こんにちは。ゼロイチ(@cedar_studio)です。
先日、発売から時間が経っている古いデジカメSONYのコンデジRX100m3を持ち出して、スチルカメラとしてまだまだ現役なのか確認しました。
次は動画編としてSONY RX100m3は現役カメラなのか確認します。
- SONY RX100m3というカメラ
- SONY RX100m3で写真を撮る
- SONY RX100m3で動画を撮る
- SONY RX100m3は中古で買う
- 結論:RX100m3は2021も現役カメラ
- 最後に
SONY RX100m3というカメラ
ソニーの大型センサーを搭載したコンデジRX100シリーズの3代目のカメラ。現在7代目のRX100m7まで発売されているのでどれだけ古いカメラか想像できます。
こちらの記事で説明している通りRX100m3はスチル用カメラとして完成されたカメラです。また性能とコストのバランスももっとも優れているため、これからカメラを始める人に勧めたい一台です。
SONY RX100m3で写真を撮る
スチル用のコンデジとしては感性の域に達しているSONY RX100m3。早朝の薄暗いシーンでも充分に写ります。
先日撮ったもののうちいくつか。
これらの写真はAdobeのLightroomで現像していますが暗い部分のノイズなどはコンデジとしては必要十分以上の性能を発揮してくれています。もちろん私が使っているSONY α7SⅢなどのフルサイズミラーレスカメラに比べると性能は劣りますが、常に持ち歩いて気が向いた時に撮影するお供カメラとしては最高です。
SONY RX100m3で動画を撮る
SONY RX100m3を使ってVlogを撮影しました。Vlogは日常風景を切り取るモノだと思っているので、大きなカメラで高画質な動画を撮るよりはより自然な生活を撮る必要があります。
そんな時にSONY RX100m3のように手のひらに納まるコンパクトデジカメはとても扱いやすいし例えばスタバの中で撮影していても圧迫感などは感じません。(もちろん勝手に黙って人の顔などを撮影しSNSなどにアップすることはNGですよ!)
撮影で感じたこと
去年の夏にもRX100m3でVlogを撮影してみたのですがその時に感じたのはやはり手振れがひどいこと。
動画編集ソフトを使って手振れ補正をしていますが、使える素材を切り出すのに大変でした。そんな後悔があった中での今回の撮影。
久しぶりにRX100m3を使って動画を撮影して感じたことをまとめました。
- GoProやDJI Pocket2のような手振れ補正性能はないけど、使い方に気をつければVlog用動画カメラとしては及第点
- 広角24mmから望遠70mmまで使えるのは便利だけどズーム中は音が入るから使えない
- AFは比較的優秀
- 広角F1.8はキレイにボケる
- チルトモニターは自撮りするときの構図確認に最高
1については以前は手振れがひどいと感じていましたが、Vlog撮影と考えると許容できる範囲だと考え直しました。シネマティック動画のように滑らかでキレイな動画を撮ることにこだわらなければ充分な動画性能があると思いますし、これからもVlog用カメラと使っていこうと思います。
RX100m3の作例
実際にRX100m3で撮影した動画をご覧ください。なお動画編集ソフトDaVinciResolveで編集しLUTを当てるなどのカラグレを行っています。
部分的に手振れがひどいところはありますが、ボケ感やAF、暗部表現などはVlogにしては必要十分だと思うでしょ?笑
SONY RX100m3は中古で買う
最初にも書きましたがRX100m3は発売から6年経過しているカメラ。
これからRX100m3を購入しようと思っている人はぜひ中古市場を探してみてください。定価で70,000円を超えるRX100m3が30,000円台で購入することが可能です。
発売からかなりの時間も経過しているので中古市場の玉数も比較的多く選択肢も多いカメラだと思います。
マイRX100m3
ちなみにこちらが私のRX10m3。最近は防湿庫の中で眠っていることが多かったですが、これまでいろんなところに持ち出していたので角は塗装がハゲてきています。
また一度ボディ内に埃が侵入したためソニーストアにて修理をしてもらっています。
RX100m3の底面にはマイクロ三脚を取り付けていました。タイムラプス的な動画を撮影するときにマイクロ三脚が付いていると便利です。
使わないときはこのようにたたむことができるので持ち運びや撮影の邪魔になることもありません。
このマイクロ三脚はDJI Pocket2についてきたもの。(単体でも購入可能です)
RX100m3は軽量なので充分載せることができました。スチール製で質感もいいので一つは持っておきたいマイクロ三脚です。
結論:RX100m3は2021も現役カメラ
実は使用頻度が低くなってきたため売却することも考えていたRX10m3。傷などが多数ついていたため査定してもらうと二束三文だったため売却を諦めた経緯があります。
そんなことでまだ手元にあったRX100m3ですが改めて使ってみた感想は
『まだまだ現役カメラ』であるということ。
最新カメラや高性能カメラに比べると見劣りする部分はありますが、必要充分な性能が詰め込まれた軽量・コンパクトなカメラなのがRX100m3。やっぱり手放せないカメラ。
最後に
ここまでほとんどがいい事ばかりでしたが、最後にイマイチな点もまとめておきます。
バッテリーが貧弱
正味2時間くらいの撮影でしたがバッテリーが残りわずかになっていました。容量が小さいバッテリーのため仕方がないところですが、予備バッテリーは必須になります。
USB充電中の撮影NG
最近のカメラでは当たり前になっていますがモバイルバッテリーなどで充電中は撮影することができません。長時間タイムラプスなどで数時間電源を付けたままにしておく場合は背面モニターの電源をオフにするなどの省エネ設定にする必要があります。
動画設定は選択肢が少ない
これは動画編でまとめたいのですが、動画記録設定の選択肢が多くありません。「1440 x 1080 12M」と「VGA 3M」しか選べず、フレームレートすら選択することができません。(もちろん4K撮影派できません。)
しかしこれらのイマイチな点は撮影時に工夫することで解消できることなので絶対的な弱点だとは思っていません。使う人によっては全く気にならないこと。
これらの弱点も理解した上で、SONY RX100m3を購入し撮影を楽しんでください!