こんにちは。すぎっち(@cedar_studio)です。
ライカ兄貴たちに怒られるかもしれませんがライカM10が手元に来てからほぼ毎日撮り続けたので一度現段階のレビューをまとめます。
ライカは少しずつ習熟している感じがしているのでこの段階の感想をまとめるのは意味があると思って書きますが、ライカベテランの皆さんは温かい目でみてもらえると嬉しいです。ちなみに2週間で1600回ほどシャッターを切っています。
ボクが使っているライカM10は張革交換されているライカです。
- 使いにくい!でもすぐ慣れる
- 重いけど首から下げても疲れない
- 裏蓋を外すのはめんどくさい!
- 充電がめんどくさい!
- 露出設定は楽チン
- 驚くようにクリアな写り
- 使いやすくて接続しやすいアプリ
- 「ライカ」を使っている高揚感は確かにある
- まとめ
使いにくい!でもすぐ慣れる
ボクはM10をゲットする前にこの記事で書いたM10-Pで京都スナップしたりして少しだけライカMシリーズを触っていたから問題ないと思ってたけど、やっぱり久しぶりのライカは使いにくかった。
直前までGRⅢxをメインでガンガンスナップ撮ってたから余計だよね^^;
ファインダーレスのGRを使っていたのも要因だろうけど、二重像を合わせて撮影するスタイルが難しくてピントを外してばかり。
でも1週間も経たないうちにピント合わせは苦じゃなくなって比較的思ったような写真が撮れるようになったから、最初は戸惑いから難しいと感じるかもしれないけど、すぐに慣れるのでそこまで気にする必要はないかも。
重いけど首から下げても疲れない
ライカM10の重量は660g。最近ボクが使ってる富士フイルムX-T5は約550g。最近メインで使ってたGRⅢxに比べたらM10は比べるのもバカバカしいほどに重い。
これをネックストラップで首から下げてスナップすることに最初は不安を感じてた。特にボクが買ったULYSSESのストラップは極細で首に食い込みそうだった。
でもいざ使ってみると不思議なくらい首への負担はないし疲れを感じることも少なっかった。これはボディが比較的コンパクトで凹凸が少ないことも影響しているのかもしれない。
ボクはみぞおちくらいの高さにカメラがくるようにストラップ長さを決めているけど、歩いていても動くこともないから振動が首に伝わりにくいのも要因かも。2時間くらいのスナップ&10kmの移動でも負担が少なかったのは驚き。
裏蓋を外すのはめんどくさい!
ボクはライカ自体にそれほど思い入れもないし「こうじゃないと!」ってこだわりもほとんどないから、M10の裏蓋構造は単純にめんどくさかった。撮った写真はこまめにPCへ取り込むんだけどSDを取り出す度に裏蓋を外さないといけない。
そしてその間は裏蓋がどこかに飛んでいかないように気をつけなきゃだし、M10本体も上下逆さに立てているから不安で不安で。M11からは裏蓋構造は無くなったけどそれは正当進化だと思うし正直羨ましい。
充電がめんどくさい!
これも裏蓋問題と被ってるんだけど、ライカM10を充電するためには裏蓋を外して電池を取り出して充電器にセットしないだめ。最近のカメラはUSB-Cを本体に差し込んで直接充電できるのに!
これもM11はUSB-C端子がついてるからいちいち電池を取り出す必要もないし、取り出し方もライカQ2と同じように裏蓋を取り外さなくてもいい。
特に旅行に行くときにわざわざ充電器を持っていかないとダメなのはかなりマイナスポイント。CP+に行くために一泊二日の旅行したけど、その際もいつものカメラのつもりで家を出て充電器を忘れたことに途中で気づいて取りに戻ったもんね。
露出設定は楽チン
M10は動画も撮れないし手ぶれ補正もないし、最新のカメラと比べると見劣りする部分はたくさんあるんだけど、できることが少ない分「写真を撮る」事に関しては最適化されているカメラ。
特にカメラ上部に露出関係のダイヤルがあるから物理的に且つ直感的に操作できるのは撮影していて楽しかった。ダイヤルに露出補正も割り当てることができるから例えば絞り優先撮影も簡単にできる。
ボクのメイン機の一台が富士フイルムのX100Vだったのも影響しているかもしれないけど。
驚くようにクリアな写り
写真の写りについて細かく語れるほどスキルはないけど、シャッターボタンを押したとき、Lightroomで現像するときに感じるのは「クリア」な写真だなってこと。まるでレンズの前にあるフィルターを一枚外して撮ったような感覚。
ライカはボディよりもレンズが優れているって思ってたんだけど、フォクトレンダーのレンズでも十分にクリア感を楽しめるからこれはセンサーは画像エンジンの特徴なのかもしれない。
2週間使った感想だと「クリア」って言葉を選んだけど、これはこれからもっと使い込んでいくと違う表現に置き換わるのかもしれない。これ以上の言語化はまだできないけど、確かに他のカメラとはちょっと違うと感じさせる描写。
使いやすくて接続しやすいアプリ
よく使っている某Fフイルムのアプリはなかなか繋がらなくて有名だけど、ライカのアプリはすぐに接続されるし操作も簡単。意外とソフトウェアがしっかりしてて大満足。
それにしてもFフイルムのアプリはなんとかならないかなぁ
「ライカ」を使っている高揚感は確かにある
カメラは写真を撮るための機械だけど、ボクたちはさまざまな感情を経由してシャッターボタンを押す。その経過としてライカを使う事による効用もあるんだと感じた。
個人的には見た目を重要視してるからボクのかわいいライカはもうそばにあるだけでワクワクしてくるよね。そのワクワク感が撮影体験にも影響していたんだと思う。
まとめ
あくまで2週間時点のボクが感じたことをまとめてみたけど、これが経年でどんなふうに変わっていくのかが楽しみ。最新カメラみたいに次から次へと替えるカメラじゃないからM10としばらく一緒に撮影体験を楽しみたいと思う^^
最後まで読んでくれてありがとう!できればブックマークとシェアしてくれると嬉しいな^^