こんにちは。すぎっち(@cedar_studio)です。
これまで単焦点を使うことが多く久しぶりにズームレンズをゲットしてウキウキしています。ウキウキ度合いはこちらの記事を読んでもらえればわかるかと思いますが、これまで35mmから50mmまでの標準域単焦点ばかり使ってきた人間がいきなり便利ズームを持たされると激しく喜ぶことがわかります。
今回はそんなタムロンの便利ズームTAMRON 28-200mm F2.8-5.6 Di Ⅲ RXD(A071)を持って三重県にある東海道 関宿に行ってきました。街道が長く続く風景に便利ズームは最高の一本だったので作例とともに紹介します。
持って行ったのはタムロンの便利ズームとソニーα7Sのセット。軽くて一日中持ち歩いていても負担にならないいいセットです。
ゲットしてすぐに喜び勇んで常滑にいった作例はこちら
東海道 関宿(せきじゅく)
東海道五十三次の47番目の宿場町として栄えた関宿。当時の雰囲気が残されている街道は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており見どころいっぱいです。
最寄駅の関駅はJR西日本関西本線の駅。名古屋からだと亀山駅で乗り換えて一駅。
ICカードを使ってる人は要注意
電車で訪れる人限定ですが交通系ICカードを使っている人は亀山駅で乗り換える際に一度改札を出て改めて切符を買いましょう。関駅までの電車はワンマン電車になるためICカードが使えません。
私も出発する直前で気づいて慌てて改札を出て切符を買い直しましたが電車が出発したあとでした。次の電車まで1時間あったので仕方なく亀山駅から関宿まで冬の田舎道を1時間歩きました。。。
関宿にはズームレンズがお似合い
関宿はいいところだと前から聞いていましたが、車を持っていない自分にとってはちょっと遠くてこれまで一度も訪れたことがありませんでした。
でも今回は新しいレンズもゲットしたから気を奮い立たせてようやく訪れることができました。電車の乗り換えミスで1時間6kmほどを歩いたのは余計でしたが、苦労して訪れた分だけ初見の感動はひとしおです。
伝統的な建物が街道に沿って並んでいる風景は圧巻です。
今回の撮影に持ってきたTAMRON 28-200mm F2.8-5.6 Di Ⅲ RXD(A071)。関宿は宿場町なので街道沿いに伝統的な建物が並んでいますが、長く続く街道の先に山が見えたり街道自体も坂があったりと見所が多く、望遠レンズを持っていると圧縮効果でいろんな写真が撮れる楽しみがあります。
これまでめっきり使ってなかった望遠域の撮影は本当に楽しいですね^^
それぞれの街には最適な焦点距離があると思っていて、私の地元である金沢は85mmが最適な気がしています。
そして関宿は135mmから200mmが最高に合っていました。180mmまででもいいかも。とにかくズームアップして写真を撮りたくなる街なのが関宿。なのでここに来る際は望遠域のズームレンズを持ってくることをおすすめします。
定番の写真スポット
また関宿の中間ほど近い場所には眺関亭(ちょうかんてい)と呼ばれる施設があり屋根の高さに設置された展望台に無料で登ることができます。ここから関宿の通りを行き交う人の姿を眺めていると時間が過ぎるのを忘れてしまいます。
伝統を受け継ぐ街
関宿が素晴らしいのは今現在もそこで伝統を受け継いだ生活をしておられるということ。桶重さんでは黙々と桶作りの作業をされていました。
スイーツも充実
古民家を改装したカフェもあり若い人たちも大満足できる場所がたくさん。街道は長いので端から端まで歩くとヘトヘト。だから途中にあるカフェに飛び込んで休憩なんてことも。オープンキッチンのカウンターに座ると目の前にソニーのLSPX-S1が!欲しかったけど高いんですよね。今は3代目に当たるLSPX-S3が発売され価格も手が届く範囲になった気がします。
便利ズームは望遠から広角までカバーできるので室内の撮影もできるのが嬉しい。
もちろん伝統的な和菓子もあります。志ら玉は関宿名物らしいのでぜひ食べてほしい。
ウィンドウディスプレイを楽しむ
それぞれのお宅で街道に面した窓にさまざまなディスプレイで観光客を楽しませてくれます。アンティーク小物だったりノスタルジックなものだったりドライフラワーだったり。それらを眺めながら歩くのも楽しいです。
足湯もあるよ
無料駐車場脇に足湯もあります。ちょうど寒い日に訪れたので足湯に20分ほど浸かってましたが体中ぽかぽか。100円でタオルも販売しているので用意をしていない人でも安心。
日常生活も見える街
金沢で生活していた身からすると関宿の観光客はとても少ない。だからこそゆっくり見て回ることもできるし、必要以上に観光地然していないのがまたいい。普通におっちゃんが軽トラ飛ばして通り過ぎていくし、店先にみかんやトマトが売っていたり。そんな日常生活の風景を見るのも楽しいかも。
自分へのご褒美ももちろん
初めて訪れる場所では地元の日本酒を買うようにしています。地元の酒屋でおじさんと会話しながらおすすめの一本を購入。帰ってきて早速飲みましたが甘口だけどスッキリしている美味しい日本酒でした。
Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di Ⅲ RXD(A071)はやっぱり旅レンズに最高かも
軽くてコンパクトなのに広角から望遠まで撮れるTamron 28-200mm F2.8-5.6 Di Ⅲ RXD(A071)は旅に持っていく一本としては最高だろうなと思っていましたがやっぱり最高でした。
標準ズームではちょっと足りないなって感じる70mmから先の望遠域をカバーできるのはやっぱり大きい。そして個人的に24mmはちょっと広角すぎるなと思っているので広角28mmの焦点距離はちょうどいい感じ。これからのプチ旅行に大活躍する予感。
あえて懸念点を挙げるとすればどんなシーンでも撮れてしまうので、漏れなく全て撮りたいって気持ちが先行して焦ってしまう部分もあるかもしれないこと。そういう意味では単焦点レンズは撮れないと諦めている部分があるのでやっぱり単焦点も手放せないんですよね。
一本持っておくと大活躍すること間違いなしなレンズなのでソニーのカメラ持ってる人は全員買ってほしいと思えるレンズでした。そしてそこまで高くないしね。
まとめ
関宿は季節ごとにまた訪れてみたいですね。ただその際は必ずTamron 28-200mm F2.8-5.6 Di Ⅲ RXD(A071)を持ってきたいと思います^^