こんにちは。ゼロイチです。
もう『浮気性のオトコ』と罵ってもらっても結構です。
長文、駄文になりますが心のうちを正直に明かすので最後までお読みください。
女性Fとの出会い
急に気になる女性が現れました。(仮に女性Aとします。)
女性Aは、隣で一緒に歩いているだけで街のみんなが振り返るような、長身ですらっとしているのにFカップの非常にセクシーな人。
多少喋りが遅かったりするところはあるけど、ふわふわしたような雰囲気は世の中の男性を虜にするのに時間はかかりません。
私は一目で彼女に恋をしてしまいました。
それからは寝ても覚めても彼女のことばかり。
そしてある時決心します。女性Aと付き合おう!と。
女性Sの存在
しかし正直にお話ししますが、その時私にはすでにおつきあいしている女性がいました。
彼女の名は『女性S』(仮名)。
決して街の男性が振り向くような容姿を持っているわけではありませんが、非常に頭の回転が早く、私の考えを先回りして気遣いのきく女性でした。
非常に小柄で少しコロッとしている『かわいさ』が彼女の魅力でした。
一緒に時間を過ごすのが心地よい女性。共に部屋で過ごした時間は何物にも代えられない宝物でした。
そう『でした』と過去形で表現しなければいけないのです。
- 女性Fとの出会い
- 女性Sの存在
- 二股はできません。そう、自分不器用ですから
- 別れの言葉は、ネットで
- 別れを何度も確認する女性S
- 後日送られてきた段ボール
- 『ありがとう』のメール
- 『よろしくね』のメール
- 大満足の毎日と空虚な心が共存
- 女性Sが活躍する記事を見てしまった
- ここらで大人にならないといけないと思った
- 私は女性Fを愛していきます
- 時々道に迷うことがあるかもしれないけど正しい道に戻ってきたい
二股はできません。そう、自分不器用ですから
同時に二人の女性とお付き合いするほど懐の深い男ではないことは、自分も十分理解しています。片方を愛してしまうと、もう片方はおざなりになってしまうことは容易に想像できていました。
私の心はすでに女性Fに首ったけになっていました。
そうすると女性Sにお別れを告げるしかありません。
別れの言葉は、ネットで
これを言ってしまうと世の中の女性に叩かれてしまうかもしれませんが、私は最愛の女性だった女性Sに対してお別れの言葉をお伝えするのに、ネットを使ってしまったのです。
私は悲しむ女性Sの姿を見るのが辛かったのかもしれません。
『一番辛いのは振られた女性Sだろ!』というご意見もよくわかります。しかし、その時の自分には、そうすることが最善策だと思っていたし、彼女のためでもあると心の底から信じていたのです。
別れを何度も確認する女性S
私が冷酷な別れの言葉をネットという媒体で間接的に突きつけたあと、彼女は何度も私に確認してきました。
『本当に私と別れてもいいの?』『私がいなくてもやっていけるの?』
私は動揺する自分の心を隠すように、事務的な文章で『よろしくお願いします』とネットに打ち込んでいました。
動揺している自分の心に気づくのが怖かったのかもしれません。もしくは心の動揺を彼女に気付かれるのを嫌がったのかもしれません。
不思議なくらいにその時の記憶がないのです。
そんな私の心の内も、多分彼女はお見通しだったんでしょうか。
『わかったよ』
その一言であっさりと私の前から姿を消しました。
後日送られてきた段ボール
それから数日後、空の段ボールが家に届きました。
『私の荷物はここにいれて送り返してね』
怯える私に対する彼女の優しさでしょう。彼女も事務的に別れの儀式を進めてくれました。
私は涙を流しながら、彼女の荷物を段ボールに詰め、大切な記憶が壊れて亡くなってしまわないように、たくさんの緩衝材とともに段ボールに積み込みました。
『ありがとう』のメール
それからさらに数日後、仕事中に私のスマホがメールの着信を知らせました。
『荷物到着したよ。ありがとう』
女性Sからのメールでした。
私は事務所内にも関わらずポロポロと涙を流していました。
しかし
私は涙を流しながら女性Fへのメールを打っていただのです。
冷酷なオトコと思ってもらっても結構です。
でもそれが事実なのです。
『よろしくね』のメール
その夜、女性Fからメールが届きました。
『これからよろしくね』
心の隅っこで小さな針が刺さる刺激を感じましたが、私の目はこの先に広がっていく女性Fとの未来に向かってしました。
大満足の毎日と空虚な心が共存
楽しい毎日を過ごしていました。
一緒に東京旅行もしました。おしゃれなカフェにも行きました。
彼女を連れて街並みを歩くことは一種のステイタスを感じていました。
本当に幸せを感じていました。
しかし同時に心の隅っこにどうしても埋められない隙間を感じているのです。
言葉ではうまく言えないのですが、『空虚』を感じているのです。
私はわかっていました。その理由の全てが女性Sであることを。
女性Sが活躍する記事を見てしまった
とある記事を見ていると、女性Sの姿を見つけてしまいました。
私と別れた女性Sはその後、別の男性とお付き合いをしその後大成し大活躍している様子でした。
彼女の姿は私と付き合っていた当時そのままで、どちらかと言えば彼女の魅力にさらに磨きがかかった印象でした。
私は無意識のうちにネットを開いて彼女の姿を探していました。
彼女に別れを告げたネットで、また新たに彼女の姿を探している自分に気づき、一瞬おかしくなってしまいました。
ここらで大人にならないといけないと思った
以前の自分だったら、そのまま女性Sに連絡をしていたのかもしれません。
しかし、大活躍している彼女の笑顔を見るとこんな私が声をかけてはいけないと思い直し、そっとMacBookProを閉じることができました。
そう自分ももっと大人にならないといけない。
私は女性Fを愛していきます
これまでたくさんの酷い行いをしてきた自分ですが、ここらで正しい道を歩む選択をさせてもらってもいいんじゃないか。私を正しい道に導いてくれるのが、今お付き合いしている女性Fなんじゃないか。
そうして、私は女性Fとこれからも真剣にお付き合いすることを心に決めました。
時々道に迷うことがあるかもしれないけど正しい道に戻ってきたい
私は心の弱いオトコなので、これからも道に迷い、時々外れてしまうこともあるかもしれない。
けど彼女と一緒に過ごしていれば必ず正しい道に戻ってこれると思っています。
そんな女性Fと私はこれからも一緒に歩んでいきます。
それをここに誓ってこの記事の終わりにしたいと思います。
*1:女性FはX100F、女性SはRX100m6、ネットはマップカメラに置き換えてお読みください。