『すぎっち』のジモログ

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【注意喚起】会社でカメラ趣味の説明したらみんなに引かれた話

こんにちは。すぎっち(@cedar_studio)です。

先日会社のイベントで個人の趣味をみんなにプレゼンする機会があって、今回ボクがみんなの前で説明させてもらいました。その結果がこちら。

 

プレゼン終わった後みんなの引き攣った顔ったら…完全に引かれてたよ!

 

色々ありましたがボクの写真やカメラに対する考えを一般人に伝えるための頭の体操になったからいい機会になりました^^

そのプレゼン資料を参考に掲載するのであなたの考えとどう違うのか、気づいたところがあれば押してください。何が正解ってのがないからこそいろんな考え方を聞きたいです。

 

 

 



プレゼン『カメラとわたし』

持ち時間は10分から20分。今回はボクともう一人。ボクの前に発表した人は元々パティシエでフランスに研修に行ったり、「ぴよりん」開発にも関わっていた人みたい。

 

ボクと違ってガチよりのガチの人だよね!

 

これまでの経歴から実際にケーキを作る工程を動画でまとめてくれてとても面白いプレゼンだった。みんなもクリスマスケーキ作って!って意見がたくさん出て、場は十分にあったまった状態でいよいよボクの登場。

 

ボクのプレゼン

『カメラとわたし』という題にしたのはカメラがボクにもたらしてくれたこと、カメラへの感謝をこのプレゼンで伝えたかったから。そしてこんなボクだけどカメラがあるお陰でこんなに楽しく生きてるんだよってことを伝えたくて。

 

写真やカメラの細かいことを言っても20分くらいじゃ伝わり切らないだろうし、カメラ趣味なんだから写真や動画多めのプレゼンで小気味よく説明した方がストレートに伝わると思ったんだ

 

最初は自己紹介。もちろんこの記事のために本名はHNに変えてるけどね。

学生時代にカメラを始めて同級生をお遊びでいつも撮ってたくらいからスタート。卒業アルバムの顔写真は何枚かボクが撮った写真。

20代前半で子どもが生まれたからミノルタのα Sweetを買った。CANON Kissが欲しかったけどちょっと高くて変えなかった思い出。あの頃からミノルターソニー系列だったんだな。そしてデジタルカメラがで始めた時期でトイデジで家族の写真をたくさん撮った。ちょうどガラケー時代が子どもが小さい頃だったから画素の荒い汚い写真しかないのが残念でしかない。今の人たちは幸せだと思う。

「今はいろんなカメラを使ってる」ってちょっとだけぼやかして説明しておいた。

 

家族写真の例を少しだけ。期限切れのフィルムで撮った写真(左)とα7R3で撮った写真(右)。技術の進歩でかけがえのない一瞬を記録として残すことができるのは最高。

こんな写真がテクニックなくても誰でも撮れる世の中なんだからみんなミラーレスカメラ買えばいいと思うんだよね。

 

ここまで流れるように説明してきたから、一旦ばを落ち着かせるのとちょっとだけ雰囲気を変えたくてこの動画を流してみた。

α7R3でスロー動画を多用して撮った動画だけど、この時からもうソニーのAFは完成していたと思う。この時点でみんなの頭の中に「こいつガチじゃね?」と浮かんでいたと思う。

youtu.be

 

ちょっとだけ会場がざわつく中、冷静にプレゼン再開。

ここまで説明した自分の歴史じゃなくて、カメラの良さをわかりやすく簡単に説明。できるだけ一般の人にも訴求できるようにわかりやすい言葉でシーンをイメージできる写真と共に。

 

ボクがカメラを常に持っている一番の理由がこれ。自分の目やスマホだと「記録」にしか見えないものがカメラで撮ることで「印象的」になることが多い。そんなカメラにしかない機能(もちろん多少のテクニックも必要だけど)をみんなにも知ってもらえると嬉しくて。

 

会社のすぐそばにある白川公園(左)と有名な大須観音(右)。どちらも時間帯やカメラの設定によっては目で見た風景以上のものが写る、それがカメラの大きな機能。

スマホで日常を撮るのも楽しいし意味があると思うけど、もうちょっとだけ高機能なカメラ(例えばGR)を持つだけでも毎日の生活は豊かになるよね。

 

そしてカメラのもう一つの機能は見えないものも見えること。超望遠で遠くのものを大きく写すこともそうだし、マクロで小さなものをアップで撮るのもあるかもしれない。そんなカメラの機能を一般の人にも知ってほしくて。

 

長時間露光を使って空中に文字を書くピカピカ(左)と天の川(右)。どちらも目では絶対に見えないものだけど、カメラを通すと見えないものも見えるようになる。スマホできれいに撮れるからカメラはいらないよって人はこんなカメラの機能もしてほしいな。

 

ここでもう一度動画を。次はさっきよりももうちょっと短い動画。ブレてるしセンサー込みもついてるしボツ動画だったんだけどプレゼンで一瞬見せるだけならいいかなと思って。天の川を追尾できるようにカメラと三脚の間にシロップのジーニーミニってのを挟んでカメラをパンさせたタイムラプス動画。

「みんなが夜寝ている間に空ではこんなダイナミックな風景が流れているんですよ、しかも毎日!」ってドヤ顔で言ったった。

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そして一旦頭の整理をするために、ここまででボクが伝えたかったことを一枚のスライドで整理。「新しい視点」はカメラだけでなくてビジネスにも使える思考だし、ボクはかなり重要視している。

 

次はボクが実際にカメラを趣味にしてよかったことを中心に説明するよ。「女性に声をかけられる」のワードはボクの上司が絶対に入れてほしいとリクエストがあったから入れただけで、ボクは陰キャだからそんなこと絶対無理。

 

ネタの一つとして説明しないといけないかなと思って海ポートレートもちゃんと説明したよ。ただ翌日からの女性社員からの視線が冷たいものにならないように言葉には最新の注意を払って説明。

 

夕日とリフレクションした海を印象的に仕上げたもの(左)とちょっとピンボケしているけどそれが想像力を掻き立ててくれるもの(中)、花火を使った映えるもの(右)の3つを1スライドずつ紹介。

これはボクの信条でもあるんだけどかわいい女性をかわいく撮るんじゃなくて顔はあえて撮らずにその場の空気感とかを撮れたらいいなと思ってるんだよね。そんな説明はしれないけどね。

 

ここまでだと女性ばっかり撮ってるって思われるから男女の写真もしっかりアピール。

 

人脈が広がったってことをアピールするのにフォトウォークの説明もしたよ。ブログやSNSを通じて全国の人たちと繋がれている意識はあってそれが多分カメラ趣味で孤独を感じない理由なんだと思う。

みんな本当にありがとう。

 

京都行ったり四国行ったり岐阜に行ったり。毎年紅葉の時期に一泊二日で遠征してる撮影旅行を説明。こうやって住んでる場所も歳も違う人たちが一つの目的のために集まってワイワイ言いながら楽しめるのはなかなかないと思うよね。

 

フォトウォークをイメージできる動画。これはこの後説明するまちおこし団体のイベントで自分が企画したフォトウォーク。動画中に流れる写真は全て参加者たちが撮ったものでボクは動画撮影メインで。

参加者が「きれいだな」「いいな」って思えるものをカメラに納めてもらったら想像以上にエモかった。フォトウォークとまちおこしの親和性は高いと思うんだよね。

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ここでもう一度まとめ。やっぱりボクにとってのカメラは人と人をつなげるためのキッカケなんだよね。だから何度も言うけどこれを読んでくれているキミに繋がれて本当にうれしいよ。

 

ここからはちょとボクがやっている活動を紹介。カメラを使ったまちおこし活動をしていて、まちおこし団体の活動と地元の風景限定の「半径100mの写真展」っていうブログも運営してる。よかったらちょっとのぞいてみてね。

 

実際にまちおこし活動として区の仕事を手伝っている状況と、区一番のイベントの周期祭礼をブログとFacebookを通して発信してる。右の写真はアップにしてみるとコンプラ上NGなのでクリックしないように。

 

まちおこし団体で毎年春に開催しているみらいカフェと春まつりの動画。ここ数年は流行病でできていないけど来年はやりたいよね。ボクたちの想像以上にたくさんの人が来てくれてみんな楽しんでくれる。

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ここまでをまとめたもの。カメラは自己実現をするきっかけとしても使えるんだよね。少なくともボクにとってはそうだと思う。

 

あえてこんなスライドを挟んで注意を引く。そしてちょっとタメを作る。

 

ここまでボクが説明した内容を振り返って一枚にまとめる。カメラというただの機械がボクにとってはなくてはならないものだし、今の自分を形成するための大きな一つの要素になっているんだよ。

ただの趣味以上になっているのがボクにとってのカメラなんだ。

 

最後の最後はボクの活動を紹介。

 

インスタとかフリッカーとかあんまり更新してないけど一応やってる。

 

そして最後にもう一度動画。これは単純に綺麗な映像が撮りたくてカラグレを楽しんでいた時の動画。建築では白をより白に見せるためにペンキの白に緑をちょっと混ぜるとより「白」に見えるってことがあるんだけど、ボクたちが目にしている「色」も隣にある色だとかコントラスト、色の面積によっていろんな見え方がするんだってことを楽しんでる。もちろん今回のプレゼンではそんなことは説明しないけどね。

youtu.be

 

こうやって今回のプレゼンは終了。前日の夜に慌てて作った割にはちゃんと構成ができててよかったなと振り返り。

 



 



あなたにとってのカメラ

ここまで説明したのはボクにとってのカメラ趣味の話。あなたにとってのカメラって何ですか?

実はボクもこのプレゼン依頼を受けた時に「ボクにとってのカメラ」を考え直したんだけどよくわからなかったんだよね。でもこうやって一つのプレゼンにすることでボクの頭も整理できたしスッキリすることができた。

だから機会があればあなたも一度考えてみたらどうですか?

 

ちなみにプレゼン終了後はしばらく誰も声をかけてくれなかったよ。。。

でもその後みんなから感動したよって声かけてくれるようになって、週末イルミネーション撮影会を希望者と一緒に行ってきたの。スマホでうまく撮るコツを教えつつミラーレスカメラの撮り方をレクチャーしてきた。それも機会があればまた紹介したいね。

 

ちなみに撮影会終了後のツイートがこちら。全て出し切ったよ。

 

本当にお疲れ様でした!^^



 



まとめ

こうやって振り返ってみると一般人が考える「カメラが趣味です」ってのとちょっと違うのかもしれない。。。やっぱり引かれて当たり前だったのかも。

 

この記事を読んでるあなたも、一般人からすると十分ガチ寄りのオタクかもしれないです。会社で自分の趣味を説明するときは最新の注意を払ってください。

 

 

 

最後まで読んでくれてありがとう!できればブックマークとシェアしてくれると嬉しいな^^