こんにちは。すぎっち(@cedar_studio)です。
突然ですがライカ買っちゃいました。ちょっと前からライカを買おうとしていてM11にするかM10-Pにするか、はたまたM10にするかで悩みまくってました。
M11でもM10-PでもなくてM10でもいいなって思えてきた夜。M10ならすぐ買える。
— すぎっち/StudioCEDAR (@cedar_studio) February 9, 2023
でも結局ボクは中古のM10を購入。その理由を紹介します。
なぜライカを買ったのか
多分ライカがいいなと思っていても高い買い物だからちょっと慎重になっている人も多いと思う。さらに最新のM11でいいのかと思いきや、M8がいいといる人やPモデルやDモデルがいいっていう人もいて「どれ買えばいいねん!」って迷ってる人もいるんじゃないかな。
だから今回ボクがM10にたどり着いた理由を紹介して、そんな人のちょっとしたアドバイスになればいいなって思ってる。
ライカは欲しかったわけじゃない
最初に言っておくと、ボクはずっとライカが欲しかったわけじゃない。一度後輩に使わせてもらってライカの良さを理解していたつもりだったけど、ハッセルブラッド907x50cを買ってラージフォーマットセンサーのすごさを体感してからは画質のラージフォーマット、携帯性のAPS-Cくらいに考えていて、そもそもフルサイズセンサーカメラに魅力を感じなくなっていたのがここ最近。
そんなボクがなんで急にライカを欲しくなったのか説明するね。
スナップ中心の撮影に変化
ボクはこれまでいろんなタイプの撮影をしてきた。星空撮ったり風景撮ったり、海でポートレート撮ったりイベントの動画撮ったり。でもここ最近はスナップ撮影が多くて、これといって撮りたい被写体がないボクは多分スナップ撮影が一番合ってるんだろうなと思い始めた。
だから最近一番出番が多いカメラはGRⅢxだし、カメラは10台以上持ってるけどこれ一台で十分だと思う。
でもそんなスナップに最適なカメラとしてM型ライカが急に台頭してきたんだ。
GRⅢxだけでもいいんだけど
画質はほぼ不満はないGRⅢx。これ一台でいい!って割り切れば、それはそれでもアリなんだと思ってる。ただちょっと濃いめの焼酎ロックが飲みたくなる日があるように、ただのスナップじゃなくてちょっと構えた写真が撮りたいなと思う日もあるわけで。
そんな時に首から下げてぶらぶらして、時々シャターを切る、そんなカメラが一台欲しくなってボクはライカに目をつけたんだ。
だからボクはこれからしばらくはGRⅢxとライカM10の2台体制で楽しむよ。
時間の流れに左右されたくなかった
これはボクの性分でもあるんだけど、時間が経つと価値がなくなるデジカメの風習が嫌いで、ボクはあえて古いデジカメを楽しむことをやってきた。それは若干の使いにくさとちょっと汚れた外観を愛おしく感じる青壁を拗らせてる部分もあるのかもしれないけど、古いものでも丁寧に楽しく使えることを実践したかったから。
以前のボクはカメラの噂サイトを何度も見るほど業界の最新情報に振り回されてた。新しいカメラが出たら欲しくなって、今持ってるカメラを売却して買い替えていたっけ。
でもいつからかそんな噂サイトも興味がなくなったし、今持っているカメラを使い続けたい気持ちに切り替わってきた気がする。
なぜM10なのか
ボクが購入を検討していたのライカM10、M10-P、M11。多分、M10-PやM11の方が人気があると思うけど、なぜボクがあえてM10を購入したのか。
M10は安い
M10は3つの機種の中で最も発売日が古いから今買おうと思うと一番安く買える。ボクが手持ちで用意できるお金は150万円くらい。家族に黙ってカメラ趣味を続けてるボクにとってカードローンを組むことはできないしカメラは毎回ニコニコ現金一括払い。だから価格はできるだけ出来るだけ安いほうがいい。
M10-Pはまだまだ高いし中古のタマも少ない。M11は120万円くらいするからすごく高い。それに比べるとボクが買ったM10はかなり安い。それは発売時期が一番古いのとPモデルと違ってオーソドックスなモデルだから。
でもこれからレンズも買っていくことを考えると今のボクにはこれくらいがちょうどいいんじゃないかって思った。
頻繁に買い替えるものじゃない
最近はデジカメがどんどん高くなってきたけどライカはその中でもさらに高い。ボクが買った中古のM10も70万くらい。それを高いとするか安いとするかは人それぞれだけど、これだけ高いものだから簡単に買い替えることはできない。
それは値段だけじゃなくて嗜好品としても少しずつ自分の手垢をつけるように嗜むものだから最新のスペックを求めて買い替えるようなものじゃない。そんな時にちょっと古いけど十分なスペックと中古としてはある程度落ち着いてきた価格のM10がいいと思ったんだ。
高画素はいらなかった
ボクの撮影対象は街中でちょっと気になったものたち。とりあえずシャッターを押して記録しておこう、くらいのものでしかない。そんなモノたちに高画素で撮影するのはかなり忍びない。
当初M11を狙っていたボクだけど6000万画素のM11はボクにとってはオーバースペックだったしストレージを圧迫することを考えてシャッターが押せなくなるのだけは避けたかった。
M11はRAWで撮影しても画素数をコントロールできることは知ってた。
でもそのためだけにM10の1.5倍以上のお金を出すことは考えられなかった。
赤バッジは悪なのか
赤バッジをパーマセルテープで隠してる人がいる。もしくは赤バッジが嫌でPモデルを選ぶ人も。そもそも赤バッジってそこまで隠したいモノなのかな。
確かにポートレートするときに被写体の瞳に写ったり、気にしたりするから隠すってのは聞いたことあるけど、ライカでガチのポートレートってするのかな。そこまで赤バッジって悪なの?って素朴な疑問を思った時にM10-Pはボクの選択肢から少しだけ外れた。
意外と好きになったシャッター音
カメラ本体の中で重い何かが倒れたような音がするシャッター音。ボクがM10-PやM11のシャッター音を聞いて感じた感想。それに対してM10のシャッター音は大きくて最初は苦手だったんだけど、シャッター音を比較してる動画を何度も聞いているうちにどことなく好きになってきた不思議。
ボクが大好きなGRやX100Vのシャッター音は小さいから逆にこれくらい大きなシャッター音のカメラを使うのも楽しいかもしれない。
USB端子は羨ましい
M10の唯一の不満点はバッテリーかな。バッテリーを充電するために専用の充電器が必要。最近のカメラは直接カメラにUSBを差し込んで充電できるし、ボクもほとんどのカメラはそうやって充電してる。そしてM11にはUSB-C端子が付いていて直接充電できるんだ。
日常使いだとGRでも充電なしで楽しめるくらい短時間集中型のボクだから多分M10でも問題ないけど、ちょっとした旅行に行った時は多分充電器を持っていかないといけないんだろうな。
ただモバイルバッテリーに接続できるケーブルだけは購入予定。
ストラップ問題
ライカにつけるストラップはピークデザインのアンカーだけはやめておこうと思う。デザイン的にチープになってしまうし、多分ネックストラップで持ち歩くことが多くなるだろうから付け替えも少ないんじゃないかな。
デザイン的にも気になるからまだまだストラップは悩み中。ちなみに純正ストラップは長さが125cm前後もあるみたいだから身長177cmで胴長のボクでも長すぎる気がする。100cmくらいのいいストラップがないかな。
現在の候補はARTISAN&ARTISTのACAM-284。長さが変えられるのいい。ただちょっと太いかな。
おすすめのストラップがあったらぜひ教えて欲しいです。絶賛アドバイス募集中。
アクセサリーはコテコテつける派でもないしどちらかというと裸族だから流石にボディーケースとかはつけないけどこれまでのカメラよりかはもうちょっと丁寧に使ってあげようかな^^;
2023.02.21追記
Twitterの皆さんにいろんなアドバイスをいただいて最終的にはULYSSESのクラシコ・ドリットをチョイスしました。懸念してた長さもちょうど良くて大満足!
ライカM10の作例
早速ライカM10を持って夜のスナップに行ってきました。率直な感想(かなり辛口)と作例をまとめました。参考にしてもらえれば。
新しいライカM10
ライカM10が来てからまだ2週間経ってませんが新しい?ライカM10が来ました。いろんな理由があってこのかわいい色のライカを手にすることができました。その顛末をみてもらえるとうれしいです。
まとめ
勢いでゲットしてしまったM10。実はM10が届く日にライカショップからM11入荷しました!の連絡が:(;゙゚'ω゚'):
でももうM10を買ってしまったので申し訳ないけどM11は諦めます。ごめんなさい。
でもこれでようやくボクもライカ使いの仲間入り。ハッセルブラッドとライカの2台持ちでスナップするのも変態ちっくで楽しいよね。
最後まで読んでくれてありがとう!できればブックマークとシェアしてくれると嬉しいな^^