こんにちは。ゼロイチです。
先日『宝とウォーク』というフォトウォークを主催し、その際にフィルムカメラ『OLYMPUS TRIP35(オリンパス トリップ35)』を使って撮影してきました。
『宝とウォーク』の様子はこちら
フィルムカメラにも少しずつ慣れてきました^^
ソニーのミラーレスカメラα7Rⅲも同時に持って参加していたのですが、デジタルカメラでは撮ることのできない写真がたくさん撮れたので、改めてフィルムカメラの魅力をお伝えしたいと思います。
目次
- 撮影に使った『OLYMPUS TRIP35』とは
- ソニーのミラーレス『α7Rⅲ』とは
- 狙ったところにピントを合わせるのが難しい(というか合わせられない)
- 解像度の高い写真は撮れない
- 逆光に弱い
- 構図を確認することができない
- でもその場の雰囲気を写真に閉じ込めることができる
- フィルムカメラも捨てがたい!
- TRIP 35で撮影した作例
- α7Rⅲの作例
撮影に使った『OLYMPUS TRIP35』とは
ちょっと持って出かけれるようにと『トリップ』という名前が付けられました。
もちろんフィルムカメラです。
ソニーのミラーレス『α7Rⅲ』とは
この世で一番素晴らしいミラーレスカメラです。☺️
4200万画素でこの世の風景を見たまま、いやそれ以上に映し出してくれる素晴らしいマシンです。
レンズはSEL2470GM。素晴らしい描写を誇るレンズ。
ソニー SONY ズームレンズ FE 24-70mm F2.8 GM Eマウント35mmフルサイズ対応 SEL2470GM
まさに現代の技術の粋を集めたセットになります。
狙ったところにピントを合わせるのが難しい(というか合わせられない)
それぞれのカメラで撮った写真を並べて見比べてみましょう。
TRIP 35はゾーンフォーカス方式なので、おおよその距離でピントを合わせます。
ピントを合わせようと思ってもぴったり合うことは難しいです。
というか雰囲気で合わせることしかできません。。。
TRIP 35
α7Rⅲ
解像度の高い写真は撮れない
片方はフィルムカメラ、片方は超高画素カメラなので比較することがかわいそうなのですが、TRIP 35は解像度の高い写真は撮れません。ま、仕方ないですね汗
TRIP 35
α7Rⅲ
逆光に弱い
これはレンズの問題かもしれませんが、TRIP 35は盛大にゴーストやフレアが出ます。
これはもう『味』になりますね。
TRIP 35
α7Rⅲも少しゴーストが出ていますがしっかりと描写できていますよね。
これはGMレンズの成果かもしれませんね。
α7Rⅲ
構図を確認することができない
レンジファインダーカメラなのでファインダーをのぞいて見える風景とレンズを通して写す絵は光軸がずれてしまいます。
目測で写真を撮らないといけないので慣れが必要ですね。
TRIP 35
α7RⅲはEVFを見ながら撮影できるので簡単にバッチリな構図を作ることができます。
α7Rⅲ
でもその場の雰囲気を写真に閉じ込めることができる
色々なデメリットがありますが、それでもTRIP 35を使うのは『その場の空気を閉じ込めることができる』からです。
デジカメは『写真』という二次元の風景を忠実に叩き出すことができますが、フィルムカメラはその場の『空気』を写真に納めることができます。
TRIP 35
何気ない風景をとりましたがその場の空気を閉じ込めることができました。
α7Rⅲ
α7Rⅲも素晴らしいカメラですが、フィルムカメラとはちょっと違う雰囲気の『絵』を叩き出しますね。
そして今回、デジカメで撮影した写真は「しまうまプリント」さんでネットプリントしました。
しまうまプリントのHPにデータをアップロードするだけで、後日プリントが送られてくるので簡単ですし、しかも非常に安いため多用させてもらっています^^
フィルムカメラも捨てがたい!
その場の空気を閉じ込めることができる数十枚に一枚の写真を求めてついつい撮影してしまいます。
フィルム代や現像代にお金がかかるので、頻繁に撮影することはできませんがこれからもちょくちょく使っていきたいと思います。
TRIP 35で撮影した作例
α7Rⅲの作例