こんにちは。すぎっち(@cedar_studio)です。
コダック社の最高級フィルムの一つKodak Ektar(エクター) 100の作例を紹介します。
使用するカメラはCONTAX Aria。CONTAXカメラの最後期カメラでその美しさにはホレボレ。レンズは大人気のCarl Zeiss Planar T* 50mm F1.4。
Kodak Ektar 100というフィルム
コダック社のEktar 100(エクター)は高級カラーネガフィルム。
一般用フィルムとプロフェッショナルフィルムという二つのラインナップがあるコダックのフィルムですが、Ektar 100はプロフェッショナルフィルムのラインに属しています。「世界最高の粒状性を持つ」と言われています。
日常の風景をフィルムで撮影するときはこんなフィルムを選ぶことが多いけど、とっておきの場面をフィルムで納めたい時に使うのがKodak Ektar 100。値段は少々高いけどコッテリとした色のりと高コントラスト、そして滑らかで美しい粒状感なのが特徴。
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Kodak Ektar 100の作例
CONTAX AriaにKodak Ektar 100を詰めて小旅行へ。そんなプレミアムな旅にエクターはよく似合います。
Ektar 100の特徴は「コッテリとした色のり」「高コントラスト」「滑らかで美しい粒状感」。実際の作例とともに紹介します。
コッテリとした色のり
デジタルカメラで撮影して現像ソフトで「彩度」を25プラスにした感じな色のり。こってりしてるけどいやらしくないのがEktar100の特徴だと思います。
高コントラスト
建築物を撮影するのにいいかもしれないけど、今回はひまわり畑とカフェの中で撮影。それでもキリッとコントラストが効いた写真はどこか見ていて気持ちいい。
滑らかで美しい粒状感
フィルム特有の粒状感。デジタルカメラで撮ったときは現像であえて粒状感を乗せるくらい。それが撮って出しで(当たり前だけど)、こんなに綺麗に乗っかってくれるのは嬉しい。
その他の作例
Ektar100は特徴的なフィルムですがもちろん普通に使うことも可能です。多少コストがかかるけどフィルムで撮る大切な瞬間なんだから高いフィルムで撮ってもいいんじゃないかと思います。
まとめ
コダックのEktar 100は高いフィルムではありますが、デジカメほどたくさんシャッターを押すわけでもないので自分にとってお気に入りのフィルムをどんどん使えばいい!と考えると最高のフィルムの一本になると思います。
人物撮影をするときはKodakのPortra(ポートラ)というフィルムがおすすめですが、人物も風景も一本のフィルムで撮ってしまうので使い分けるのも難しいですよね汗
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結局はいろんな種類のフィルムをたくさん使ってみて自分が気に入ったフィルムを使い続けるのがフィルムの一番楽しい使い方だと思います。
そして今回Ektar 100を装填したカメラCONTAX Ariaとプラナーは最高のセット。最近は中古価格が高騰してきているので、程度のいい個体を発見できたら迷わず購入することをおすすめします。ワンセット持っておくと一生ものの宝物になると思います。