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X100Vレビュー!持ってるだけで幸せになれるカメラ!もう手放せない!【作例も】

こんにちは。すぎっち(@cedar_studio)です。

FUJIFILMのX100Vを使い始めて2年以上が経ちました。これまで当ブログでもさまざまな記事と作例を書いてきましたが、長期間使い倒してきて感じたことをX100V長期間使用レビューとしてまとめました。

たくさんの想いがあるから書き連ねたらかなりボリューミーになっちゃったけど最後まで読んでくれると嬉しいな!

「撮影する楽しさ」と「所有する楽しさ」を両立させた素晴らしいカメラX100V

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FUJIFILM X100Vのレビュー

X100Vのレビューをしている記事はたくさんありますが、それらのほとんどが購入してすぐの記事になります。

しかしX100Vの本当の魅力は使いこなすほどにわかってくるものもありますし、発売から3年以上が経過したX100Vを長期間ほぼ毎日使用してきたからこそわかる部分もあります。

そこでもう一度改めてX100Vのレビューをまとめてみました。



X100V長期間使用レビュー

私はX100V発売日に一度手にして新宿を撮り歩きましたが、じっくりと使い始めたのは2年半ほど前になります。そこからほぼ毎日カバンの中に入れて撮り歩いてきました。

シャッター回数は25,000回ほど。他のカメラと同時に使っていた部分もあるので意外と少ない印象です。それでも25,000回シャッターを切ったからこそわかる項目をレビューします。

一般的なレビューはこちらの記事で確認してください。

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外観は直線基調のかっこいいカメラ

長期間使ったからこそわかります。このカメラのかっこよさは唯一無二。見ているだけでうっとりできます。そんなかっこいいカメラだからこそ2年以上も毎日使い続けることができます。

特に軍幹部のボタン配置。現在の設定が一目でわかる便利さと同時に、ブラックボディだと白文字が浮かび上がるのもかっこいい。

X100V 作例

そしてしっかりと製品の「角」が出ているためシャープに見えます。ちょっとの差かもしれませんが、こだわり抜いた美感が溢れています。

カメラのスペックシートには表れない部分ですが「かっこよさ(もしくはかわいさ)」という項目があったらX100Vは間違いなくダントツで優勝ですね。

かっこよさはぱっと見の良さもあるけど、毎日手に持っていると感じる良さもあるんだよね!カメラの角の鋭角さとか、シューカバーの納まりとか、愛でれば愛でるほど好きなところが増えてくるんだ!



クラシックネガが使える

基本的にRAWで撮影し現像する派でクラシッククローム好きな私だったのでクラシックネガが使えることは大きなメリットと考えていませんでした。

でも試しにクラシッククロームを使ってみるとびっくりするような写りをするので一瞬で虜になりました。

X100Vよりも古いXシリーズのカメラを使っている人はクラシックネガを使うためだけにX100Vをゲットすることもアリだと思います。

X100V 作例

X100V 作例

X100V 作例

ただ、色味としては非常に特徴的なフィルムシミュレーションなので、使う場面や露出については注意が必要で、取り扱いは難しい印象です。

X100Vに搭載されている全フィルムシミュレーションを比較してみました。

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現像であの色味を作れるんだったら問題ないけど、正直クラシックネガの色味を現像ソフトで作り上げるのは無理だと思うんだ!



ハイブリットビューファインダーはやっぱり楽しい

X100シリーズの大きな特徴なのがEVFとOVFを切り替えられるハイブリッドビューファインダーです。これはXシリーズの上位機種X-Proシリーズに搭載されているものですが、X100VではX-Proシリーズの最新機種X-Pro3と同じファインダーが搭載されました。

X100V 作例

369万ドットの有機ELを採用したEVFは、覗き込んだ人を写真に引き込む魅力があります。

さらにOVFに切り替えることで独自の楽しみ方ができます。
私は基本露出はマニュアルモードで撮影しています。ISO、F値、シャッタースピードを自分で合わせて撮影する方法です。

OVFで撮影しているとEVFと違ってどんな明るさで撮れるのかわからないので、シャッターボタンを押して答え合わせするような感覚で写真を撮っています。
そのおかげなのか最近はかなり露出を合わせることができるようになりました。

ちょっとマニアックな楽しみ方ですがそんな楽しみ方もできるのは他のカメラにはなかなかないですね。

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OVFは一眼レフでも使えるよ!って意見もあるかもしれないけど、EVFと瞬時に切り替えるギミックさがワクワクさせるよね!



防塵防滴でどこにでも持ち出せる

古いカメラを使っていると水がかかる場所や砂埃が立つ場所にカメラを持っていくのを躊躇してしまいますが、X100Vは防塵防滴機能(アダプタリングとプロテクタ装着が必須)があるため多少の悪天候は気にせずに撮影ができました。

この日は天候が刻一刻と変わる中、X100Vを持って歩き回った日でした。防塵防滴機能のないカメラも持っていましたが、多少の雪が降ってくるとやっぱり怖くなってカバンにしまうことも。
X100Vはそんな心配はなかったのでずっと右手に持ったまま歩いていたので一瞬のシャッターチャンスを逃すことはありませんでした。

X100V 作例

X100V 作例

X100V 作例

X100V 作例

ビクビクしながら使うとの、安心しながら使うのでは全く違うよね!



フォーカスレバーがとても便利

AFモードはシングルポイントに設定しピントを合わせたい場所を自分で選択し撮影しています。

そんな使い方では、X100Vより搭載されたフォーカスレバーがとても便利でした。感覚的に操作できるレバーは操作時のストレスもなく快適。

さらにレバーを2回連打することでフォーカス位置が中央に戻ってくるので、フォーカスポイントが周囲に移動した際に中央に戻す手間が簡単になりました。(私が他に使っているGRにも同様の機能があればいいのに)

フォーカスレバーは賛否両論があったボタンですが私はあってよかった機能の一つです。

MFで撮る人やAF-Cで撮る人にはあまり関係ないけどAF-Sで撮る人には最高のボタンだよ!



その他のX100Vのいいところ

まだまだたくさんのいいところを紹介したいのですがかなり多くなってしまうので残りは簡単に。

撮って出しもいいけどRAWデータも扱いやすい

富士フィルムのカメラといえば撮って出しと思う人も多いでしょうが、私はRAWで撮影しAdobe Lightroomで現像して使っています。

ソニーのフルサイズミラーレスα7s、ハッセルブラッドの907xなども使っていますが、X100VのRAWデータを現像していてとても使いやすいデータだと感じています。もちろんセンサーサイズによる差は他のカメラと比べてありますが、全く問題なく使えています。

最もRAWデータの性能が出やすいこんなトワイライトタイムでもしっかりと描写してくれるX100Vはとても優秀です。

X100V 作例

X100V 作例

刻一刻と露出が変わる時間帯だけど、全て物理ダイヤルで調整できるから慣れたら簡単に操作できちゃうのもいいよね!



デジタルテレコンはかなり多用する

X100Vのほとんど唯一の弱点とも言えるのが単焦点レンズのためズームができないこと。(それと引き換えにこのサイズにしては驚異的な描写力を持っているんですが)
でもデジタルテレコンが使えるので標準域のズームは可能になります。

これが意外と使えてしまいます。デジタルズームなので画素数は犠牲になりますが、SNSやブログにアップする分には全く問題ありません。

 

やっぱりチルト液晶はあった方がいい

X100FからX100Vに乗り換えた時にチルト式液晶は不要だと思っていましたが、例えばネコ写真を撮るときはチルト液晶が大活躍します。

こんなローアングル写真もチルト液晶があるおかげ。

X100V 作例

X100V 作例

X100V 作例

他にも色々いいところがあるけど一度には紹介できないな!

 



X100VのスペックとX100Fとの違い

X100VのスペックとX100Fのスペックを比較します。

  X100F X100V
発売日 2017/2/23 2020/2/27
イメージセンサー APS-C(X-Trans CMOC Ⅲ) APS-C(X-Trans CMOS4 裏面照射型)
画素数 2430万画素 2610万画素
画像処理エンジン X-Processor Pro X-Processor 4
レンズ 23mm(35mmm換算で35mm相当)F2〜16
デジタルテレコン 50mm、70mm
レンズ構成 6群8枚(非球面レンズ1枚) 6群8枚(非球面レンズ2枚)
最短撮影距離 10cm
連写性能 8コマ/秒 11コマ/秒
最大撮影枚数 270枚(EVF使用時) 350枚(EVF使用時)
動画性能 FHD 60fps 4K 30fps
防塵防滴 ×
背面液晶 3インチ104万ドット固定式 3インチ162万ドットチルト式
bluetooth ×
フィルムシミュレーション 15種類 17種類
サイズ w126.5 x d53.4 x h74.8 w128 x d53.3 x h74.8
重さ 469g 478g
USB端子 マイクロUSB2.0 USB-C 3.1 Gen1

センサーや背面液晶などの仕様変更はありましたが一番大きな変化はレンズ構成が変わったこと。

これまではフワッとした描写が得意だったX100シリーズのレンズでしたが、X100Vではカリッとした描写も得意な万能レンズに変化。

その他の大きな変更点はこちら

  • ディテール
  • 背面液晶のチルト式化
  • ボタン類の配置
  • ISO変更ダイヤルの操作方法
  • USB-C充電
  • クラシックネガとエテルナ

詳しくはこちらの記事で確認してください。

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どっちも使ってるけどX100Fのゆるふわ描写も特徴的で大好きだよ!



X100Vの作例

X100Vで撮影した作例写真を紹介します。

F2なのでちょっと寄れば背景がボケボケになります。

X100V 作例

X100V 作例

夕方の微妙なトーンを表現することもできます。

X100V 作例

最短撮影距離が10cmなのでブツ撮りもX100Vで可能です。

X100V 作例

X100V 作例

X100V 作例

その他の作例はこちらの記事にまとめてあります。

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どんな場面でも撮れるカメラだからいろんな作例が撮れちゃうんだよね!



X100Vはこんな人におすすめ!

X100Vはレンズ交換ができないのでコンパクトデジカメ(通称コンデジ)にカテゴライズされることが多いです。

ただ通常コンデジといえばソニーのRX100シリーズやリコーのGRなどが有名で、どちらもコンパクトなボディが特徴ですが、それらと比べるとX100Vは決してコンパクトではありません。

どちらかというとX100Vは35mmレンズがついたミラーレスカメラと考えた方がいいです。

そんなX100Vをおすすめする人は『超広角や望遠はあまり撮らずにスナップを中心に撮影する人』です。

もちろんスナップ以外でも使えちゃうから広角と望遠ができない以外はなんでもできちゃうのが特徴なんだよね!

私はGRiiix(GR3x)も使っていますが、GRのようにズボンのポケット入るだけのコンパクトさはありませんが、ファインダーも付いているのでじっくりと写真を撮る行為が楽しめるのがX100Vの最大の特徴ですね。

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まとめ

あまりにも私の生活の一部になってしまっているX100V。だからこそ当たり前に感じていることも他のカメラにはない特徴や体験だったりします。

これからは少しずつX100Vと過ごした時間を振り返ってレビューとしてまとめていきたいと思います^^