひとまわり長くなってしまって結構な存在感でした。汗

重量はSEL2470GMの886gに対してSEL135F18GMは950g。

これは個人的には誤差の範囲で全く問題ありませんでした。

ネックストラップを使って首から下げていると重量感を感じたので、私はたすき掛けで使っていました。

たすき掛けなら丸一日の撮影でも辛くはなかったです。

FE135mmF1.8GMの色味はFE24-70mmF2.8GMよりもマゼンタが少し強い?

まだまだスキルが足らず素人の域は超えていませんが、SEL135F18GMの色味はSEL2470GMよりもマゼンタ系が少し強く出ている感じがしています。

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現像しているので撮って出しではありませんが色味はほとんど触っていません

SEL2470GMの色は素直な色が出ていて、ある意味そっけない感じもしていましたが、SEL135F18GMはもう少し色っぽいというか、ポートレート向けのレンズなのかな?と思って使っています。

いずれにしても私はRAWで撮って現像するのであまり関係はありませんが、jpeg撮ってだしをされる方は参考にしてもらえると嬉しいです。

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ここからは自分だけの感想

これからSEL135F1.8GMを購入される方のためにレビューをまとめていますが、ここからは私個人のスキルや状況による超個人的な感想を述べていきます。 

あまり参考にならないかも、です。汗

135mmの画角は全く問題にならなかった

FE135F1.8GMをゲットする前は、135mmという画角が自分に使いこなせるのか心配で、こんな記事まで書いてしまったほど。

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事前に切り取る構図を意識して練習していた効果もあったのか、使いにくい焦点距離ではありませんでした。

(確かにいざ撮影しようとファインダーをのぞくと、もう少し下がらないといけなくなったことは何度かありましたが。)

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しかし、ファインダーに納めたい対象物を見つけてカメラを構えると、背景はボケボケで対象物が浮かび上がる効果が絶大で、これまでは広角寄りの視点で見ていたものが一気に中望遠の視点に切り替わってしまったほどです。

それほど自分の写真スキルを一段階別の地点へあげてくれたようなレンズでした。 

開放バカになりました。。。

これだけボケがきれいなので、ついついt開放バカになってしまいますよね?F1.8固定で撮影してしまってました。。。

これは反省。

開放で撮りすぎて自分が撮りたい対象物までぼかしてしまうような始末。

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もはや何を撮りたいのかわからない。。。もっと絞らないとダメです

GMの素晴らしさのひとつは解像感。

その魅力を全く活かしきれていなかったです。

これからはF値を調整して見せたいもののの解像感と背景ボケを両立したような写真を量産しないといけないですね。

はい、また自分を一段ステップアップさせる壁が見えてきました^^

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最後に

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SEL135F18GMは高い買い物なので、もし自分に合わなければできる限り早く売却しなければと思っていました。しかし1ヶ月使ってきて手放すことは全く考えなくなりました。

これからもっと絞りを絞った写真を撮ってカリカリ解像感の写真を撮影したいと思います。

次の記事はこちら

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一味違ったレンズ『フォクトレンダーNOKTON40mmF1.2』で撮影した記事はこちら

 

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